ロードバイクシューズの洗い方はどうすれば良い?
ロードバイクシューズは、使っているとだんだんと汚れてきたり臭いが気になり出しタリするものです。
もしそうして汚れてきたり臭いが気になり出したりしてきたら、やはりそのタイミングで洗わないとならなくなるでしょう。
でもその時に問題になるのが、どうやって洗うのが正解なのかということです。
そこでここでは、ロードバイクシューズの洗い方はどうすれば良いのかということについて紹介していきます。
中敷きを外して水洗いする
ロードバイクシューズの洗い方は、実はそこまで難しいことはありません。
というのも、たロードバイクシューズは、普通のスニーカーの様に水洗いができる仕様になっているものが多いからです。
もちろん中には水洗いができないようなロードバイクシューズもあるかもしれません。
しかし、基本的にはロードバイクシューズは水洗いが可能なのです。
水洗いが可能だということは、洗い方もすごく簡単です。
ただ水洗いをすればよいだけになりますから。
なので、ロードバイクシューズの洗い方としては、まず一旦中敷きを外して、それから水洗いで中や外を流していくというシンプルな方法が正解になります。
中敷きを外すのは何故
水洗いする時にはこのように中敷きを外して洗うのですが、何故中敷きを外して洗うのかご存知でしょうか?
それには二つの理由があります。
まず一つは、中敷きの裏側も洗いたいという理由です。
一般的に人間は足の裏からすごくたくさんの汗をかきます。
そうして足の裏からたくさんの汗をかいていくということは、それだけ中敷きに染み込み、その裏まで突き抜けていってしまうこともあるということになります。
そうやって中敷きの裏側まで汗が染みこんでいってしまうのであれば、当然中敷きを外してそこも洗ってあげないと、臭いや雑菌は改善されていきません。
どうせ洗うのであれば、臭いや雑菌もしっかりと殺していった方が良いに決まっています。
だから、靴を洗う際には中敷きを外して洗わないとならないのです。
もう一つの理由は、単純にその方が洗った後に乾きやすいからです。
中敷きをつけたまま洗うと、まず確実に中敷きをつけたまま乾かそうとすることになるでしょう。
すると中敷きに隠された部分は、かなり乾きづらくなるでしょう。
靴の中自体も、中敷きによってスペースが埋められるので、乾きづらくなるはずです。
そうして乾きづらい状態で放置してしまうと、それによって雑菌が増えたり、最悪の場合カビが増えたりしてしまって、さらにひどい状況になる可能性が出てきます。
そういうこともあるので、中敷きを外すべきなのです。
ブラシでソールをしっかりと洗う
ソールを洗う際には、しっかりとブラシで洗うことをおすすめします。
ブラシを使用すると、目には見えないような汚れもしっかりと落としていくことができますし、そして何より、穴に入り込んだ汚れなども落としていけるようになるでしょう。
ロードバイクシューズの特徴は、やはりソール側に穴があることでしょう。
そこに汚れが詰まっていたりしたら、やはり安全面的にも危険になる可能性が出てきてしまいますし、良くありません。
しっかりとブラシで洗って、そのあたりの汚れまで落としていくようにしていきましょう。
靴の中は取っ手付きのたわしで洗う
ロードバイクシューズの裏側はそうしてブラシで洗っていくのが正解だと言えますが、では靴の中はどうやって洗っていけば良いでしょう。
靴の中は、取っ手付きのたわしで洗うのがベターでしょう。
たわしでなくても良いので、少なくとも取っ手付きのものを使うのがおすすめです。
取っ手付きの物を使わないと、つま先の方まできちんと洗うことが難しくなります。
つま先の方こそ、蒸れやすいので雑菌が繁殖しやすいところだと言えるでしょう。
だから、本当にしっかりと洗わないとならないのは、むしろつま先の方なのです。
しかし手にスポンジなどをもって洗おうとしても、上手く手を入れることが出来ないでしょう。
無理矢理入れようとすると、靴を伸ばしてしまったりする可能性もありますし、それも良くありません。
なので、そうならないように、靴の中は取っ手付きのたわしで洗うようにするのが良いのです。
ひどい汚れには洗剤を使うのもアリ
基本的にロードバイクシューズについた汚れは、ただの水洗いでも十分に落とすことは出来るでしょう。
なので、あえていちいち洗剤を使う必要もないかと思われます。
しかし、マレにひどい汚れがある時もあるでしょう。
さらには、汚れというよりも臭いが気になるということもあるはずです。
そういう時には、洗剤を使うのもアリです。
どんな洗剤を使うべきか
では、そんなロードバイクシューズの洗いに使う洗剤は、どんなものが良いのでしょうか?
洗剤といっても、食器洗い用のものや、洗濯用のもの、さらには靴専用の洗剤等色々あるでしょう。
基本的には、どんな洗剤でも特別問題はないでしょう。
しかしやはり一番良いのは靴専用の洗剤です。
靴専用ということは、ちょうど良い洗浄力や消臭力を持ち、必要以上に靴にダメージを与えることがないということですから。
もしそれがないのであれば、一般的な洗濯洗剤で良いでしょう。
やや薄めにして使うのがおすすめです。
また、チェーンの油汚れなどが激しい時には、食器用の洗剤でそこをピンポイントに洗うのもおすすめです。
食器用の洗剤はアラブ汚れに強いという特徴があるのです。
そういうシーンで使うにはぴったりなのです。
洗った後には陰においておく
ロードバイクシューズは、洗った後もすごく大切になります。
洗い方は特別難しいことはないように思えますが、干し方は、気を付けておかないと大きなダメージに繋がります。
というのも、そのまま洗濯バサミなどでつまんで、ぶら下げて干しておいたりすると、変形する原因となってしまうのです。
それはそうでしょう。
水などで環境を変えた上に、そうして重力によって引っ張られてしまうわけですから、伸びてしまうのも仕方なくなります。
ロードバイクシューズは、そうして干すのではなく置いておくのが正解だと言えるでしょう。
そしておいておく場所も、重要です。
乾燥させようというのであれば、なんとなく日光のあたるところにおいてしまいがちですが、それは間違いです。
日光のあたるところにロードバイクシューズを置いておくと、それによって日焼けをしたりしてしまいます。
ということは色あせの原因になったりするということになります。
だからそれは良くありません。
きちんと日陰においておきましょう。
風通しの良い日陰に置く
ただ、日陰ならどこでも良いわけではありません。
全く風が通らないような風通しの悪い日陰においていたら、湿度が高くていつまでも乾かなくなるでしょう。
そうしていつまでも乾かないでいると、それがカビの原因となりますし、カビは生えないまでも、中で雑菌が繁殖してしまう可能性はかなり高くなると言えます。
そうなったらそのロードバイクシューズを履くことが出来なくなってしまうでしょう。
そうならないようにするために、風通しはすごく大切なのです。
まとめ
ロードバイクシューズの洗い方は、特別難しいことはありません。
一般的な靴と同じように洗っていくと良いでしょう。
気を付けておかないとならないのは、きちんと中敷きを外して洗うということと、風通しの良い物陰において乾燥させるということと、ブラシやたわしを用いて洗うということくらいでしょう。
是非参考にして、定期的に洗ってあげて下さい。