サイコンは一般層にも広がっている?アマチュアの利用者が増える理由と選び方まとめ
自転車に取り付けて様々なデータを表示させるサイコンが人気になっています。
自転車好きな人が使う専門的なアイテムではなく、通勤や通学に使う人に広まっているのも特徴でそれぞれのスタイルで使い分けが進んでいます。
データを取得することで健康状態や効率的な運転状態をチェックできるのも魅力で、健康維持や通勤の効率化のために取り入れる人が増えているのです。
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目次
自転車通勤の人でサイコンを使う人も増えている
サイコン(サイクルコンピューター)は自転車競技をするプロや、ハイアマチュアなどに限られると思われがちです。
しかし、近年は自転車通勤をする人を含むアマチュアの自転車愛好者にも広まっていて、メジャーなアイテムになりつつあるのです。
サイコンは自転車のスピードなどを数字化してくれるのが魅力ですが、様々なデータから体の状態や消費カロリーなどを割りだすことができます。
そのため、通勤用の自転車にサイコンを取り付けて様々なデータを蓄積し、健康維持に使う人などが増えているのです。
アイディア次第で使い道が広がることも大きな魅力になっています。
スマホアプリでサイコンの代用ができない理由は
サイコンの機能はGPSなどを利用したものも多く、スマホで一部機能を代用することもできます。
しかし、常時起動させるアプリはバッテリーの消耗などに繋がる場合が多く、結果的に集められるデータ量の制限に繋がりがちです。
また、操作に手間がかかるとストレスがかかりやすいのもポイントになります。
自転車に乗るたびにスマホのアプリを起動するのは意外と面倒で、起動わすれがデータ不足の原因となってしまうこともあります。
操作性や多機能性などの総合的なバランスでサイコンが勝るケースも多く、利用者が増える理由にもなっているのです。
単純に自転車に取り付けるガジェットとして面白い、デザインが好きという理由で取り付ける愛好家がいるのもポイントです。
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サイコンを選ぶのであればどのような目的で利用するかが鍵になる
サイコンに魅力的なガジェットとして評価する人がいる一方で、はじめて購入するときに迷うのがどれを購入すればいいかです。
サイコンは機能やブランドで大きな価格差が生じるため、種類が多すぎてどれを購入すればいいのかわからなくなりがちなのです。
大切なのはどのような目的でサイコンを購入するかで、目的に合わせた機能を持つサイコンを購入するのが基本になります。
有線か無線かは一番最初に気にしたいポイント
サイコンは有線タイプと無線タイプがあり、それぞれにメリットでメリットがあります。
有線は価格が安いことが魅力になります。
本体とセンサーが有線で繋がっているため、動作が安定しているのもメリットになります。
ただし、有線ゆえに自転車の外見をスッキリさせたい人には嫌われる傾向があります。
近年は無線式のサイコンが主流になっていることもあり、デザインなどの選択肢が少ないのもデメリットになっています。
無線のサイコンは普及が進んでいて選択肢が豊富なのが魅力です。
高機能な無線サイコンも数多く販売されていて、高級感などにこだわる人にも愛されています。
デメリットは無線であることです。
無線のため電波が強い場所では混信などが起きやすく、正確なデータが取れないことがあります。
移動距離が長いほど影響を受ける確立も上がるためある程度の誤差は織り込む必要があるのです。
ケイデンス機能の有り無し
ケイデンス機能とはペダルの回転数を計測する機能のことです。
ペダルの回転数はギアをどこに入れるかチェックするために重要な数字で、回転数が多くても進む距離が短い場合は力がしっかりと伝わっていない可能性があります。
効率よく脚に負荷をかけたい場合はギアを重くするという選択肢もでてきます。
心拍数などの身体データを連動させられるサイコンも存在し、日々のパフォーマンスのチェックにも使いやすいのが魅力になります。
