初心者がまずそろえるべきサイクルジャージについて紹介します
サイクルジャージにはさまざまな種類があります。
半袖、長そで、ポケットつき、などなど悩んでしまうことが多いでしょう。
しかし、初心者が押さえておくポイントというのは決まっています。
初心者はまず、基本を押さえたサイクルジャージを手に入れてロードバイクに乗ってみましょう。
少し慣れてきたら他のサイクルジャージにもトライをしてみましょう。
目次
サイクルジャージの種類はとてもたくさん
サイクルジャージの種類はとてもたくさんあります。
カラフルで見本をみているだけでうっとりしてしまう人も多いです。
ロードバイク初心者はサイクルジャージの種類が多過ぎて目移りしてしまう人もいるかもしれません。
どれを選んでいいのか分からない場合はまず、基本を押さえるようにしましょう。
とりあえず半袖
サイクルジャージは大きく分けて長そでと半袖があります。
初心者が一枚目に買うのにおすすめは半そでタイプです。
半袖のサイクルジャージ一枚でロードバイクに乗れるのは地域にもよりますが、せいぜい、6月から9月くらいの間だけです。
しかし、半袖のサイクルジャージにアームウォーマーやアームカバーをつければ長そでのサイクルジャージと同じ機能を果たしてくれます。
下着とウィンドブレーカーを使えば冬でも活躍をしてくれます。
反対に長そでのサイクルジャージしかないと、夏場は暑くて不快感が高くなってしまいがちです。
ロードバイク初心者が最初の1枚目として買うのならば半袖のサイクルジャージがおすすめです。
UVカット機能つき
サイクルジャージの中にはUVカット機能がついているものもあります。
ロードバイクは野外のスポーツなので常に紫外線に晒されることになります。
真夏でなくても、晴れた天気でなくても紫外線は常に降り注いでいます。
標高の高い場所を走ることになるのならばなおさら紫外線は強いです。
紫外線を浴びると体力を消耗したり、肌がひりひりしてしまったりします。
将来のシミや黒子の原因だけでなく、緑内障や皮膚がんの原因にもなりかねません。
普通の布など、紫外線は簡単に通り抜けてしまいます。
日焼け止めを全身に毎回塗るのは大変ですし、汗ですぐに落ちてしまうので1時間おきくらいに塗り直さなければなりません。
しかし、UVカット機能のあるサイクルジャージを着れば、それだけで紫外線対策をすることが出来ます。
半袖の場合、肌が出ている部分はUVカット機能付きのアームカバーやグローブ、レッグカバーなどを使えば保護をすることが出来ます。
通気性が良いもの
ロードバイクでの運動はとても汗をかきます。
汗をかいている最中は蒸れたり、服が肌に張り付いたりして不快ですが、運動をやめると一気に身体が冷えてしまいます。
通気性が良く、速乾性の良いサイクルジャージならばロードバイクで走っている最中に汗をかいたとしてもすぐに乾いてくれるので、不快さを軽減してくれます。
また、身体の冷えも予防してくれます。
背中に大きなポケットのついているもの
ロードバイクには前かごや荷台など、荷物を入れる奥スペースがありません。
そのようなものは車体を重くし、空気抵抗を増やし、スピードを阻害する不要なものだからです。
しかし、伴奏車を確保しない限り、手ぶらでサイクリングをするわけにはいきません。
ロードバイクにドリンクホルダーやポーチなどを付けることもできますが、それでも持ち運べるものには限界があります。
サイクルジャージの中には後ろに大き目のポケットが付いている物があります。
たくさんのものを入れることはできませんが、鍵や財布、スマートホン、地図程度ならば充分に入ります。
背中のポケットなので、空気抵抗を増やす要因にはなりにくいですし、揺れて重心がぶれるということもありません。
派手で視認性の高いデザイン
ロードバイクは基本的に車道に出て、車と同じ場所を走ります。
かなりのスピードも出ます。
事故を防止するためには車のドライバーから見つけやすい恰好をしていることが大切です。
派手な色使いで視認性の高いデザインのサイクルジャージを選ぶようにしましょう。
黄色が特に人間には見えやすい色だと言われています。
反対に、黒や青などは見つけてもらいにくいです。
蛍光塗料が使われていたり、反射板がついていたりするサイクルジャージならば雨や薄暗い時間帯でも、遠くからでも目立ちます。
ロードバイク初心者の人には、派手なサイクルジャージは気後れしてしまうこともあるかもしれませんが、自分とドライバーの人生を守るためにとても大切なことです。
試着してから買いましょう
サイクルジャージを選ぶ際、機能的にも大切なことがたくさんありますが、自分にフィットしているということもとても大切な要因です。
初心者は特に仕度してから買うようにしましょう。
初めてサイクルジャージを買う時、大き目のサイズを選んでしまいがちなのが、初心者にありがちな失敗です。
サイクルジャージはジャストフィットのサイズでなければなりません。
大きすぎるとサイクルジャージが動いてしまい、空気抵抗が増えてしまってペダルが重くなってしまいます。
後ろのポケットも揺れてしまい、重く感じてしまったり、重心がとりにくくなってしまったりします。
反対にサイクルジャージが小さすぎると身体を動かしづらく、ロードバイクを漕ぎにくくなってしまいます。
理想は採寸してもらってオーダーメイドのサイクルジャージを作ってもらうことですが、そうまでしない場合は店頭に赴き、実際に試着をして着心地を確かめてみるようにしましょう。
ただ来て立つだけでなく、できればロードバイクにまたがって前傾姿勢を取ってみましょう。
分からなければ相談を
サイクルジャージで分からないことがあれば1人で悩まず、相談してしまうのが一番手っ取り早い解決方法です。
ロードバイクをやっている先輩でもいいですし、お店の人でもかまいません。
とくに、お店の人はとても親切に、そして的確に教えてくれるはずです。
実際に来店して買うのがおすすめです
サイクルジャージは安く手に入れようと思えば、ネットの通販やフリマアプリなどでも買うことができます。
しかし、これは特に初心者にはあまりおすすめの方法ではありません。
サイズの確認ができない
サイクルジャージに表記されているサイズはあくまで目安でしかありません。
メーカーによって微妙に変わってきています。
しっかりとサイズを確認して購入したとしても、フィットしない場合もあります。
安いのには訳があることも
値段が相場よりも安い場合、理由があることが大半です。
写真では問題なさそうに見えても縫製が雑だったり、素材が悪かったりするようなこともあります。
安いものを買ったら普通のティーシャツと変わらないようなサイクルジャージの場合もあります。
色も写真とは写りが違うこともあります。
サイクルジャージは消耗品です
サイクルジャージは基本的に消耗品です。
新中古ならばともかく、中古品はそれなりに汚れていたり、ほつれていたり、使い古されている場合が多いです。
まとめ
サイクルジャージは様々なものがあって、初心者は目移りしてしまいがちです。
しかし、基本を押さえたモノを選びましょう。
半袖で、UVカット機能があり、背中にポケットがあって、通気性が良く、視認性の高いことが大切です。
買う時にはできるだけ直接来店をし、試着して決めるようにしましょう。
分からないことは相談するのがおすすめです。