ランナーの足元を支えるランニングシューズ選びで知っておきたいこと

[ニューバランス] ランニングシューズ FUELCORERUSH(旧モデル) BB3BLUE/BLACK(BB3) 27.5cm D

ランナーにとっては、ランニングシューズはとても大切な物となっていますし、ランニングシューズのクッション性やフィット感に関しては足の故障に直結する重要な部分となっています。

しかし、各スポーツメーカーからはクッション性に優れたシューズや高機能が備わったシューズが開発されて販売されていますので、シューズ選びも目移りしてしまって一苦労だと思いますので、この記事ではランニングシューズに関する情報をお伝えしていきたいと思います。





足の形状について

人の足は、ぱっと見ると同じような形をしているように思えますが、人それぞれで足の形状は微妙に異なっています。

普段履きしているスニーカーでしたら足の形状にこだわる必要性も少なくて良いと思いますが、ランニングシューズを選ぶ上では足の形状は重要な要素となっています。

そこで、ここでは足の形状をタイプ別に紹介していきます。

エジプトタイプ

エジプトタイプは、日本人が最も当てはまりやすい足の形状となっています。

このエジプトタイプの形状の特徴は、足の親指が最も突きだしていて、そこから小指に向かうにつれてなだらかに下がっているのが特徴となっています。

このエジプトタイプの人は、サイズが合っていないシューズを選ぶと親指に負担が掛かってしまい、外反母趾になりやすい足の形状になっています。

ギリシャタイプ

人差し指が最も長くなっている足の形状は、ギリシャタイプに該当します。

このギリシャタイプの足の形状は、ランニングシューズのつま先の形状と合いやすい形になっていますので、シューズの横幅に注意して購入すれば失敗することが少ない足の形状となっています。

スクエアタイプ

つま先がほとんど一直線になっている足の形状は、スクエアタイプに該当します。

この形状の人は、つま先部分の横幅が細すぎると小指に負担が大きく掛かってしまい、それが原因で小指を痛めたり、酷くなりと小指が内側に向かって変形してしまう可能性もありますので、シューズを選ぶ際はサイズよりも横幅を優先して選ぶ方が望ましく、履き心地を十分に確かめてから購入することで失敗が少なくなります。





ランニングシューズの性能について

ランニングシューズは、外見は同じようになっていても備わっている性能は多岐に渡っています。

この性能の違いにより、ランニングシューズを使用する用途やレベルに合わせて選択する必要がありますので、ここではランニングシューズの性能につい注目していきます。

クッション性

ランニングを続けていくと、数え切れない回数の衝撃を足の裏で受けなければなりませんので、ランニングシューズのクッション性は足の故障を防ぐためにも重要な要素となっています。

そのことが重要性は開発側も十分に承知をしていますので、ランニングシューズには衝撃を吸引するための工夫が施されています。

この工夫はメーカーや商品によって様々ですが、吸収力が高いソールが使われていたり、エアークッションが内蔵されているシューズなど、開発技術の向上と同時にクッション性能も多岐に渡っています。

重さ

ランニングシューズの重さに関しては、シューズの用途や機能性によって大きく変化していきます。

ランニング初心者の人の多くは、シューズは軽い方が良いと考えている人多いと思いますが、軽いシューズだけに注目しているとクッション性能が損なわれてしまい、足の故障に繋がってしまう可能性もあります。

機能性

ランニングシューズにはクッション性や軽量化だけではなく、それ以外にも様々な機能性が採用されていす。

この機能性は、滑り防止機能、速乾性、紐なしリール機能、ポンプ機能など、シューズによって様々の機能が備わっていますので、機能性を確認することもシューズ選びの大切な要素となっています。

