ランニングシューズの選ぶポイントとメーカーについて

全国各地でマラソン大会が開催されています。

特にこのマラソンの火付け役となったのが、東京マラソンではないでしょうか。

東京マラソンを皮切りに、全国いたるところで大会が開催され、参加もインターネットなどを通じて簡単にできるようになったこともあります。

これから体力づくりなどでマラソンを始めようと思っていらっしゃる方にとって、重要なことがあります。

それがランニングシューズ選びです。

このランニングシューズの選び方について紹介していきたいと思います。





ランニングシューズの選び方

ランニングシューズはどのように選べばよいでしょうか。

ポイントとしては2つあります。

それは足の高さと足の幅です。

それぞれどのような観点で確認すればよいかについて紹介します。

足の高さ

足の高さは足が地面につくところから足の甲までの高さのことを言います。

高さの測り方は、足の甲の高くなっているところから地面までの高さを示します。

例えば、土踏まずが大きくある場合には、足の甲から地面までの高さは当然高くなりますので、靴もその高さに合うものを選ぶ必要があります。

この高さについては、靴の紐などで緩めながら調整することが可能ですが、靴の高さとしては、おおよそ紐を結ばずに、小指1本程度が入るくらいの余裕をもったものを選ぶようにします。

足の幅

足の幅とは足の親指の付け根あたりから小指の付け根よりも少ししたあたりまでの幅のことをさします。

この足の幅は個人差が大きいのが特徴です。

例えば、日本人の典型的な足の幅は広く、縦に短いのが特徴ではありますが、海外の方は足の幅が意外にも狭く、足の大きさが縦に長いのが特徴です。

この足の幅についても靴のメーカーによって幅が狭いものと、日本人の足に合わせたものと2つに分かれます。

また足の幅については靴選びにおいても重要で、あまりに足と靴の幅があっていない場合には、足が疲れたり足の裏にマメができたりするなど、足へのダメージが大きくなります。

できる限り、この場合もある程度余裕を持たせるため、小指などを使っておおよその幅があるかどうかを確認します。

またランニングの場合には、長距離、長時間走る場合には、余裕を持たせたものが良いシューズと言えます。

これは長距離、長時間走ることにより、足がむくんでしまうことがあるためです。

足がむくんだ状態になると、足の大きさも若干大きくなることから靴の幅もそれに合わせた形で余裕を持たせるようにしましょう。





ランニングシューズのおすすめ

様々なスポーツメーカーがランニングシューズを販売しています。

初心者の方がランニングをされる際には、家にちょっとしたランニングシューズがあればそれでも良いのですが、本格的にランニングをされる場合には、専門家のアドバイスを聞いたり、手にとってみたりしながら、最適なランニングシューズを選ぶことをおすすめします。

また最近では通信販売などでマラソンシューズが販売されていますが、ランニングシューズを初めて購入される場合には、きちんと手に取り、試し履きをした上で購入されることをおすすめします。

ランニングシューズのメーカーによっては足の幅の広いものや狭いもの、足の甲の高さ、そしてマラソンシューズにおいて重要となるかかと部分の固定という、3つの点を押さえておきましょう。

人気のブランドについて

ランニングシューズの人気ブランドについて、4つ紹介します。

ナイキ

ナイキはアメリカのスポーツブランドで、野球やサッカー、マラソン、ゴルフなど、ありとあらゆる分野においてスポーツ用品を提供しています。

その中でもランニングシューズには人気があります。

ナイキのランニングシューズの特徴は、デザイン性と足の幅です。

デザイン性については、ナイキブランド自体、センスのあるものが多く、奇抜な色の組み合わせでも、ナイキシューズの場合にはどんどん売れていきます。

さらにもう1つの特徴は足の幅です。

最近は日本人の足の形にあわせるようになったかどうか不明ですが、割と日本人独特の、幅が広く、足の縦の大きさが狭い足にあうようになっています。

この2つのポイントが、これまでナイキの特徴といえます。

ミズノ

ミズノは大阪に本社をおく、日本の総合スポーツ用品のメーカーです。

日本のトップアスリートもミズノ製のスポーツ用具を使い、最高のパフォーマンスを発揮しています。

ミズノのランニングシューズもトップのマラソンランナーなどから愛されています。

このミズノのランニングシューズの特徴は2つあります。

1つ目は、足の幅が広いランニングシューズが多いことです。

ミズノ製のランニングシューズは、まさに日本人の足の幅の大きさに合わせ、若干広い幅のものが多いのが特徴です。

2つ目は、軽いものが多いことです。

ミズノのランニングシューズは軽いものが多いとされています。

シューズ自体が軽くなると当然値段にも跳ね返ってくることは事実ですが、それだけ良いパフォーマンスを発揮してくれるマラソンシューズであれば自己記録もどんどん更新できることでしょう。

アンダーアーマー

アンダーアーマーもアメリカの総合スポーツメーカーの1つです。

最近では、日本のプロ野球でもアンダーアーマーを用具を使う選手が増えてきていますが、ランニングシューズも販売しています。

アンバーアーマーはどちらかというとスポーツアパレルの商品が多く、ファッション性もあります。

例えば、マラソンをする際のウェアや帽子、靴下、サングラス、手袋などすべてアンダーアーマーで揃えることにより、とてもおしゃれな感じになります。

アパレル商品だけでなく、ランニングシューズもこのデザイン性から次第に人気が高まっています。

ただ、デザイン性を追求する反面、サイズを合わせにくいところがあります。

特に足の甲の高さについては、アンダーアーマーでは低くなっています。

そのため、自体の大きさ(縦の長さ)には合っているのの、幅や高さが適合しているにも関わらず、足の高さが合わないケースが多いとされています。

アシックス

アシックスも、ミズノと同じ、近畿地域に本社を置いており、アシックスの場合には兵庫県神戸市に本社を構えてます。

アシックスも総合スポーツ用品のメーカーとして、活躍しています。

ランニングシューズも古くから老舗と呼ばれており、靴の軽さや靴へのフィット感はミズノと同じくらいです。

なお足の幅自体はミズノ製品と比べて、ほんの若干ですが、足の幅が狭く作られています。

もし足の幅が合わない場合で、アシックス製のものを購入する場合には、1つ上のサイズのものを選ぶとよいでしょう。

ランニングシューズの寿命について

ランニングシューズを購入した後の寿命は、一体どれくらいの長さでしょうか。

通常、マラソンシューズの裏の滑り方を見た上で判断しましょう。

もしゴム自体が剥がれ出した場合には、足への負担が大きくなるため、買い替えをおすすめします。

長く履いて要ると、足の緩みが激しくなります。

また、ランニングシューズ自体の形が崩れてきたときも要注意です。

特に、かかと回りのフィット感は、ランニングシューズを利用し続けるのかの判断材料にもなります。

まとめ

ランニングシューズ1つとっても奥が深いものです。

地面と直接触れるランニングシューズが、仮に粗末なものである場合、足への負担がかかることになります。

できる限り、自分でお店に行き、お店におかれている、マラソンシューズを探し上で、手に取りながら、自分の好きなものやフィットするランニングシューズを選ぶことを願っています。