ランニングに便利なランニングタイツ、でもリハビリで使用する時にはちょっとした注意も
ランニングには勿論、脚のトラブルのあった時のリハビリにも、大変に役立ってくれるのがランニングタイツです。
これを履いておけば、脚の筋肉のサポートにもなりますし、関節部の保護にもなってくれます。
なので愛用している人も、アスリート以外にも多いのです。
しかしこのランニングタイツ、リハビリに使用する時にいくつか注意点があります。
筆者の体験から、小さな注意ですがお話していきます。
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目次
何かとトラブルの多い時にも役立ってくれる
このランニングタイツ、勿論走る時にも役立ってくれるので、筆者も普段から愛用しています。
またストレッチなどする時にも、そのフィット感やサポート感に加えて、ちょっとした加圧感もあるので、筋トレ気分で使用しています。
それに加えて、まあ年齢のせいもあるでしょうが、特に近年筆者の場合身体のトラブルが増えました。
ヘルニアとか、その後遺症などで、脚の筋肉が弱ったり痛みが多くなったりするのですね。
そのため、前よりもこのランニングタイツ愛用しているのですが、そういったトラブルを抱えるようになって一層、着脱や使用に注意をするようになったのも事実です。
と言うよりも、当たり前と思っていた着脱法使用法だけでは、こういったトラブルを抱えている脚には不充分、と実感しているところです。
まあ特に問題ない場合は、そこまで考えて着脱しないのですが、でもリハビリや弱った筋肉のサポートなどに利用している人の場合、こういった注意も必要なのです。
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そもそもランニングタイツは
もともとランニングタイツは、ランニングの時の脚のサポート用に作られています。
コンプレッション機能で、脚の筋肉の余計なブレを軽減してくれたり、テーピング機能で膝関節などのサポートもしてくれたりします。
また生地自体にUVカット加工して、太陽光線の有害な紫外線も防いでくれるようになっています。
勿論保温効果に関しても、計算されていますね。
また保温しながらも、通風性と速乾性に重きをおいた生地を使用していますから、蒸れを感じることも少なく済みます。
走る時に必要なサポートを、充分に考えて作られたウエアなのです。
過酷な長距離ランナー、それを少しでも楽に身体に負担を少なくと計算され、作られたのがランニングタイツなのです。
そういったランニングタイツだから
普段軽い筋肉の問題を起こした時は、まあ普通に歩いていればそのうちそれは解決されます。
関節部にトラブルがあった時は、医師がテーピングをしてくれたりもします。
そうしてできるだけ、自然治癒を目指すのが近年のトラブル改善法になりました。
関節に怪我があったからといって、すぐに手術などということも無くなったのですね。
キネシオテーピングなどで、周囲の筋肉を使い関節部への負担を軽くして、身体の回復能力に期待するわけです。
しかしこのテーピング、人によっては皮膚を傷めてしまうこともあります。
特に肌の弱い人には、貼り続けるのは大きな負担になります。
また関節だけでなく周囲の筋肉も弱っていると、これはテーピングだけでは効果がいまいちです。
この時など、テーピング効果のあるランニングタイツだと、筋肉も関節部もある程度保護してくれるので、怪我の後のリハビリなどには特に効果を発揮してくれます。
外科的な手術後などは、安静時間もありどうしても、筋肉も弱ります。
しかもその手術が、関節部に関するものだとリハビリも大変です。
ランニングタイツは、こういった場合にもなかなか力強い味方になってくれるのです。
実際に経験してみたので
さてこのランニングタイツの効果、医学的にはどうかと言えば、医師に聞いてみたところはっきりした返事はもらえませんでした。
効き目があると感じるならいいのでは、と言った感じでしたね。
まあこれも、筆者の主治医の個人的な意見ですので、断言しているわけではありません。
使用者の感覚に任せる、と言う感じでした。
でまあそう言われたので筆者、椎間板ヘルニアの後のリハビリにこのランニングタイツを使用してみました。
椎間板ヘルニアの場合、現在は保存療法が主になっています。
つまり手術せずに鎮痛剤を投与して、自然治癒を待つというものです。
しかしこの痛みのおかげで、まともに動けないというのも事実です。
鎮痛剤だけでは、日常生活の動作も痛みで満足にできないのです。
結果、筋肉は弱りますし落ちていきます。
そしてその後2ヶ月、どうにもならないで手術ということになりました。
なので手術後の筆者の筋肉、特に脚の筋肉はかなり弱っていたのです。
できるだけ速やかなリハビリが、必要になりました。
何故ヘルニアの最中にはランニングタイツを履かなかったか
ヘルニア真っ最中は何しろ、動きが普通にできなかったのですが、そこでサポートとしてランニングタイツを履けばとも考えました。
でもこれは、無理でした。
ヘルニアの痛みはかがんだ時にでますので、つまりタイツを履くという動作ができなかったのですね。
しかもランニングタイツの場合ストレッチがきついので、自然脚にも力が入ります。
痛みでとても無理、つまり履けなかったというのが正しいところです。
で手術後すぐにも、やはり無理でした。
なので1週間ほどして退院後、自宅でランニングタイツが履けた時は本当に嬉しかったですね。
ランニングタイツでリハビリを
さてこの、タイツが履けたおかげでリハビリのためのストレッチも、効果的にできるようになりました。
筋肉サポート効果のおかげで、後遺症も楽に感じたりもしました。
しかし普段の時と違って、その着脱にも細かい問題が起きてきたのです。
筋肉も弱っているし無理は禁物
筆者のような術後のリハビリのためのランニングタイツもですが、高齢者のサポートとしてのランニングタイツも、無理のないサイズを選びたいところです。
というのも、ランニングタイツ自体のコンプレッション機能で、かなりストレッチがきついのは事実です。
なので履く時にも、それなりに脚にも手にも力が必要になってきます。
これが弱った脚の筋肉には、無理をかけることがあるのです。
普段よりも少し大きめのサイズのもので、着脱に無理しない程度のものが筆者的にはおすすめになります。
実際、1サイズ大きなものを使用しています。
履く時もだけど脱ぐ時に注意を
履く時にはきちんとフィットするように気をつけて履くのが、お約束のランニングタイツです。
座って少しずつ、両脚が同じように履いていけるように気をつけますね。
また強く引っ張りすぎないように、生地を傷めないようにも気をつけます。
これが正しい穿き方です。
しかし脱ぐ時はどうでしょう。
割と普段なら簡単に、一応生地を引っ張りすぎないようにはして、脱ぐのが普通ですね。
しかしトラブルがあった後のリハビリで使用している時、それだけでは充分ではありません。
意外と大変なのが、足首を抜く時です。
これ普段は対して問題ない動作なのですが、脚の筋肉が弱っている時には負担が大きいのです。
結構脚の力が入ってしまうので、弱った脚だとその時にトラブルが起きるのです。
筆者ここで油断して、何度もふくらはぎを攣ってしまいました。
できるだけゆっくりと焦らずに、注意して足首を抜くようにしてください。
まとめ
普段の動ということのない動作が出来ないのが、身体にトラブルがあった時です。
特に脚のトラブルの場合、普段から運動をしている人は出来るだけ早くリカバリーしたいと考えるものです。
そんな時にランニングタイツはお役立ちなのですが、着脱や使用時に何時もとは違った注意が必要だと、記憶にとどめておいてください。
実際、薬にするも毒にするも、使用者次第なのです。