ランニング時の走法について

シューズの消耗が一目で分かるのがヒール部分だと思いますが、この消耗の仕方がその人の走り方の癖と直結してきます。

これはランニングシューズ選ぶにも大事な要素になっていますので、ヒール部分の削れ方を3つのタイプに分けて紹介していきます。

内側と外側が平行に削れる

ヒール部分が平行に削れる人は、足の運びがフラットになっている証となっていますので、足首などを痛める心配は少ないと思います。

このタイプの人は、クッション性に優れたランニングシューズを選ぶことで失敗しにくいと思います。

外側に偏って削れる

ヒール部分が外側に偏っている人は、足の外側から着地している走り方になっています。

このタイプの人は、ランニング時の衝撃が大きくなってしまう場合があり、ランニングが足の故障に繋がってしまいますので、クッション性の高いランニングシューズを選ぶことをおすすめします。

内側に偏って削れる

ヒール部分が内側に偏っている人は、ランニング時にかかとが内側に傾いて走っている人に見られる特徴です。

このタイプは、ランニングすることによって足首などに負担が大きく掛かり、ランニング障害になってしまう可能性がありますので、足の運びが内側になるのを抑制してくれる機能や安定性に優れたサポート機能が備わったランニングシューズを選ぶことをおすすめします。

ランニングシューズを発売している主なメーカー

ランナーにはお馴染みとなっている大手スポーツメーカーは、メーカーの規定や方針によってシューズの形状が異なっています。

また、メーカー独自の技術や素材によっても特色が変化していますので、ここではランニングシューズを発売している大手スポーツメーカーをメーカー別に紹介していきます。

しない

ナイキ

[ナイキ] スニーカー WMNS TANJUN 812655-011 ブラック/ホワイト 23 cm

スポーツメーカーの代表的な企業であるナイキは、横幅が狭いシューズになっている印象があり、それとは逆に甲の部分にはかなりゆとりがある設計になっている場合が多くあります。

その理由としては、シューズの規格が欧米に合わせた横幅が狭い設計になっているのが大きな要因となっていて、日本人が履いた場合はフィット感の良し悪しに個人差あります。

ミズノ

[ミズノ] ランニングシューズ ウェーブ ライダー 21 [メンズ] (現行モデル) レッド×ホワイト×ブラック 26.5 cm

ミズノは陸上競技に精通しているスポーツメーカーの一つとなっていて、シューズの規格も日本人に受け入れやすいスポーツメーカーとなっています。

また、ミズノのランニングシューズは高いクッション性があり、ランニング時の揺れを軽減してくれる機能も備わっていますので、ランニング上級者から上級者までの幅広い層に受け入れやすいスポーツメーカーと言えます。

アディダス

[アディダス] ランニングシューズ Galaxy 3 KDV76 グレー/グレー/クリアグレーS12 26 cm

アディダスは、ミズノと同じように昔から陸上競技者の支持を集めるスポーツメーカーです。

そんなアディダスは、日本人に合うように研究開発されていますので、ランニング中のフィット感は他社よりも優れている印象があります。

プーマ

[プーマ] ランニングシューズ SPEED LITE トゥルー ブルー/ブルー ドナウ 27.0 (現行モデル)

プーマは、ウサインボルト選手が履いていたことでランナーからの注目度が増したスポーツメーカーです。

そんなプーマのランニングシューズですが、少し窮屈さを感じてしまう設計になっているシューズが多く、足が痛くなってしまう可能性も少なくありません。

ニューバランス

[ニューバランス] ランニングシューズ FUELCORERUSH(旧モデル) BB3BLUE/BLACK(BB3) 27.5cm D

ニューバランスのランニングシューズには、独自のクッション材が使われているため、衝撃を吸収するだけでなく、受けた衝撃を反発力に変えてくれる性能が備わっているシューズが販売されています。

そのため、ランニングによる負担を軽減してくれる効果とランニングのサポート効果を同時に得ることができます。

また、シューズ自体は幅が広い設計になっていますので、日本人には受け入れやすいランニングシューズとなっています。

まとめ

ランニングシューズに関する情報を紹介してきましたが、ランニングシューズを選ぶ際に最も重要なことは実際に履いてみることです。

ランニングシューズを販売している店舗によっては、試し履きを入念に行わせてくれる店舗もありますので、サービス意識が高い販売店を見つけるのも大切になってきます。

また、ランニングシューズは足元を支える重要な役割がありますので、出来るだけ妥協したシューズ選びはしないように心掛けてください。