子供を乗せるママチャリ選びの秘訣って何?
近くにスーパーがある人は、子連れでもベビーカーに子供を乗せて歩いていけますね。
しかし、徒歩圏内にスーパーがなく役に立つのが、子供を乗せて気軽に移動できるママチャリです。
車を持っていない・免許を持っていないママ、駐車場がない幼稚園や保育園の送り迎えの時にも便利です。
最近は、ママチャリもおしゃれなデザインが出てきて、ファッション感覚で乗っているママも多いのではないでしょうか。
我が家のママチャリ事情
私は、当時上の子を小児科に連れて行くのに徒歩15分ほどのところに通院していて、歩くにはちょっと遠い距離でした。
子供がまだ小さいと風邪をひいたり、予防接種などで行く機会が増え、他のママ達がママチャリに乗っているのを見て、私も欲しくなりました。
10万を超える電動アシスト自転車を買うなんて勿体無いと当時は思い、手ごろな電動アシストではない普通の自転車に、子供を乗せられるチャイルドシートを後ろに付けました。
しかも試乗もせずに、ネットで安全基準だけ満たしている、おしゃれでもない安いママチャリを買ったのです。
その自転車を買って二年後、下に兄弟ができました。
その予測はしていなく、現在持っている自転車は運転する私以外に載せられるのは、後ろのチャイルドシートに一人だけです。
あとづけで前にもチャイルドシートは付けられますが、三人乗りをする場合、バランスがとりにくくなるのでやめました。
その状況になった私は、一人だけ病院のときは自転車も使いましたが、大抵風邪をひくと二人同時なので、病院などに連れて行くときは、面倒でも車を運転することになりました。
そのため、自転車を乗る機会が、めっきり減っていきました。
今思えば、最初に前に子供を乗せられる自転車を買い、子供が増えても対応できるようにしておけば良かったと思います。
前乗り、後ろ乗りの範囲
自転車によってマチマチですが、だいたい、前乗りは10ヶ月~4歳未満かつ、体重15kgまでです。
後ろ乗りは、2~6歳未満で体重20kgまでです。
後ろに2歳が乗れるかというと少し疑問ですが、我が家は2歳半位から後ろに乗せていました。
私は、病院へ行くとき位しか乗せていなかったので大丈夫でしたが、幼稚園・保育園帰りに同じ年位の子を後ろに乗せている人は、乗っている子がお昼寝しだすと、頭がカクンとなっていて、少しかわいそうな状態になるので、小さいうちは前乗りがおすすめです。
こう見ると、前乗り後ろ乗り合わせても、ママチャリに子供を乗せられる期間って本当に短いと感じてしまいます。
この期間に電動アシストだと10万越えだったので、私は購入を躊躇してしまいました。
電動アシストか、電動アシスト無しか
当時は、お金をケチって電動アシストではない自転車を買って、結構後悔しました。
しかし、最近引越しをして、久々に一人で自転車を乗っていたら、そんなに苦ではないことに気がつきました。
今住んでいるところは、平坦な道が多く子供を乗せてもスムーズに進めたのです。
もちろん、電動アシストだともっと楽かもしれませんが、よい運動になるとプラスに考えたら、住む土地によっては、電動アシストではない自転車でも十分使えることが分かったのです。
逆に、以前住んでいた坂道が多い地域では、電動アシスト自転車は必須だったと思います。
実際、電動アシスト自転車を乗っているママ友が大多数で、そうではない自転車の私は肩身が狭かった記憶があります。
電動アシスト自転車のデメリット
とても便利な電動アシスト自転車ですが、デメリットもあります。
まずは、もちろん充電するのに電気代がかかること。
そして、初期費用、自転車本体の価格が高いこと。
あとは、遠くまで移動している途中で、充電切れになったら最悪です。
ましてや帰り道が上り坂だったら、ただでさえ重い自転車に加え、自転車用の充電器は相当の重さがあり、子供も乗せているので、結構な重量になります。
友人が充電切れで帰ってきた翌日は、手足パンパンの筋肉痛になったそうです。
子供が乗せられるおすすめ電動アシスト自転車5選
私の憧れだった電動アシスト自転車の使いやすさ・おしゃれ感を総合して、以下の5つをおすすめしたいと思います。
ブリジストンHYDEE2
私の周りのおしゃれママも、こぞってこのママチャリに乗っていました。
2009年に雑誌VERYからのオファーがあり、コラボで生まれたシリーズです。
スタイリッシュなので、ママだけではなくパパも好むスポーティなクルーザースタイルを取り入れた自転車になっています。
子供が一人で自転車に乗るようになったら、チャイルドシートを取っても使用できるので、長く乗ることができます。
YAMAHAPASKiss mini un
電動アシスト自転車が出てきた当初からあったママチャリです。
最初見たときは、タイヤが小さくて前に進むの?
と思いましたが、この小さい車輪が低重心と安定感があるので人気です。
PASには色々なシリーズもあり、PAS Kissは、26インチで普段パパが乗りなれているサイズなので、こぐのもスムーズに出来ます。
また、年々改良されていて、2016年モデルでは総重量が33.1kgだったのが、2017年モデルでは30.3kgと軽量化され、たとえ倒れた場合も起こしやすくなっています。
フレーム設計では、ハンドルとサドルの間を広くすることで、前に子を乗せた時にひざがあたりにくくし、乗りやすくなりました。
ブリジストンbikke
2014年のグッドデザイン・アワードを獲得したママチャリです。
カラーリングもシックで人気です。
前後輪でタイヤサイズが異なり、ママの使いやすさと、パパにも似合うアクティブさを両立しています。
走るときにパワフルなだけでなく、高い安定性で路面の段差にも強いです。
オプションも豊富で、雨や風よけのカバー類もbikkeデザインで揃えることが出来ます。
子供のデザインもあり、成長したらお揃いで楽しむことも出来ます。
パナソニックギュット・ミニ・DX
カラーが全8色あり、カラーバリエーションが豊富です。
タイヤが20インチなので、子供の乗せ降ろしが楽で、低重心で安定感があります。
スタンドを立てるとハンドルが固定され、駐輪した状態でふらつきがなく、買い物後に物を載せるときも便利です。
ギュットシリーズは、他にもあり、身長によっては26インチのものもあります。
ブリジストンアンジェリーノ
言わずと知れた電動アシスト付きママチャリの定番です。
対応身長が140cm~と小柄なママに乗りやすい設計となっています。
フレームやタイヤが太く、低重心で安定感があります。
電動アシスト自転車の安全性
色々なママチャリがありますが、一番大事なことは万が一の時の安全性です。
ママチャリに子供を乗せるときは、ヘルメットを装着しましょう。
また、最低限、自動車協会が定めた自動車安全基準を満たしている「BAAマーク」や、製品安全協会が定めたSG基準に適合する製品に表示される「SGマーク」がついているママチャリを選びましょう。
また、ブリジストンには、「あんしん傷害保険」がついていて、搭乗中に、万が一事故にあって怪我をした場合に保障してくれます。
盗難時にサポートしてくれる自転車メーカーは多いですが、通院も補償するのは中々ないです。
まとめ
電動アシスト自転車は色々種類があって迷ってしまいますね。
電動アシストではなくても良ければ、もっと選択肢が増えますね。
試乗しなくてもネットで購入できる時代ですが、子供の安全を一緒に載せるので、自分の目で確かめて、良いママチャリを選びましょう。
自分の子供の人数・坂道の有無、お出かけスタイルなどに合わせた、素敵なママチャリを見つけ、子供の移動手段を楽にして、子育てを楽しめると良いですね。