サイコンは運動の後押しをしてくれるありがたい機械だけど、選び方とかお値段は?
自転車にサイコンを取り付けている人を、結構町中で見かけるようになりました。
皆さんそれだけ健康のことを考えているのかな、と思ったりもします。
また、やはり単に自転車で走るだけではモチベーションが上がらないのかな、と言う感じもしないではありません。
実際、仕事や日常生活で使用している自転車、実はどの程度の運動量なのかということも、結構気になりますよね。
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エクササイズとして乗っている人は勿論だけど
自転車をエクササイズとして使用している人もいれば、日常生活の脚として使用している人も勿論います。
と言うよりも、実際には日常生活の脚としての利用が、最も多いはずです。
筆者もそうなのですが、駅までスーパーまで歩けないことはないけど、でもちょっと遠くてという時に、自転車は大変にお役立ちです。
またその機動力、買い物荷物の運搬には大きな力を発揮してくれます。
発揮しすぎるので、つい買い物したはいけれど、駐輪場から自宅の玄関までで自転車の機動力を思い知らされることもあります。
どれだけ買ったの自分、と思わず突っ込みたくなるのがそういう時です。
そしてふと、考えてみれば最低でも30分位は1日に自転車で走っているんだし、どの程度の運動していることになるんだろう、という疑問も湧いてきます。
運動のあれこれを書いた本を読んでみると、大体1キロを何分で走った場合、などという概算は出てきますが、ちょっと物足りないですね。
そんな時にサイコンが役に立ってくれるのです。
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サイコンって何だろうと思って当然
サイコンを街なかで結構見かけるようになりましたが、まだ認知度は高いとは言えません。
自転車競技やロードを趣味としている人、エクササイズとしてのライドをしている人はともかく、日常の足の利用者はまた知らないという人のほうが多いですね。
見た目はギアなどと同じように見えてしまったり、何か自転車の付属品のように見えますから、まあ当然といえば当然です。
しかもロードバイクなどの特殊な自転車に取り付けられていることが多数ですから、中々普段の足にしている人への認知度は、上がらないようです。
それでもポツポツ、普通の自転車、ママチャリやミニベロにも装備されているものが、散見されるようになってきました。
日常生活でのモチベーションアップ、目指しているに違いないなあ、などと筆者思っているのです。
要はサイコンてどういう役に立つ
普通自転車で走っていて、今日は何キロ走ったなどということは、地図で確認するとかナビで計算するしか確認方法はありません。
ずいぶん走ったなと思っても、後で確認してみたら思ったよりもずいぶんと短距離でがっかり、などということもありますね。
サイコンを取り付けておくと、走った距離もすぐに確認できますし、昨日との比較もできます。
心拍数なども表示されますので、心臓に負担をかけすぎないように調節して走ることも出来ます。
今日はこんなに走れたという満足感も、これだけスピードを出せたという達成感も味わえるのです。
つまり、面白みの減った毎日の日常生活に、ちょっとした刺激と満足感を与えてくれるのですね。
自分はなんと今日100キロも走ったんだ、まさかそんな、じゃあこれ見てくれ、などという会話もできるのです。
これは中々、痛快な経験と言えるのではないでしょうか。
勿論エクササイズとして毎日走る人も、代わり映えのしない景色の連続でいささか疲れてしまっていることもあります。
そんな時にサイコンがあれば、明日はもっと記録を伸ばそう、などという気にもなるわけですね。
サイコンってお値段的におすすめは
何の機械でもそうですが、お値段は性能に比例します。
しかし高いもの、高性能のものを買えばいい、というわけでもありません。
1000円台からあるありがたさ
サイコンを市場で見てみますと、何と安いものだと1000円台から出ています。
そんな安いものでは役に立たないのでは、と思ってしまうかもしれませんが、最低の機能はついているので安心して下さい。
走行距離やスピードはしっかりと出ますので、特にあれこれ細かいことは気にせず、その辺りだけを目標にしたい人にはおすすめです。
特にまだサイコンについてよくわからないという場合、また日常生活の脚で使用しつつちょっと走行距離なども測っておきたいという人には、充分ですね。
何よりシンプルなので故障も少なく、最初のお試しとしてはこの値段帯のものでやってみて下さい。
ちょっと気になるのが心拍数とかケイデンス
心拍数は出来れば抑えておきたいという人、少なくないと思われます。
特に高齢者の場合、この心拍数が心臓の負担をある程度教えてくれますので、安全のためにも欲しいところですね。
またダイエット中の人の場合は、心拍数をある程度上げないとカロリー消費できませんので、その目安として見ておきたいところです。
ケイデンスについては、これはペダルの回転数を意味します。
普通に走っている分にはあまり必要のない数字ですが、ロード目的の人にはこれも必須の性能になります。
この辺り全部となると、お値段の方も20000円台に乗ってきます。
目的があって、サイコンを装備するという人は、この値段帯以上でと考えてみて下さい。
上は天井知らずですので
お値段的に見ていくと、この後は天井知らずに上がっていきます。
その代り、ナビゲーションも使用可能になったりライフログの機能も充実してきます。
正直ここまで来ますと、もう自転車を走らせるという範疇から離れてしまう気も、しないではありません。
普通に自転車を使用している人、ごく普通にエクササイズをしている人には、この辺りの品はまあ無縁と言っても過言ではないでしょう。
ただ誰も知らないところへのロード、ひたすら走り続けて行きたいという根っからのバイク乗りには、必要な出費かもしれませんね。
大は小を兼ねると言うけど
大は小を兼ねるとよく言われますが、ではサイコンも高めのものを購入したほうがいいのでしょうか。
それも実は一理あります。
最初は必要ないかと思った機能が、後に大事になってくるかもしれません。
しかし考えて見るに、手書きでメモることで充分な場合、わざわざパソコンを立ち上げてメモ機能を使用する人は、まずいないですよね。
不必要な過剰な機能はそれこそ、結局使わずに無駄になってしまうこともあります。
とりあえずスピードと走行距離が知りたい場合、最も安く手に入る機種でお試しして、その後気持ちの変化に従って機種変更していくのがおすすめです。
サイコンのちょっと変わった使い方
最後にちょっと変わったサイコンの使用法です。
エアロバイクの場合、勿論心拍数や走行距離など多くの情報を使用者に与えてくれます。
実際に移動していなくても、この数値のおかげで運動量が把握できるのですね。
しかし時に、古いエアロバイクの表示数値に間違いが出てくる場合があります。
特に大きな間違いというわけではないのですが、その表示間違いが心拍数だったりすると高齢者には問題が起きてしまうことがあります。
エアロバイクにもサイコン、取り付けてみてはいかがですか。
結構表示値が違うので、ちょっと驚くかもしれません。
使い込んだエアロバイクの場合、ちょっとしたことでこれらの数値が甘くなっていることがあります。
サイコンが手元にあれば、確認することも出来ますのでおすすめです。
まとめ
サイコンと聞いてもそれ何、という答えがまだまだ返ってきます。
しかし自転車を使用している人には、これは中々のお役立ち製品です。
自分の運動量というのは、誰でも気になるものです。
とはいえ車より移動は自転車のほうがと言われても、実感というのは感じづらいものです。
サイコンを使用することによって、数字でそれがしっかりと確認できるのです。