初めてサイコンは理由と性能を把握して上手に使いこなす方法4点

サイコン(サイクルコンピュータ)

ロードバイクに乗っている又は興味の有る人なら覚えておきたいアイテムの一つにサイクルコンピューター略してサイコンと呼ぶ物が有ります。

サイコンはロードバイクに取り付けて、自分が走った距離や消費カロリー、スピード・ケイデンスなどが表示されデータを取る事が出来ます。

自分の能力を把握してレベルアップすることもでき、健康管理としても使用出来ますし、ロードバイクのメンテナンス時期を把握する事も出来るとても便利ですので是非、使用してもらいアイテムです。



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サイコンを使う理由

ロードバイクに乗っている人には是非使って欲しいアイテムです。

サイコン一つで自分のレベルや自転車の状態を把握する事が出来ます。

競技に出場を目指している人は走行距離や消費カロリー・ペタリングなど具体的に成長を実感出来るからです。

競技なんて参加しない楽しく乗れれば良いという人もメンテナンス時期を把握出来るので安全に走る事が出来ます。

走行距離を把握

基本的な機能の一つに走行距離が有ります。

誰もが、自分はどのくらい走れるのか気になると思います。

初心者の人は体力とケイデンスを把握するために使用してみて下さい。

ある程度、走っている人は練習プログラムの数値として使用していると思います。

今日は何キロ走ると言う目標を持つと、より楽しく走る事が出来ますよ。

速度を把握

速度も基本的な機能の一つですね。

走り続けていると欲が出て、もっと早く走れるようになりたいという気持ちが出てきます。

データを取っていれば、自分の体調を見ながら速度を考える事が出来ます。

また、平坦な道ばかりではありませんので、坂道やカーブなど速度が速いと危険を伴う場所も有りますのでサイコンで確認しながら安全に走る事が出来ます。

メンテナンスが可能

サイコンには積算距離も把握出来ます。

自分が今までどれだけ走ったかを確認する事でロードバイクのメンテナンス時期も把握出来ます。

タイヤの消耗具合や各パーツの取替え時期など、壊れて事故など起こす前に整備して安全に走りましょう。

慣れてくると定期的に取替え時期も分かってくるのでロードバイクの事を理解するまでは目安としてサイコンは必需品だと思います。

成長を実感

サイコンは色々な情報を表示してくれるので見ているだけでも楽しくなります。

乗っている時は心拍数やケイデンスで現在の状態の善し悪しが分かるし、後でデータを分析すると前の自分と比較して数値が良いと更にやる気が出てきますよ。

少しでも良い結果が出ると、より楽しくなりますね。

自分自身を知る

今まで自転車に乗って計測なんてした事が無い人には自分の事が数値になって表示されることが面白いと感じると思います。

何だかスポーツ選手になったような感覚で自己管理するのもカッコ良く思えます。

体調管理は勿論、ペダリングやケイデンスなど筋肉や走り方の改善も出来るので、自分の体と対話してみて下さい。



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走行中の表示

走行中は夢中になって走ってしまい無理をし過ぎる場合が有ります。

逆に体調が悪い事に気づかなかったり、無理して走って余計に具合を悪くさせたりします。

自分の事が分かっていなかったり、気づかなかったりする場合でも数値を見れば気をつける事が出来きます。

ロードバイクは軽くて走りやすいですが、ケガをする人も多いので安全に走る指標にもなります。

スピード

走るスピードも気になりますよね。

最初はスピード感に慣れるまで恐いと思いますが、ロードバイクは時速何キロという単位で速度が出ますので風を切って走る楽しさは止められないでしょう。

サイコンによっては過去のデータを比較する事も出来るので、一番早く走れた時は嬉しくなります。

ケイデンス

ケイデンスとはペダルの回転数の事です。

軽いギアを高回転で回すか、重いギアで筋肉に負担をかけて回すかは個人の好みが有りますが、通常は軽いギアで回す事が好ましいでしょう。

最初は数値を気にせず無理のないペースで回していき、慣れたら目標値を決め回して見ると回転数が上がっていきます。

色々試して見て自分にあう走りを覚えていきましょう。

心拍

心拍数は自分の体を知る一つの目安になります。

トレーニングしている人は勿論、ダイエットや気軽に乗っている人でも無理をせず走る事が出来ます。

参考として、最大心拍数の算出方法は220-年齢が目安です。

目的別に心拍数を維持して適切に走るようにして下さい。

斜度

山道や坂道を走る時に気になるのが傾斜ぐあいです。

斜度を数値化する事によって走る時の姿勢やペダルの回し方など対策が立てられ、今後のトレーニングの指標ともなります。

山道が好きな人にはおすすめの機能です。

パワーメーター

ペダルを回す時にどれくらいの力を入れて回しているかを数値化したもの。

色々な道を走る人におすすめで、平地と坂道では力の入れ具合が違うので筋肉の使い方や体力を知る事が出来ます。