GPS機能があるかどうか
長距離のサイクリングや旅行を考える場合はGPS機能があるかどうかが重要になります。
地図情報をスマホなどで確認する必要なく、進行ルートを案内してくれるGPSつきのサイコンは旅のお供として非常に便利です。
長距離の移動が前提になるのであれば防水性が高いサイコンを選ぶのがおすすめで、雨などの影響を受けない『IPX4』以上を選択するのがおすすめです。
もちろん、通勤などで急な雨を警戒する場合も基準になってきます。
用途がわからないのであればまず安いものから入るのも方法
ある程度用途が絞り込めても、有線か無線かの違いなど、決定的な差がわからないケースもあります。
どちらでも良いと思った場合は価格で決め手しまうのも一つの方法です。
サイクルコンピューターという名前で高いものと思う人もいますが、有線の入門モデルであれば2000円を切る商品も存在するからです。
サイコン入門で、とりあえず使ってみたいという人におすすめなのが【キャットアイ サイクルコンピュータ VELO9 CC-VL820 有線式】です。
走行速度や距離、消費カロリーの計算など最低限の機能がついて1400円前後と非常にお得になっています。
手軽な価格が、サイコンが良く使われる理由にもなっています。
ケイデンス機能を追加するのであれば【suaoki 改良版 サイクルコンピューター】がおすすめです。
中国製ですが、無線式でケイデンス機能もついて、価格が3,000円未満が中心になっています。
ショップによって若干違いが出るもののケイデンス機能がついたサイコンは3000円以上が基本になるため、格安のサイコンになっているのです。
初心者向けでGPSがついているモデルは?
GPSつきで初心者向けのモデルとなっているのが【キャットアイ(CAT EYE) サイクルコンピュータ STRADA SMART CC-RD500B】になります。
実売価格は5000円台で、6000円を超えることが多いGPS付きサイコンの中では格安になります。
GPSの有り無しで価格が大きく変わるのがサイコンなのです。
高機能なサイコンになると数万円が基本になってくる
GPSつきのサイコンが5000円台からになることがわかるように、機能が一通り揃ったサイコンは数万円台になることが多くなります。
無線、ケイデンス、GPS、防水などが揃ったサイコンは2万円程度からが多く、国産かヨーロッパ製が多くなります。
機能性とあわせてしっかりと見たいのが文字盤の表示です。
カラフルな方が良いのか、文字が大きいのかどうかは使い勝手の良さに大きな影響を及ぼします。
お金をかけるのであれば使いやすさも重要なポイントになってくるため、実際に自分目で確かめられるものをおすすめします。
サドルに取り付けるのが一般的なためある程度距離を離して見えることが最低限の条件です。
近寄らなければ見えない状態であれば走りながらチェックすることが難しくなるのです。
5万円を超えるようなサイコンはスマホとの連動が基本になる
5万円を超えるようなサイコンはスマホなどの連携を前提にしていて、アプリのダウンロードやメモリーの転送で様々なデータの抽出が可能になっています。
統計などを取りながらより本格的なタイム短縮などを目指すのに向いている一方で、連動させるための機器がなければ宝の持ち腐れになる可能性もあります。
スマホ連動ができるサイコンで5万円を切るようなモデルも誕生していますが、機能を生かしきれるかどうかはしっかりチェックしたいポイントです。
スマホの連動が可能でもOSが限定されることがあるため、自分のスマホが対応しているかチェックすることも大切になってきます。
まとめ
サイコンは1000円台から購入することが可能で、非常に手に入りやすいものとなっています。
GPS機能つきになると価格が上がるもののそれほど機能にこだわらなければちょっとした興味で自転車につけることも可能なのです。
こだわるのであればスマホと連動させられる高機能なサイコンを購入することも可能です。
まずは自分がどれだけ自転車に乗るのか、どの程度こだわりたいのかを考えれば最適なサイコンを見つけることが出きます。
ハードルの低さも魅力の一つになっているのです。