マラソンやランニングで穿かない人のほうが珍しくなったランニングタイツ。あなたは穿く人それとも穿かない人?
近頃のマラソンレースなど見ていると、ランニングタイツを穿いて走っている人が大多数になってきました。
いわゆる生脚で走る人は、少数派になっています。
しかし勿論これは、個人の感覚や目的の違いで穿く穿かないを決めるべきです。
そこで、実際に使用してみて結果、効果的だったという意見と、あまり効果が感じられないという意見をまとめてみました。
私が絶対おすすめするランニングタイツランキング(メンズ・レディース)はこちら
ランニングタイツを吐くことによって得られる効果
まずはランニングタイツを穿くことにどんなメリットが有ると考えられているかを、見てみましょう。
コンプレッション効果
ある程度の締め付けを与えて、筋肉が揺れすぎることのないように、スパンデックスの生地で作られているのがランニングタイツです。
この筋肉の揺れが少ないということで、筋肉疲労を軽減したり、翌日の筋肉痛などの軽減効果を得られるということになります。
次の日に疲れが残りすぎないというのは、ランナーにとってありがたいことですね。
何しろプロのランナー以外は、レースの翌日も仕事に行くことになります。
筋肉痛を背負って仕事に行くのは仕方ないとしても、出来るだけ少なくと思うのは当然のことですね。
テーピング効果
縫い目とストレッチを利用して、キネシオロジーテープを貼ったのと同じような効果が得られるのも、ランニングタイツの機能の1つです。
特に膝関節にトラブルの起きやすいのが、ランニングというスポーツです。
ここにトラブルが有ると勿論、走るのも辛くなりますね。
テーピングやサポーターはそういう時に効果を発します。
しかしテーピングだと貼り方も上手くいかないことがありますし、貼り直しも面倒になります。
ランニングタイツなら、きちんと穿けばこの効果が得られますし、テープによるかぶれなどもありません。
関節トラブルへの予防としても、非常に効果的です。
転倒したりした時の怪我の軽減
たかが布1枚でも、転んだ時の怪我の具合はかなり差が出ます。
むき出しの脚で転んだ場合と、タイツを穿いているときでは結構差ができてしまいます。
軍隊などでどんな暑い時でも必ず下着は着る、というのが同じことです。
1枚の布が、怪我の大小を分けることにもなるからです。
特に普通のタイツよりもしっかりした布地でできているのがランニングタイツです。
予防にはもってこいですね。
寒い時の防寒暑い時期のUVカット
これは普通のタイツでも得られる効果です。
UVカットについては、普通のタイツだと機能があるものと無いものがあるので、購入時に注意が必要です。
防寒に関しては、まあ普通のタイツでも用は足ります。
とは言っても、機能性のランニングタイツの場合、当たり前のようにこの2つの機能がついているのも事実です。
私が絶対おすすめするランニングタイツランキング(メンズ・レディース)はこちら
ランニングタイツの効果について異論も
近年このランニングタイツの、疲労軽減効果に関して異論が発表されました。
疲労の軽減には、筋肉の揺れを抑えてもあまり効果がないというものです。
またそれによって記録が伸びるということも、期待できないという意見です。
つまり、穿いているので疲れは感じないはず、という精神的な感覚も手伝っているのではないかという意見です。
まあこれに関しては、その後も賛否両論凄まじいので、一概にどうとは言えません。
しかしこの手の意見は、実際に履いてみた人からもでているのもまた、事実なのです。
ランニングタイツを穿く派
さてランニングの時に、ランニングタイツは外せない、これはおすすめという人の意見を見てみましょう。
筋肉をサポートしてくれるので
ランニングタイツを穿くと、筋肉がしっかりサポートされている感じがするので軽く走れる、という意見です。
それこそ、筋肉の揺れを抑えているので、その分脚が軽いという感覚があるということですね。
