ランニングタイツは本当に必要?必要ないという意見も多いけど

一昔前まではマラソン大会でも、短パンの下は何も履いていないランナーがほとんどでした。

しかし現在では、ランニングタイツを使用しているランナーのほうが、圧倒的に多くなっています。

しかし時に、特にランニングタイツは必要ないのでは、という記事も見かけます。

ランニング初心者も、これには混乱してしまいますね。

ではこのランニングタイツ、ランニングの時には本当に必需品なのか考えていきましょう。

特に初心者さんには、その辺どうなのか気になるところですよね。



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ランニングタイツは今では誰でも使用しているウエア

街を走ってるランナーの人も、短パンやランニングスカートの下にタイツを履いているのが普通の事となっています。

勿論裸足の脚に風や外気を感じながら走るのも、大変に気持ちのいいものです。

しかしその気持ちよさを脇においても、ランニングタイツを履いて走るメリットというものがあるから、ランナーの間にこれだけ普及したわけですね。

でなければ、単なるファッションだけでは、ここまでは普及しなかったはずです。

実際多くのメリットがあるのも事実ですので、ランナーさんたちが利用するのも当然なのです。

結果、走っている人の殆どがランニングタイツを履いている、という状況が生まれました。



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特にランニングタイツは必要ない?

しかし一方で、特にランニングタイツは必要ない、という意見も耳にします。

ランニングタイツを履いたからと言って、スピードが上がることもないし疲労感が鶏眼されることもそれほどない、という意見です。

その辺りは個人差というものもありますし、感覚の差というものもあります。

また事実、昔のランナーさんたちはこれを使用せずにそれでも、徐々に記録を伸ばしていけたのですから、無くてもなんとかなるのも事実かもしれません。

そして普段ちょっと走るだけだから必要ないという人も、勿論いますね。

そんな感覚を持つ人の場合、ランニングタイツ不要という結果に達するということになりますね。

一般的に言われているランニングタイツのメリットは

履いたほうが良いよという意見が多数の現在ですが、そのメリットはいくつかあります。

筋肉へのサポート感を味わえる

ランニングタイツの機能でも最もありがたいのが、このサポート感です。

特にテーピング機能のついているランニングタイツの場合、筋肉に沿ってサポートしてくれますので、膝や付け根の関節部へのサポートが嬉しいところです。

走っているとどうしても、下半身の関節部への負担は大きくなります。

端的にいうと、壊れやすくなります。

フルマラソンとまで行かなくても、10キロも走ればかなり負担がかかってしまいます。

関節部の周囲の筋肉をサポートすることで、関節部への負担を減らして怪我を防ぐ手伝いをしてくれますので、これは本当にありがたい機能です。

筋肉の疲労感を軽減してくれる

軽い締め付けが特徴のランニングタイツです。

この締め付けが、特に長距離ランニングの筋肉疲労の軽減に一役買ってくれるのです。

翌日に残る筋肉疲労がかなり軽減されるので、フルマラソンなどに出場の場合は着用しておきたいものですね。

保温や紫外線対策にも効果的

マラソンの場合、最も走りやすいのは曇りの日だと言います。

陽の光が強すぎるのは、走っているうちに辛さが増すとも言います。

勿論そんな場合の紫外線の問題も、忘れてはなりません。

上半身の紫外線対策は勿論ですが、下半身にも注意をはらいたいものですね。

という事で、ランニングタイツが紫外線対策にも活躍してくれます。

脚全体をカバーしてくれますので、日焼けの気になる人もこれなら安心して走れます。

また逆に、寒い時期のランにも保温という面でランニングタイツは役に立ってくれます。

気温が低いと筋肉も固くなり、血流も悪くなります。

脚へのトラブルが気になるところですね。

ランニングタイツが1枚あるだけで、かなりの保温になりますので利用しない手はありません。

そして逆に暑い時期も、流れる汗を吸い取ってくれますので、特に汗かきの人にはおすすめです。

ちょっとした事故の時にも1枚あると無いとでは

ランニング中に転んだことがない、という人はまずいないはずです。

疲れてきた時に脚が上がらずに、ちょっとしたデコボコに脚を取られてしまうこともあります。

段差につまずいてしまうことも、無いとは言えません。

そんな時に生脚でぶつけるのと、1枚布があってぶつけるのとでは、怪我の状態にかなりの差が出てきます。

ちょっとした保険にもなりますので、履いておいたほうが無難ですね。

ランニングタイツはそれほど必要ないという意見は

これだけ便利なはずのランニングタイツですが、それでも必要ないという意見もあります。

特にタイムに差は感じない

サポート機能があるタイツの場合、それも手伝って記録が上がるという意見があります。

しかし実際に履いてみても、さして記録に変化はないというランナーさんも結構多いのです。

記録を伸ばしたくてランニングタイツを履いてみたという人の場合、これは個人差も大きいので何とも言えません。

また使用したランニングタイツが合わなかった、ということも考慮に入れなくてはなりませんね。

逆に締めつけ感のおかげでタイムが落ちた、という人もいます。

とにかく重いという感がある

ランニングタイツの特徴である、軽い締めつけ感です。

これが走っていてじゃまになるという人も、結構多いのです。

履いているだけで重さを感じるので、走る邪魔になるという意見ですね。

確かにちょっと、この締めつけ感は重さを感じる原因になるのも事実です。

脚を上げるのも力が必要なので、出来れば使いたくないという意見もあります。

まあ使用賛成派の場合これは、脚の筋トレになるので歓迎ということになりますね。

お財布に厳しい割に結果が

さて問題点の最大は、お値段に関してです。

残念ながら機能性のあるランニングタイツの場合、お値段がいささか高いのは否めません。

そしてその値段の割に、上記のような感覚があれば使用しないでも、と思うのは当然ですね。

高価な分はしっかりと結果が出て欲しいと思うのは、当然のことです。

ランニングタイツは特に初心者はどう選ぶ?

さてメリットやデメリットを紹介してきましたが、ではランニングタイツ初心者さんのタイツ選びはどうすればという問題も、取り上げておきますね。

まずは、その程度ランニングタイツに期待したいかを、把握してください。

非常にベーシックな部分だけで、充分に間に合うのが初心者さんです。

最初から記録がどうの、と考えることはまず無いといえます。

また疲労感についても、最初はそれほど長距離は無理という状況がありますので、まだ計算に入れなくてもいいですね。

しかし保温や紫外線対策、怪我の対策と言った問題は解決しておきたいものです。

なので初心者さんの場合、特に専門店での購入でなくても間に合うことになります。

量販店でレギンスかタイツ、ただしストレッチがよく効くもので加えて発汗性や速乾性に優れた素材のものを選んでください。

加えて紫外線カットの素材であれば、言うことはありません。

これだけでも当初は充分に役立ってくれます。

気になるお値段の方も、割安で済みますね。

後はだんだんと長距離に挑戦しだした時に、考えていくのがおすすめです。

まとめ

ランニングタイツがジョギングやランニング、またマラソンの時に必要かどうかという問題は、かなり個人差があるといわざるを得ません。

感覚的なものもありますし、その人個人の筋肉の問題などもあります。

しかし初心者さんの場合は、最低の問題点だけクリアしたランニングタイツでの様子見という手があります。

様子を見つつ、これならと思ったところで機能性のものなども上手く利用していってくださいね。