中高生の息子とシェアできるママチャリを探そう!
「息子が部活のある日は荷物が多いから、自転車で通いたい」と言い出しました。
私が10年前に買った自転車もサビサビになってきたので、2人でシェアできるママチャリを買うことにしました。
「えぇ~!ママチャリ~!かっこ悪いよぉ」という息子は、どういうママチャリなら、嫌がらないのか?
調べてみることにしました。
息子チャリに必要なのは?
丈夫さと安全性が必須!
中高生が通学に使う自転車に必要なのは、やはり「安全性」。
男の子ですから、無謀な運転、立ちこぎもするでしょう。
遅刻寸前で校門に滑り込むために、脇目もふらず、必死で自転車をこいでいる姿もよく見かけます。
そんな彼らの身をしっかり守ってくれる自転車でなければ、安心して買い与えることは出来ません。
中高合わせて6年間、壊れず、走り続けてくれる「丈夫さ」も大切です。
身長が少々伸びても、椅子の高さを調整すれば、乗り続けられる。
そして、夜間も、しっかり車から見つけてもらえるように、ライトや反射板がついている。
そんな自転車が必要です。
荷物がしっかり入る
そもそも息子が自転車通学を言い出したのは、かばんを手に持って、行きたくないからです。
斜めがけした教科書のぎっしりと入った、学生カバンに、弁当や体操服の入ったサブバック。
それに、部活カバン。
スポーツ部の部活カバンはデカいし、かさばる、そして、重い。
重いからといって、置いて帰るわけにはいきません。
汗でグッチョリ、毎日洗わなければ、次の日にそのまま着るには忍びない程の悪臭。
どんなことがあっても、持って帰ってもらわなければなりません。
電車の駅まで歩く時間、自転車なら、荷物かごに全部入れておけばよい。
自転車なら、満員電車で、肩身の狭い思いをしなくてよい。
そんな理由から自転車を検討しだしたので、「必要な荷物が全部しっかり荷物かごに入る」。
そのことが重要です。
男の子が乗っても、かっこ悪くない
「ママチャリ」というと、息子はそっぽを向きます。
「シティサイクル」と呼べばいいのかしら?
けれど、一緒のものですよね。
またがる時に、足が引っ掛からない。
背筋を伸ばした、楽な姿勢で、簡単に自転車に乗れる。
前カゴや、後ろにもカゴをつけることが出来、スタンドも鍵も標準装備されているから、買ったら、そのまま乗ることが出来る、そんな自転車です。
自転車屋に連れていくと、カッコいいスポーツタイプの自転車に息子たちは釘付け。
その彼らが納得してくれるような、ママっぽくないママチャリを探さなければなりません。
ママ視点から重要視することは何?
雨にぬれても、さびない
私がこれまで乗っていたママチャリは、白フレームのエレガントなタイプ。
最初は良かったのですが、今では、フレーム以外の部分が、錆びついてしまって、残念な姿に。
PTAの会合などで、自転車に乗って、学校へ行くと、校門前に、ずら~っと自転車が並べられます。
会合が終わって、皆と出てきたときに、自分の自転車を見られるのがちょっと恥ずかしい。
赤さびが全てを台無しにしているんですよね。
10年乗っても、壊れない。
自転車としての機能は生きている。
だけど、こんなに錆びてしまうと、これ以上、乗り続けるのは恥ずかしい。
雨に濡れた日は、自転車が濡れたからといって、タオルで拭いたり、お手入れしたりする手間はなかなかかけられません。
濡れても、錆びない。
手入れが楽。
そんな自転車が欲しいです。
コスパ!お財布にやさしいと嬉しいのだけれども・・
新しい自転車を買うにあたって、高すぎるのは困ります。
自転車もピンキリで、チラシで目を引く1万円を切るようなものから、高いものは通学用自転車でも10万を超えるようなものもあります。
まぁ、電動自転車にしない限りは、5万以上が高級自転車というところでしょうか。
「国産の自転車で、安全性を考慮して、3万円台のものにするか?」それとも、「高い5万円以上するものにするか?」という選択だと思います。
また、選ぶ際には、値段だけでなく、安全・安心の目安となる、自転車協会発行の「自転車協会認証」BAA(BICYCLE ASSOCIATION(JAPAN)APPROVED)マークがついているものの中から選びたいと思います。
さらに、購入時にかかる費用だけでなく、メンテナンスにどのくらい費用がかかるのか?
