知っておくといいマラソンシューズの選び方から洗い方まで!
軽いジョギングからフルマラソンまで、ランニングをしている人にとって靴選びは大事なことです。
初心者とランニング歴が長い人では、選ぶ靴が違うかもしれません。
では、マラソンシューズの選び方と、マラソンシューズの買い替え時をまとめています。
また、マラソンシューズの洗い方も知っておきましょう。
いつも軽やかにランニングをしましょう。
マラソンシューズの買い替え時
ランニングをしていると、シューズの裏が減ってきます。
そろそろ買い替え時かと思って買い替えますが、買い替え時の目安を知っておきましょう。
トレーニングシューズ800km~1,000km
トレーニング兼マラソンシューズ500km~700km
マラソンシューズ300km
マラソンシューズで毎日3kmを走るなら大体1年くらい持ちます。
その人の体重や足の大きさ、手入れの仕方によって持ち方が変わってきます。
シューズのインソール(靴の内側のクッションのこと)のクッションがなくなったら、そのまま走ると体に負担がかかります。
また、アウトソール(靴底のこと)の減りぐあいをチェックすることによって、買い替えのタイミングがわかります。
ミッドソール(靴底の上の部分のこと)のクッション性もチェックしておきましょう。
マラソンシューズの選び方
マラソン初心者の人
マラソンの初心者の人は、体に負担がかからないシューズ選びをした方が無難です。
靴底が厚いシューズなどの身体を保護するシューズを選ぶことが大事です。
ランニング歴が長い人
ランニング歴が長い人は、その人の目的によりますが、軽い靴を選ぶとクッションが薄くなり体に負担が大きくかかります。
軽くても自分の足に負担のかからない程度のクッションがある靴選びが必要になってきます。
足の巾や甲の高さ
同じサイズでもメーカーによって幅や高さが違います。
幅が広い人はEという表示が目安になります。
E~4Eまでありますが、Eが多いほど靴幅が広くなります。
また、甲の高い人は、横幅はあっていても靴が入らないことがあります。
日本人に多い足型は、親指が一番長いという足です。
次に人差し指が長い足の人がいます。
どちらにしろ、店で靴を履いて合わせてみないとサイズが合っていても履けない靴が出てきます。
店で靴を履いて選ぶときに靴下を履いて靴ひもを締め、つま先に少しの余りがあるくらいが足に合った靴と言えるでしょう。
クッション性のあるもの
一般のマラソンシューズは、ほとんどの靴にクッション性の素材が入っています。
一般的な足の形の人に向きます。
安定性の走りができるもの
走っているときに、足が内向きになる人は、この靴を選ぶといいでしょう。
体重移動を補助する機能のシューズ
最も重くて丈夫ですが、足を守り、クッション性があるシューズです。
偏平足の人やランニングを頻繁にしている人向きです。
マラソンシューズを長持ちさせるお手入れ方法
マラソンシューズは、汗や皮脂汚れが沢山ついています。
そのままにすると、臭くなり、カビが生える原因にもなります。
長持ちさせるために普段からお手入れをしておきましょう。
マラソンシューズを履いた後
履き終わったら、専用のブラシや歯ブラシで泥やほこりを落とします。
乾燥させるために風通しの良い場所で陰干しします。
このときにソールの減りぐあいをチェックしておきましょう。
マラソンシューズの洗い方
バケツに水をたっぷりと入れ、その中にマラソンシューズを浸します。
次に靴専用シャンプーで、専用ブラシを使って丁寧に洗っていきます。
ごしごしこすると傷や型崩れをするので、優しく洗いましょう。
その後、水でシャンプーをきれいに洗い落とします。
白い布や紙を詰めて、風通しの良い場所で陰干しします。
ワイヤーハンガーの両側を追って靴をかけると物干しにもかけられます。
ドライヤーで乾かすと、クッション材や接着部分が悪くなるので、どうしてもというときはクールの所で乾かしましょう。
