ランニングシューズってどう保管する?下駄箱でいいの?
ランニングシューズの性能を維持したまま長く愛用するためには、シューズの保管方法が重要です。
履いたあとに何の手入れもしていないという人、使っていないランニングシューズが何足も放置されているという人は、ぜひ正しい保管方法を知っておきましょう。
ランニングシューズの寿命を延ばすための保管方法をご紹介します。
ランニングシューズをちゃんと保管しないとどうなるの?
ランニングシューズの保管方法が良くないと、シューズの素材が変色したり、加水分解が起こる可能性があります。
加水分解というのは、素材の経年劣化によってソール部分と本体がバラバラになってしまうことです。
ソールがベロンと取れてしまうので、加水分解が起こったものはもう履くことが出来ません。
修理に出して履こうと思うかもしれませんが、新しくランニングシューズを買った方がいいくらいの料金がかかります。
自分で修理するとなると、耐久性や安全性も心配です。
また、素材の変色に関しては見た目だけの問題と思われるかもしれませんが、変色が起こっている=保管状態が悪いということを意味します。
素材やクッションが劣化している可能性も高いので、たかが変色とあなどってはいけません。
普段のお手入れ&保管方法を知っておこう
ランニングシューズを週に何度か履くという場合は、丁寧に保管しておく必要はありません。
気を付けるべきことは、履いた後は汚れを落としてから乾燥させておくということです。
汚れを放置したままにしておくと見た目が悪いのはもちろんですが、生地が傷んでしまいます。
泥汚れはふき取ったり、ブラシで軽くこすって落すなど対処しておきましょう。
また、履いた後のシューズはすぐに下駄箱にはしまわずに通気性のいいところで乾燥させます。
汗や湿気が残ったままだとランニングシューズの寿命を縮ませてしまうからです。
通気性のいい場所がないという場合には、ランニングシューズの中に乾燥材を入れておくのもおすすめです。
ランニングシューズの長期保管方法を知っておこう
ランニングシューズを長期間使用しない場合には、しっかりと保管しておくことで寿命を保つことが出来ます。
必要な物はシューズキーパー、乾燥剤、密閉袋の3つ。
しっかり洗って乾かした後の清潔なランニングシューズにシューズキーパーを入れ、乾燥剤を入れた密閉袋にランニングシューズを入れます。
シューズキーパーで型崩れを防止し、乾燥剤で保管時の湿度をコントロール、密閉袋で余分な湿気から守ります。
特に湿度が高い場所では加水分解が進みやすいので、乾燥剤&密閉袋のセットは必需品です。
密閉袋はキッチン用のジップロック等で構わないので、大きめのものを用意しておきましょう。
長期保管すべきランニングシューズとは?
どんな基準でしっかり保管すべきかどうか迷ってしまうかもしれません。
基本的には、1か月以上使用する予定がなければ先ほど紹介した方法でしっかり管理して保管するのがおすすめです。
冬にしか履かない防寒性の高いランニングシューズも、しっかり保管しておけば何シーズンか使用することが出来ます。
ランニングシューズは決して安いものではないので、大切に保管して長く愛用すべきです。
本のひと手間でランニングシューズの寿命が変わりますから、ぜひお試しください。
まとめ
ランニングシューズは毎日のこまめなお手入れと、長期保管の際の保管方法が重要です。
毎日のお手入れは面倒に感じるかもしれませんが、汚れと湿気をコントロールするだけでシューズのベストな状態を保つことが出来ます。
ランニングシューズのベストな状態が保てれば、走りもよくなります。
よりランニングを楽しむためにも、正しい保管方法を覚えておきましょう。