初心者必見!ビンディングシューズの選び方のポイント!

ビンディングシューズ

SHIMANO(シマノ) ビンディングシューズ SPD クリッカー 43.0/27.2cm ブラック SH-CT41L

ビンディングシューズを選ぶ場合、どのようなポイントに気を付けて選べばいいのかについて説明をします。

ビンディングシューズにはさまざなタイプがあります。

自分はどんなふうに自転車を乗りたいのか、使いたいのか、予算はどれくらいあるのかなどについて考え、自分にぴったりの一足を選ぶと良いでしょう。

素材やデザインはとても豊富です。






ビンディングシューズとペダルの互換性

ビンディングシューズを選ぶ上でまず押さえておかなければならないのはビンディングペダルの互換性です。

ベンディングペダルでメジャーなのはロード用ペダルとマウンテンバイク用ペダルです。

ロードバイク用ペダルは穴が3つあり、マウンテンバイク用ペダルは穴が2つです。

そしてこの穴には互換性がありません。

ロード用とマウンテンバイク用の違い

ビンディングシューズはペダルとの互換性を考えて選ばなければなりません。

一般的にマウンテンバイク用のビンディングシューズはカジュアルなデザインのものが多いです。

私服とも組み合わせ安いです。

一方でペダルとの固定力が弱めです。

頻繁にペダルからシューズを外すことが多い街で乗るという用途に向いています。

通勤に使いたい人におすすめです。

ロードバイク用のビンディングシューズはレーシーなデザインが多いです。

カジュアルな服装よりも本格的なサイクルウェアと会わせるのがおすすめです。

ペダルとの固定力が高いので、ペダリング効率がとても良いです。

ビンディングシューズの留め具もポイント

ビンディングシューズをマウンテンバイク用かロードバイク用かを決めたら次は留め具について考えましょう。

留め具は大きくわけてシューレースタイプ、ベルクロタイプ、ラチェットタイプ、ダイヤルタイプの4つのタイプがあります。

それぞれにデザイン性や価格、調整のしやすさ、使い心地の良さなどに違いがあります。

自分にあったものを選ぶようにしましょう。






シューレースタイプ

シューレースタイプはスニーカーと同じように紐で調整ができます。

なので、履いたり脱いだりするときに若干手間がかかります。

しかし、自分好みに調整できるうえ、軽い傾向があります。

さらに、おしゃれなものが多いです。

ベルクロタイプ

ベクロタイプのものはシューズベルクロで留めるだけなのでとても脱いだり履いたりが楽なビンディングシューズです。

けれども、脚の固定力は弱い傾向にあります。

他のビンディングシューズに比べて安い傾向があるので、あまり予算に余裕がない人におすすめです。

ラチェットタイプ

ラチェットタイプのものは足の甲の部分はベルクロで足首の部分はラチェット式のバックルを配置したタイプのものです。

ラチェット式のバックルは足首をしっかりと固定できるので安心感を得やすいです。

ベクロタイプでは物足りない人におすすめです。

ダイヤルタイプ

タイヤルタイプはシューズダイヤルでワイヤーを捲いて締め付けて調整するタイプのものです。

見た目がとてもスッキリしています。

また、脱いだり履いたりたりとても楽です。

調整もしやすいです。

ダイヤルタイプのものにはダイヤルが1個のものと2個のものがあります。

1個のタイプのものは爪先側の微調整がやりにくいので、気になるのならば2個のタイプのものを選ぶとよいでしょう。

プロ選手はダイヤルタイプのものを使用している人が多いです。

価格も大切

ビンディングシューズは1万円ていどのものから4万円超えのものまであります。

価格の違いはどんなところに反映されているのかについて説明をします。

当たり前ですが、高いものの方が性能がよい傾向にあります。

重さ

ビンディングシューズは軽ければ軽い程ペダリングが楽になります。

疲労を押さえられます。

しかし、軽くなると耐久性が落ちやすくなってしまいます。

価格が高いビンディングシューズは軽さと耐久性を兼ね備えている物が多いです。

ソールの固さ

ソールは固い方がペダリングの力を逃がさずにペダルに伝えることが出る一方で、重くなってしまい、足が疲れやすくなってしまう傾向があります。

価格の安いビンディングシューズはソールの素材は樹脂製で強度はあるものの重い傾向にあります。

高い価格のビンディングシューズではソールの素材はカーボン製になります。

軽量なうえに固いです。

フィット感

価格の高いビンディングシューズの方がより足にフィットするように形にこだわっています。

足の部分によって素材を変えていることもあります。

デザイン性

価格が高くなればなるほど見た目も良くなっていきます。

とにかく試着をしてみましょう

自分にはどのビンディングシューズが合っているのかについてはとにかくいろいろと試着してみるのが一番です。

高い価格のものの方が性能は良い傾向にはありますが、人の足の形はさまざまで、何が一番フィットするかは実際に履いてみないことには分かりません。

初心者ならばビンディングシューズに慣れている人やお店の人に相談しながら片っ端から足を入れてみましょう。

きつすぎず、ゆるすぎず、ぴったりフィットしていることが大切です。

ビンディングシューズの中で足の指が動かせるものは避けましょう。

通販でも大丈夫

ビンディングシューズは実際に試着して自分に合ったものを選びましょうとしましたが、近くに専門ショップが無いという場合は通信販売がおすすめです。

通信販売であってもサイズが合わなかったり、あまりフィット感を得られなかった場合は簡単に交換をすることができるシステムを採用しているショップがとても多いです。

足の計測をしましょう

返品することができるとしてもなるべくなら一発で自分にぴったりとフィットするビンディングシューズを手に入れたいものです。

そうするためには足の計測を正確に行う必要があります。

まずは足の長さです。

靴下をはいた状態でかかとから爪先までの長さを測ります。

足は左右で大きさが違うので、両方の足で測り、大きい方に合わせます。

かかとは一番出っ張っている部分を起点とします。

次に足の周りについての測定をします。

親指関節根本の一番出ているところを母指球と言い、小指関節根本の一番出ていくところを小子球と呼びますが、この母子球と小子球を通るようにして周囲を測定します。

メジャーを捲くときは強く引っ張り過ぎないように注意をしましょう。

ビンディングシューズのメーカーごとにチャート式のサイズ表を作っているので、測った値をそこに当てはめて注文をすると外れる可能性を下げることができます。

試し履きは念入りに

通販で注文をしたビンディングシューズが届いたら試し履きをしてみましょう。

はきかたはかかとをビンディングシューズの後ろにしっかりと合わせるのがコツです。

爪先のあまり具合は5mm程度に納まっていると良いでしょう。

さらに甲の高さや足の幅が合っているかについてもチェックしましょう。

親指や小指はビンディングシューズの側面に当たっていたりして圧迫感が強くないか、足の甲の部分に強い圧迫感を感じないかなどをチェックしましょう。

つぎに爪先を床にトントンと軽く打ち付けて足をシューズの前の方に寄せてみます。

かかとに柚木がギリギリ一本くらい入るのが理想です。

まとめ

ビンディングシューズを選ぶとにはまず穴の数について決めましょう。

ロードバイク用とマウンテンバイク用では互換性がないので注意が必要です。

さらに留め具についても大切です。

デザイン性や機能性の違いがとても大きいです。

価格は1万円程度のものから4万円超えのものまでさまざまなものがあり、当たり前ですが、高価なものほど機能性が良いです。