ミニベロブーム到来!初心者の選び方は?
さて、今やサイクリングブームが到来しています。
その中でもYouTubeでのサイクリング関係動画の再生回数が増えています。
中にはロードバイクだけでなく、ミニベロに関するレビュー動画やおすすめ解説があります。
このような情報の進んだ社会は、消費者にとって望んだ商品を購入出来る機械になります。
しかし、一歩間違えると危険な要素すらあるので注意が必要です!
価格で選んではいけない
さて、初心者の一番間違えとなるのが、価格による自転車の評価です。
ミニベロやロードバイク、そしてクロスバイクは様々なメーカーが販売しています。
中には国内の自転車ショップがオリジナル商品を販売していたりします。
しかし、多くの消費者が誤った選び方をするものとして、車体価格が高ければいいといった考えがあります。
ズバリ、この販売戦略に陥る消費者は、コストパフォーマンスが悪いミニベロやロードバイクを購入する可能性があるのでおすすめしません。
ロードバイクやクロスバイクを既に所有する方が遊び半部で購入する分には全く問題は無いです。
しかし、初心者が購入する場合は様々な問題が生じるため、注意が必要です。
私自身は、初心者が格安ミニベロを購入するのはおすすめしません!
フレーム保証について誇大広告は危険!
ミニベロを購入する際、インターネットショッピングを活用する人が多いと思います。
その理由は、ミニベロが未だ自転車の中でも少数派ということです。
しかし、近年ではインターネットショッピングで様々なミニベロが販売されています。
その中でも勢いのあるのがドッペルギャンガーですが、品質やコストパフォーマンスは良い方だと思います。
しかし、ミニベロの多くはそれほど優秀な製品がある訳ではありません。
ビアンキやジオス、ブルーノなどの有名メーカー品は品質は安定しており問題ないです。
しかし、インターネットショッピングで危険なのは無名なメーカーが誇大広告することです。
JIS試験合格やPL保険加入といった広告で格安のものは危険がいっぱいです。
これらの単語を使うことにより消費者に安心を与える心理を狙っています。
実際に、JIS試験合格とJIS認証試験合格は違います。
また、PL保険に加入するのは製造者です。
供給者が加入することはほとんどありません。
このような表示がある場合、どんな自転車であれ購入はおすすめしません。
自転車はフレームが命!
ミニベロやロードバイク、そしてクロスバイクの肝はフレームです。
如何に高性能なパーツがアッセンブリされていてもフレームの精度が悪ければ、ただの鉄屑です。
また、安いスポーツバイクでもフレーム精度の良いものはコストパフォーマンスが良いです。
つまり、フレームの精度がその自転車に影響するということになります。
フレーム精度にについては、一番問題なのがフロントとリアエンドのアライメントです。
この部分はどのような精密加工が可能な製造工場でも管理が難しく、最終的に個別調整が必要になります。
現在ではアライメント調整まで行う整備士が少ないので、高額なミニベロでも調整が出来ない場合があります。
ただし、工賃さえ払えば対応する整備士がいるのでこだわる方にはおすすめします。
購入後は一度完全分解!
アライメント以外に調整するべき箇所はたくさんあります。
基本的にインターネットショッピングで購入した場合、9部組で納品されますが実際のところそれ以上に調整が必要です。
特に、クランク部の組み込み確認やディレイラーの再調整は必須です。
この辺の分解調整はその後の寿命に影響するので確実に行うことをおすすめします。
その他、ハブのベアリング調整だけは絶対に実施して下さい。
ベアリング内部のグリス不足や締め付け強いことが非常に多いです。
まとめ
筆者自身、ミニベロではありませんが格安ロードバイクを所有しています。
メーカーは某有名メーカーですが組み込み精度が悪く、グリス不足も目立ちます。
少なくとも世界最高峰を謳うメーカーの品質管理とは考えにくい製品でした。
現在は、ミニベロの購入計画がありますが、少なくとも購入後は完全分解して再調整を検討しています。