クリームやオイルを塗る
洗った後は、油分が抜けているので、クリームやオイルを塗っておきましょう。
そうすれば、乾燥によるひび割れを避けられます。
その時に、撥水スプレーもかけておきましょう。
人気のメンズマラソンシューズ
ロードジョグ(TJG)/アシックス
初心者で20キロ程度のランニングにおすすめのマラソンシューズです。
コスパもいいシューズです。
普段履きとしても使えるデザインであることも人気の理由です。
ギャラクシーエリート/アディダス
初心者用のマラソンシューズです。
デザインが良く、機能性も優れています。
コスパのいいマラソンシューズです。
マキシマイザー/ミズノ
これも初心者用のマラソンシューズとして人気です。
反発感のあるソールが男性から人気です。
アウトソールに摩耗しにくいラバーを使用していて耐久性に優れています。
甲まわりが標準より6mm広くなっています。
人気のレディスマラソンシューズ
マキシマイザー/ミズノ
耐久性の高い耐摩耗ラバーを使っています。
こう周り寸法が標準より6MM広くなっています。
クッション性が良く軽いので、軽いマラソンにおすすめです。
WR360/ニューバランス
スポーティで可愛いカラーバリエーションで初心者のランニングにおすすめです。
機能性が高く、ぴったりフィットする靴でミッドソ-ルがC-CAPという素材でできていて、クッション性があります。
女性でも膝を傷めません。
ロードジョグ(TJG)/アシックス
かかと部分にP3クッションが配置されており、軽やかに走れます。
カジュアルなデザインで人気のマラソンシューズです。
アシックスは、日本人の足を長年研究してきたので、足にフィットする靴を製造しています。
マラソンシューズのメーカーの特色
マラソンシューズの代表的な3社のマラソンシューズの特色を見てみましょう。
ミズノ
多くの日本人ランナーの支持を集めています。
ミズノのマラソンシューズの特色は、独自のクッションシステムです。
ウエーブ状のクッションプレートは、高いものになると2枚以上のウエーブ状のクッションプレートを結合させているので、着地するときの衝撃を吸収し、安定した着地ができます。
また、ミズノの靴は、プレートを使用しているため、クッション性が落ちることはありません。
それだけでなく、横に広がらないように、ストレッチ素材を使用しています。
アオールは、メッシュにすることで通気性にも富んでいます。
アシックス
日本人に一番人気のあるシューズです。
アシックスは、長年、日本人の多種多様な足に合わせたシューズを研究して作ってきました。
アシックスの靴の特色は、マラソンシューズのかかととつま先にゲルと呼ばれるゼリー状のクッション剤が入っていて、このクッションが摩耗しづらいものとなっています。
ゲルは、ゼリー状の固形物なのですり減ることがありません。
アシックスのマラソンシューズは、少し固めに作られているので、ゲルの衝撃吸収機能があっても、蹴った時に反発力を生み出しています。
また、ソールにスタピライザーという器具が装着されているので、マラソンシューズがねじれることを防ぎます。
それで、まっすぐの力で蹴りだしができるのがアシックスの靴の特色です。
ナイキ
ナイキのスニーカーは、アメリカで非常に高い支持を獲得していましたが、その後、売れ行きが停滞したため1971年に自社ブランドを設立しました。
ナイキといえば、ワッフルソールと言ったくらい売れた商品で、約5㎜くらいの正方形の突起物が並んでいるソールで滑りやすい路面でも安定したグリップ力をもっています。
まとめ
ランニングをしている人は、靴によって足を傷める可能性になりかねないので靴選びは大事なことを記載してきました。
それぞれのメーカーが足のことを考えたマラソンシューズを出しているので、自分がどんなことを重視して選ぶかによって靴選びが違ってきます。
自分の足やメーカーの靴のことを良く調べて、自分にあったマラソンシューズを選びましょう。