パワーメーターという付属品が必要で高額なので余裕のある人は付けてみても良いと思います。

地図

ロードバイクだと遠くまで走る事が楽しくなってきます。

ついつい走り過ぎて今、何処を走っているのか迷子にならないようにしたいですね。

サイコンにはGPSが搭載されたものが有るので方向音痴の人は有ったら便利かも知れません。

お値段の方が少し高くなるので、よく考えてから購入して下さい。

データ表示

 走り終わった後、今回の自分はどうだったのか確認したくなるものです。

過去のデータと見比べて一人反省会を行うのも楽しいですよ。

サイコンも種類が沢山出ていますので自分が確認したいデータが見れる物を購入してみて下さいね。

走行距離

やっぱり走行距離が気になります。

ロードバイクに乗っていると前よりも距離を伸ばして遠くまで走りたいと思います。

憧れの道や大会に出場出来るようになりたいと思うようになるかも知れません。

前より走れるようになると自信も付き更にやる気が出てきます。

消費カロリー

ダイエットや最近体型が気になっている人には便利な機能です。

心拍数やケイデンスなど他の機能と組み合わせて効率的に脂肪燃焼が出来て代謝も良くなります。

ダイエットとトレーニングが一緒に出来て一石二鳥です。

走行ログ

走行ログが記録として残しておける機能です。

メーカーによって残せるログが違いますが、自分を知るためには便利な機能です。

サイコンだと残せる期間が短いので、長期間分を残せるよう色々なサイトが有るようです。

長期的にロードバイクを使用するなら試して見るのも良いですね。

獲得標高

獲得標高は山を登る時に有ると便利な機能です。

どんな山に登ったのかが分かるので山道を登る時の目安になります。

メーカーにもよりますが、多少の誤差はしょうがないですが、なるべく正しい数値を記録してもらうためには気圧センサー付きのサイコンをおすすめします。

TSS

TSSとはトレーニングでどれだけ体に負担がかかったのかを示す数値です。

基準は100で、1時間で出せるパワーがどれだけかを数値化したものです。

トレーニング用になりますが、自分の力量を知り計画的に練習するには便利な機能です。

ペダリング効率

ペダルを踏む力の強さを表しているそうですが、100%正しいという答えは内容です。

ペダルを踏む時に正しい足の置き方や力の入れ具合があれば速度に繋がると考えますよね。

すぐに直結する訳では無いので、フォームの確認に使用すると良いでしょう。

また足の重さでも数値が変わってくるので体重管理もした方が良さそうです。

選び方

 サイコンは種類が沢山出来ているので選ぶのも一苦労です。

ある程度、選ぶ基準を持っていないと判断に困ります。

サイコンは自転車に直接つけるので有線か無線か、計測可能な項目で選ぶか、便利機能が付いているか、など自分の走る目的や目標に合わせて選ぶのが良いでしょう。

有線かワイヤレスか

センサーユニットと本体を有線ケーブルで接続するか、無線ワイヤレスにするのかどうかです。

無線の方がケーブルで自転車がごちゃごちゃせず見栄えが良いのでワイヤレスにする人が多いようです。

電池や電波状況によって異常が発生する場合もあり、価格が有線より高いのがデメリットです。

有線はケーブルや配線が面倒だったり劣化したりしますが、電波の影響を受けないのでデータが安定しているし価格も無線より安いのがメリットです。

機能は多め少なめ

基本的な走行距離や速度は大抵ついていますが、より多くのデータを必要とする場合は価格が高くなっていきます。

最初は安価なものから始めて、自分のレベルに合わせて買い換えていくのがおすすめです。

目的別が一番

ロードバイクを乗る人は様々な理由で乗っていると思います。

自然の中を楽しく走りたいと言う人は簡単な走行距離や速度が分かる物、トレーニングを行う人は多くのデータが取れる物など自分に有った物を選んで下さい。

サイズはお好みで

サイズも色々有るようで、画面が大きい方が見やすくて好きと言う人、とにかく軽量が良いと言う本格派な人、実際に手に取って比べて見ると楽しいと思いますよ。

便利機能もあります

GPSが付いたサイコンも有り、地図を表示し、設定したルートをナビしてくれる機能もあります。

当然、価格は高くなりますが知らない道や遠くまで走りたい人には良い機能です。

また、スマホやPCサイトにデータを転送して管理する機能も有るので便利機能が欲しい人は要チェック項目です。

やっぱり価格

最終的には価格が決め手になりますよね。

欲しい機能はいっぱい有るけど払えなければ仕方有りません。

その中で何が自分にとって必要なのかを考えて、無理せず購入して下さい。

まとめ

サイコンを付けているだけでカッコ良く見えますが、機能や走る目的など様々な事を考えて購入しなければ良い走りもが手に入らないんですね。

走っている時の見やすさやデータ管理など知らない事が沢山あって勉強になりました。

サイコンは自分と自転車の体調を知らせてくれて、自分を表現してくれる物でもあります。

是非、自分の目的や目標に合わせて納得のいく一品を見つけて欲しいです。

そして楽しいロードバイクライフを送って下さい。