巷で評判のサイコンをマイ自転車に取り付けてみた結果
サイコン、サイクルコンピューターの略語です。
これを取り付けることによって、単調なサイクリングでも数字での結果があれこれ見られるので、モチベーションアップには欠かせないと評判ですね。
まあどんなものなんだろうと、ちょっとググってみましたが結構面白そうだなと、マイ自転車に取り付けてみることにしました。
ちなみに愛車はロードバイクでもない、普通のミニベロです。
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サイコンってロードバイクには不可欠なの
まあ正直な所、特に取り付けなくても不自由はありません。
普通に走る分には、必須なものではないと言えます。
特に週末に、サイクリングコースを何時も違うところに行くとか、景色を楽しむ自然の中を走りたい何か発見を、というような人には特に必要は無いといえますね。
しかし、やはり走るからには良い記録を出したい、その記録はしっかりと取っておきたい、前回の走りと比較をしたいなどの欲のある場合、これがあると便利です。
心拍数やタイヤの回転数まで測ってくれますから、よし前回よりも良い記録を、などというモチベーションアップには最適の機械です。
また運動のしすぎに問題が出そうな人にも、数字でしっかりと表示されて、ここまでとすぐに分かりますのでサポートになってくれますね。
ダイエット目的の人も、これなら消費カロリーなども計測してくれますから、やる気に拍車がかかるというものです。
まあ毎日、同じコースを延々と走るのは、退屈しますよね。
サイコンでの表示は、そんな退屈さを吹き飛ばしてくれるものです。
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これは試してみてはどうだろうかと
さてそのサイコンですが、どの程度の効果というか面白みがあるのだろうかと、ちょっと試してみることにしました。
筆者は特にロードをやってはいません。
持っているのも、普通のミニベロです。
まあ興味は勿論ありますし
筆者の場合、最寄り駅までの距離が少々あるのが、自転車愛用の主な理由です。
バスに乗るには近く、歩くにはいささか遠いという、微妙な距離なのですね。
なので自転車で走ります。
時には隣駅まで走ることもあります。
電車代節約のため、せっせと自転車を漕ぐわけです。
なので1日の自転車の走行時間は、短い時で20分長い時だと1時間位です。
ロードランナーの人に比べれば短時間ですが、普通の自転車使用者ではそこそこの時間乗っていると思います。
なので、この日常の自転車走行がどの程度の運動になるのか、ちょっと知りたいという気もあったのです。
ちなみに家の周囲はかなり、坂が多いのでそれなりに自転車漕ぐのは大変です。
お試しのようなものなのでまずは安いもので
さてサイコンですが、お値段の上下幅がすごいです。
上は10万近いものから、下は1000円ちょっとで購入できるものまで、あまりにすごい幅があります。
国産の製品か輸入品かという問題もありますが、何よりも機械製品の値段というのは、性能に比例しています。
なので安いものは本当に、基本的な性能だけのサイコンだというわけです。
1000円台のものですと、速度、走行距離、消費カロリー数、ペースアロー程度です。
いや初心者である筆者には、これでも充分な機能がついていると思えたのは事実です。
これだけ分かれば充分だと思えたのですね。
有線にするか無線にするか
機能の事は置いておいて、まず有線にするか無線にするかを決めなくてはなりません。
無線のほうが安いのと、電池も少なくて済む、また取付後に信号が途切れるなどということがないのが特徴です。
ただロードバイカーさんたちにとっては、この有線のラインが邪魔という人が多いのだそうです。
まあ気持ちもわかります。
愛車の綺麗さを、ラインで邪魔されたくないということですね。
筆者の場合、お試しに加えて特に愛車の見た目がどうのという事は気になりませんでしたので、有線にしました。
取り付けがちょっと面倒だと言われ
