腰痛にならないマットレス選びのときに重要な硬さと体重
「新しいマットレスを購入しようと思ってるけど、いざ購入しようと思ったら何を選んだらいいのかよくわからなくなってしまった・・・」
このようにマットレス選びで悩んでいる方もいるでしょう。
適当に選んでしまっては、後になって買い換えることも難しいですよね。
値段も高く、慎重に選びたいものです。
腰痛で悩んでいる方は、体重との関係やマットレスの硬さを慎重に吟味して、ベストなマットレス選びを実現しましょう。
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硬すぎるマットレス
マットレスには硬さがあります。
マットレスが硬い場合はどうでしょうか。
体が沈み込みにくく寝返りが打ちやすいのがメリットです。
ある程度の硬さがないと逆に疲れてしまうのです。
しかし、硬すぎるマットレスは、なかなか落ち着かないのがデメリット。
あまりにも硬い場合、床に寝ているような感じで、体が痛くなってしまいます。
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やわらかすぎるマットレス
やわらかいマットレスはどうでしょうか。
一見すると、やわらかくて寝やすいと感じるかもしれません。
しかし、そうでもないのです。
体が沈み込んでしまうことで、寝返りも打ちにくく、体の中で最も重い腰の部分が沈み込んでしまいます。
不自然な形で寝ることになってしまい、なかなか寝付けなかった、朝起きたら体が痛くなってしまった・・・。
やわらかいマットレスもこのようなことは起こり得るのです。
直立姿勢の状態をイメージしてみて
では、どのようなマットレスを選んだらいいのか、というと直立姿勢の腰の状態を保てるかどうかがポイント。
腰骨は緩やかなＳ字カーブになっています。
このＳ字カーブが寝たままになっても維持できるマットレスかどうか。
これがポイントです。
このＳ字カーブが保たれていることによって、腰痛も軽減できます。
ある程度の硬さがなければ、腰回りが沈み込んでしまって。
Ｓ字カーブも崩れます。
だからといって、あまりにも硬すぎると体に負担がかかってしまうので、ある程度の硬さがある方がいいでしょう。
体重による分類
マットレス選びの際に硬さやわらかさはその人の体重によって大きく変わってきます。
一般的には、体重の重い人は硬いものを選び、体重の軽い方は少しやわらかいものを選ぶのがポイントです。
体が重いと体が沈み込んでしまいます。
女性の場合は男性よりも体重が軽い傾向にあるので、男性の選ぶものよりも少しやわらかめのほうが体に合うでしょう。
筋肉質による分類
体重の他に、その人の筋肉の質にもよります。
男性で重労働やスポーツをしている方は筋肉の密度が大きく、同じ体重でもマットレスに沈み込みやすいです。
男性でも女性でもスポーツをしている方や筋肉の多い方は、少し硬めのものを選ぶのがいいでしょう。
家族それぞれ最適な硬さも変わってくる
このポイントを参考にすると、年齢によってもマットレス選びが変わってくるのがわかるでしょう。
年をとってくれば筋肉の量も減ってきて、少しやわらかめのマットレスが体にあうかもしれません。
少なくとも一家そろって同じマットレスを使うというのは、体に合わないマットレス選びをしてしまうおそれがあります。
家族のいる方は注意してください。
本人の感覚も大事
最終的にはマットレスを使用する本人が直感で決めること。
実際に横になってみなければ、本当に自分の殻に合っているかどうかもわかりません。
他人の口コミをあてにせず、実物を見て、しっかり触って硬さを確かめること。
面倒なことに思うかもしれませんが、腰痛対策や快適な眠りを追求する人は、絶対に必要な作業です。
自分の直感や感覚もバカにできません。
自分にしかわからないことなのですから。
まとめ
マットレス選びで重要な硬さ。
腰痛に悩んでいる人も重要なテーマです。
腰骨のＳ字カーブが維持できるかどうかでマットレス選びを決めましょう。
体重やその人の体質によって、選ぶ硬さが変わってくるので、マットレス販売店などにじっくり通って、自分に合ったマットレスを選びましょう。
その際には自分の直感も大切にしてくださいね。