実際生脚で、フルフルする筋肉よりもずっと、しまった感じがしたほうが走りやすいという感覚はあります。
穿く前に比べて脚が自由に動く、脚が上げやすいなどの意見が上がっています。
関節部のトラブルがあるので必須
ランニングやマラソンの場合、下半身の関節部に大きく負担をかけてしまいます。
それを防ごうと、色々と筋トレに励んでも、まあフルマラソンなど走れば故障が起きて当然ですね。
なので、膝にトラブルが出てしまって、でもテーピングは自分では上手く出来ないし、皮膚がかぶれてしまう、という人にはテーピング効果は救いですね。
キネシオロジーテーピングの場合、筋肉に沿って貼ることで、関節部を筋肉でより一層サポートできるように工夫されています。
その理論を取り込んだのが、ランニングタイツのテーピング効果です。
おかげで膝のトラブルがあってもレースに出られた、膝が危ないかもと思った時に使い始めたら楽になった、などの意見があります。
普通のタイツより頼りになる
防寒やUVカットだけなら、普通のタイツでも充分です。
しかしランニングタイツの機能だと、普通のタイツよりも機能的に進んでいるのは明らかです。
普通のタイツよりもしっかりとした縫製、厚いのによく伸びる布地で安心、などと使用したい人が多いですね。
加えて、特に夏場はUVカットを期待してタイツを選んだけど、普通のタイツだと速乾性や吸水性に劣る感じ、などという声もあります。
運動用に、しかも走ることに特化して作られたランニングタイツですから、まあ当たり前かもしれませんね。
ランニングタイツは穿かない派
肯定派の意見もあれば、否定派の意見もあります。
締め付けがきつくて辛い
ある程度の締め付けでコンプレッション効果を発揮しているのが、ランニングタイツです。
サイズの問題も勿論ありますが、ゆるすぎてはこの効果は得られません。
しかし、穿くのが大変、締め付けで脚が重く感じる、血の流れが悪くなったような気がする、などという意見もあります。
まあ正直、これが個人差というものですね。
肯定派が気持ちよく感じる締めつけ感ですが、これが気持ちよく感じられない人もいるわけです。
お財布が辛い
まあ正直なところ、メーカー品のランニングタイツはそれなりのお値段がします。
とは言え身体に関することなので、できるだけ良いものをと思うのは当然です。
でもそれが、お財布を痛めつけることにもなるのが、悲しいところですね。
結構買い替えが必要だけど流石に毎回は、ランニングタイツ1枚で普通の量販店のタイツが4枚買える、などの意見が見られます。
プロじゃないのにそこまでお金はかけられない、ということかもしれません。
穿かなくなったらちょっと問題が
かなりのサポート能力を発揮するランニングタイツなので、では穿かなくなったらなにか問題がという疑問もありますね。
これについては、最初から穿くのが当たり前と言われて穿いていたけど、ちょっと生脚で走ったらやたら辛く感じた、という意見があります。
ちょっとだけ走るのに、手元にランニングタイツがなかったのでまあいいかとそのまま走ったら、脚が重く辛く感じたというのです。
実際その人にとっては大きな効果があったということですが、その分筋肉がサポートされすぎてしまったということですね。
つまり筋肉の育成が、イマイチになってしまった、ランニングタイツに頼りすぎていたということです。
この人の場合、その後ランニングタイツを穿いたり穿かなかったりして、様子見しているようです。
筋トレもして、サボっていた筋肉を働くように努力しているということでした。
まとめ
さて結論としてですが、これはもう当人の感覚次第、ということになります。
実際ランニングタイツの場合、穿くのが面倒なのは事実です。
かと言って適当に穿いたりすれば、効果は得られません。
またこの効果に慣れすぎて、筋肉がイマイチ鍛えられないのも問題です。
効果を感じられる人感じられない人、効果がありすぎてどうも自分の筋肉が鍛え上げられる感じのしない人、様々です。
自分に合った使用法で、安全に走ってください。