それも考慮しなければなりません。
「タイヤが粗悪品だったため、空気を入れただけでパンクした」なんてことになると、すぐにタイヤ交換が必要になってしまいます。
安物買いの銭失い・・とならないように、しっかりとクオリティを確認して、良いものを買いたいです。
どんなデザインなら、息子とママチャリをシェア出来るのかな?
ここまで、ぼんやりと買うべき「ママチャリ」の方向性が見えてきました。
息子が納得するママチャリ、デザインをぐっとシンプルなものにすれば大丈夫だと思います。
いろいろ選択肢を見せ始めると、「変速機が何段階もついたのがいい!」とか、「オートライトで自動点灯するものがいい」とか、言い出しそうです。
坂道の沢山ある通学路なら、変速機も必要でしょう。
しかし、シンプルな構造にしたほうが、値段も安く、壊れる可能性も低くなります。
通学路をしっかりと確認し、必要な機能のみに絞るようにしていこうと思います。
自転車屋さんからのおすすめをピックアップ!
自転車屋さんで薦められたものを紹介します。
ブリヂストンアルベルトとアルベルトロイヤル
通学用自転車でというと、まず薦められたのが、「ブリジストンのアルベルト」。
かなりお高いのだけが悩みです。
話によると、通学に耐える丈夫さが売りのようです。
アルベルトにもいろいろ種類があるようで、量販店で売っている、お安めのアルベルトは、フレームにアルミを使用。
しかし、それ以外は、ステンレスが使われているそうです。
ステンレスは重い。
アルミと比べると重さを感じます。
それを嫌がる人も多いとのことですが、重さが丈夫さに通じるそうです。
「タイヤの寿命も長い」とか「同じようにぶつけても、こっちは調整だけで済むよ。
ふつうはフレーム交換だけどね」、なんて話を聞いていると、大枚をはたいてしまいそうな自分がいます。
だって、息子の自転車通学の一番の心配事は、交通事故!
いざという時に、しっかり止まれるかどうか、そこをつかれると、少々の値段はしょうがないなと思えてきました。
ブリジストンアルベルトL型・S型64,800円から
ブリジストンアルベルトロイヤルL型・S型75,800円から
ブリジストンステップクルーズ
ブリジストンの通学用自転車には、上記のアルベルトや女の子向け「カジュナ 」の他に、「STEPCRUSE(ステップクルーズ)」というブランドがありました。
またがるのに、足が引っ掛からないデザインのフレーム。
家族みんなで乗れる、お洒落なカジュアル自転車だそうです。
お値段もそこそこしますが、国産ブリジストンの安心感。
デザインも素敵なので、息子だけでなく、私も気に入ってしまいました。
ブリジストンステップクルーズ 点灯虫モデル(シングル)¥37,800から
ブリジストンステップクルーズ ダイナモランプモデル(シングル)¥34,800から
ブリジストンステップクルーズ デラックス ベルトモデル¥60,800から
以上、同じようなご検討をされている方々の参考になれば嬉しいです。
まとめ
息子の通学用に「ママチャリ」の購入を考えて、いろいろ調べてみました。
すると、国産自転車と輸入自転車との違い、輸入自転車の安さの理由が分かってきました。
最近、ちまたで流行っている超高級自転車が自転車先進国の欧米からの輸入品が多いので、ママチャリも輸入品でもよいのかと思っていました。
しかし、通学で使うような価格帯の自転車は、少しお高めの国産品と、中国などからの安い輸入品に2極化しています。
子どもの安全・安心を考えるなら、国産自転車を選びたいと思いました。