無線に比べて取り付けが面倒だと言われたのですが、まあ実際説明書を読んだ限りでは確かに、面倒そうでした。
ただ筆者の場合、愛車を購入した自転車専門店、ロードバイカーの集合場所にもなっているような専門店で、取り付けまで頼んだので何も面倒なしに終わりました。
たかが2000円ほどのサイコンを、取り付けまでやってもらうという贅沢をさせてもらったのには、感謝です。
購入店で取り付けをやって貰える場合、初心者はお願いしてしまうのがおすすめです。
取り付けのやり方はしっかりと見ておいたので、次の機会にはなんとか自分で出来そうだと、しっかり覚え込んだ筆者です。
最もシンプルで基本的なサイコン
使い込んだミニベロに、真新しいサイコンを付けて走ることになりました。
ちょっと恥ずかしいと言うか、ロードバイクでもないのにサイコンを付けてというのは、面映い感じもしました。
しかしまあ好奇心のなせる技ということで、お店ののスタッフさんも笑って送り出してくれたのです。
ちなみに筆者のミニベロは折りたたみタイプではないので、有線でも問題はありませんでした。
しかし折りたたみの出来るタイプのロードの場合、また折りたたんで電車などで移動をする場合、無線のサイコンでないといささか辛いだろうとのことでした。
サイコンを装備して走ってみた
さてサイコンを装備した自転車で、せっせと走ってみました。
近場の買い物でもそれなりに
まあこれまで、歩いてかかる時間とか自転車で走っての時間で、大体の距離を掴んでいたのです。
ただこの歩く走るの場合、それこそ日によって速さが違います。
結果、体感的な距離も多少が生まれたりもしていました。
それがサイコンを装備したことによって、しっかりと距離がわかるようになったのです。
近いと思っていたスーパーまでの距離が、思っていた以上にあったのも驚きでした。
また逆に、結構遠いなと思っていた店までの距離が、意外と近かったということもありました。
坂道だったりするとやはり、体感的に遠く感じるのでしょうね。
思っていた以上にカロリー消費
隣駅までの走りですが、これが思っていた以上にカロリー消費していることが判明しました。
あまり急がずのんびりと走っているつもりだったのですが、どうやらそれでも距離と坂道という2つが、カロリーの消費に一役買っていたようです。
このルート取る時には、何かカロリー摂取しないとへたばる危険性があるというのが、判明しました。
日によっての走りの状況がまちまち
勿論自分の身体の状況やコンディションで、スピードなどに違いは出ているのはわかっていました。
それが自分で思っていた以上に大きいというのが、サイコンのおかげで判明しました。
同じ時間に出て、なのに電車にのるのに楽勝な時と、ギリギリだったわけが充分にわかりました。
信号待ちとかも勿論あるのでしょうが、やはりこの漕ぎの速さのブレというのは、馬鹿にできませんね。
次に購入する時にはもうちょっといいものを
実は今回の購入の時に、お店の人に言われたことですが、最低ケイデンスとバックライト機能がついているサイコンがおすすめと言うことでした。
ケイデンスは、1分間のペダルの回転数を計測できる機能です。
バックライトは言うまでもなく、暗くなった時にも表示が見えるようなライトです。
どちらも今回は必要ないかと思って、最低限の機能のものにしたのですが、この2つはあると便利だなと使用してみてから実感しました。
まあ次に愛車の買い替えの時に、一緒にサイコンもちょっとだけいいものに買い換えようかと思っています。
実際に付けてみると、基本的な機能のものでも確かに、あれこれと便利でモチベーションも上がるのがわかります。
お財布の余裕のある場合、普段の自転車にも取り付けして、楽しんでみるのもよろしいかと思われます。
まとめ
あまりまともな理由ではなく、ちょっと不順なと言うか単にお試しで取り付けてみたサイコンです。
でもこれが、思った以上に面白くて表示を見るのがかなり楽しみになりました。
惰性で毎日漕いでいた自転車ですが、なるほどこういった楽しみ方もあるんだなと、ちょっと納得した次第です。
実際にロードで走っている人には、確かにこれは使い勝手もよくお役立ちな機械だろうとも、確信できました。