自宅で使うランニングマシンの選び方は?注目したい4つのポイント
ランニングマシンは、自宅に1台あると、とても便利です。
わざわざ外に走りに行かなくても、家の中で手軽に運動することができます。
ただし、自宅で使うランニングマシンを選ぶときは、いくつか注目しておきたいポイントがあります。
そこをしっかり押さえておけば、よい商品を購入することができます。
では、選ぶときの4つのポイントについて、詳しく説明していきましょう。
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ランニングマシンのタイプを知る
ランニングマシンは、自走式と電動式の2つに分けることができます。
同じランニングマシンでも、この2つには、それぞれ異なる特徴があるため、選ぶときは、よく見て決めることが大切です。
適当に選んでしまうと、「やっぱり別のものにすればよかった」と後悔してしまうこともあるので、自分に合っているのがどちらのタイプか、慎重に検討してください。
では、それぞれの特徴を簡単に説明していきます。
自走式ランニングマシンの特徴
自走式は、自分の足で走行ベルトを回転させるタイプの商品になります。
ランニングマシンといえば、自動的に走行ベルトが動くイメージをもっている人も多いですが、このタイプは、自分の足に合わせて回転するため、速度は自分の加減次第です。
そのため、速度を長く維持するのは難しくなり、なかなか安定して走ることができないというデメリットもあります。
また、自分で回転させるとなれば、実走に近い感覚を得られるように思えますが、実際には、かなり異なるものです。
選ぶときは、そうしたデメリットにも注意しておきましょう。
一方、メリットとしては、電動で動かない分、電気代が安く済む点が挙げられます。
値段も安いので、費用を抑えたい人にはおすすめです。
自動式ランニングマシンの特徴
自動式は、電動で走行ベルトが回転するタイプであり、値段が高く、電気代もかかります。
しかし、電動で動くため、速度は常に一定です。
自走式のように、自分のペースで速度が変わることはないため、安定した走り方ができる点は、自動式ならではのメリットになります。
また、実走の感覚に近いのも電動式の方であり、自走式より走りやすいという点も、注目すべきポイントです。
ランニングマシンは、ダイエットのために利用する人も多いですが、痩せるためには継続が必要であり、余計なストレスがないことは、とても重要なのです。
走りやすさを重視するのであれば、多少値段が高くても、電動式にしておきましょう。
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必要な機能があるか
ランニングマシンには、便利な機能が多く備わっています。
例えば、目的に合わせて最適な運動を管理してくれる、プログラム機能です。
ランニングマシンを使う目的は、ダイエットの他にも、リハビリや持久力強化などがあり、目標とするものは、人によって異なります。
それらの目標を達成するためには、速度や距離などをしっかり考えて取り組むことが大切です。
しかし、目標に向かって計画的に運動するというのは、誰にでもできることではありません。
どうすればよいのかわからず、適当に走ってしまうこともあります。
そんなときに役立つのが、プログラム機能です。
これを使うと、ダイエットやリハビリなど、さまざまな目的に合わせて管理してくれるので、誰でも効果的な運動をすることができます。
また、自動で傾斜を変更できる機能にも注目しておきましょう。
この機能が自動でない場合、走っている途中で傾斜を変えたくなったとき、いちいち降りて調整しなければなりません。
なるべく集中して走るためには、自動で変更してくれる機能があると、とても助かるのです。
ランニングマシンを選ぶときは、こうした便利な機能について、よく確認しておいてください。
自分に必要な機能を備えた商品なら、快適に使うことができるのです。
安い商品には注意
ランニングマシンの中には、極端に安くなっている商品もありますが、あまり安いものを買うのは、よい方法ではありません。
なぜなら、安すぎる商品の場合、プログラム機能や自動傾斜機能などを使えないことがあるからです。
安くなっているのは、そうした便利な機能を省いた結果であることが多いので、安さに目が眩んで安易に購入すると、後悔することもあります。
そのような失敗をしないためにも、商品の説明をよく見て、どのような機能があるのか、しっかりチェックしておきましょう。
必要だと思う機能を書き出しておき、それと照らし合わせながら選ぶのも、おすすめの方法です。
自分の運動に合っているか
最適なランニングマシンを選ぶなら、運動に合った性能があることを確かめるようにしましょう。
せっかく買っても、自分が行う運動に合わない商品だと、とても不便なものになってしまいます。
そこで注目したいのが、ランニングマシンの速度です。
どれくらいまで速度が出るかは、商品によって異なります。
選ぶときは、その速度でしっかり運動できるか、よく考えてみましょう。
例えば、ランニングをしたいのであれば、時速10km以上は必要になりますが、なるべく余裕を持たせることが大切です。
10kmまでしか出ない商品を選ぶと、それ以上の速度にしたくなったとき、困ってしまいます。
ランニングは、慣れてくればペースを上げるものなので、そのときのことも考えて選ぶべきです。
しかし、主にウォーキングをするために使うのであれば、それほど余裕をもたせる必要はありません。
ウォーキングに十分な速度さえ出せれば、それで問題はないのです。
このように、どんな運動をするかで、必要となる速度は変わってきます。
失敗しないように、慎重に考えて選びましょう。
走行面積にも注意
ランニングマシンの走行面積が短いと、運動をしているとき、余計なストレスを感じてしまうことがあります。
後ろの位置が近すぎるため、落ちてしまいそうな感覚があるのです。
それが気になっていたのでは、快適に走ることはできません。
そのため、選ぶときは走行面積も必ずチェックして、なるべく長い商品を購入してください。
たっぷり余裕があれば、落ちそうな不安は解消され、気持ちよく走ることができます。
しかし、速度と同じく、ウォーキングに使うのなら、少し短くても、それほど不便には感じません。
走行面積を見るときも、自分の行う運動との相性を考慮して、適切な長さを選択するようにしましょう。
音がうるさくないか
ランニングマシンを使うとき、多くの人が気になるポイントといえば、音があります。
室内で走るとなれば、そのときに出る音の大きさは、どうしても気になってしまうものです。
特に、マンションなど、隣に聞こえる可能性が高い場所で使うなら、できるだけ音の小さい商品を選ぶ必要があります。
そのためには、ランニングマシンのクッション性を確認するのがおすすめです。
音を抑えるためのクッションをしっかり備えていれば、あまり大きな音が出ることはありません。
ただし、ランニングマシンの下に敷くマットには注意してください。
そのようなマットは、一見すると音の対策になりそうですが、主な目的は床の傷を防ぐことであり、クッション性は期待できません。
音の小さいものを選ぶなら、下に敷くマットではなく、ランニングマシン本体のクッション性に注目することが大切です。
まとめ
ランニングマシンは、家の中で運動ができる便利な商品ですが、本当に便利に使うためには、適切な選び方をするようにしましょう。
選び方が間違っていると、自分の目的や運動の内容に合わない商品を購入してしまい、快適に使うことができなくなります。
ここで紹介した選び方のポイントを参考にして、よい商品をしっかり見極めてください。