そのひと手間が寿命を延ばす。ランニングタイツは手洗いで清潔に!
ランニングタイツを長持ちさせたいなら洗濯は必須です。
素材にポリウレタンが使われているため洗剤との相性はよくないのですが、汗や紫外線もダメージに繋がるので結局は洗った方が長持ちしてくれます。
一部のランニングタイツは洗濯機で洗うこともできますが断然手洗いがおすすめです。
生地に余計な摩擦を与えないためサポート機能もばっちり維持できちゃいます。
普段は洗濯機にお任せという方も一度手洗いにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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どうしても手洗いしないといけないの?
ランニングタイツの洗濯は表示タグに従うのが鉄則です。
タグに洗濯機OKと記載されているなら無理に手洗いする必要はありませんよ。
しかしランニングタイツは履けば履くほど劣化する物。
当然、洗濯機による摩擦や振動もダメージに繋がるため、自分で加減を調節できる手洗いの方が安全だとされています。
メーカー品の高級タイツなら洗濯機で生地が傷むこともないのですが、千円以下~3千円程度の商品は生地が弱く劣化が早いため、
手洗いして極力ダメージを与えないようにした方がいいのではないでしょうか。
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手洗いの手順:洗い編
1大きめの洗面器やタライを用意してぬるま湯を張り、洗剤を加えずに裏返しにしたランニングタイツを軽くくぐらせます。
2タイツを取り出して水気を簡単に切り、タライのお湯を捨てて新しいぬるま湯を張り直します。
洗面器の中に洗剤を加え完全に溶かしてからタイツを浸しましょう。
3手で生地を押したり・掴んだり・離したりしながら汚れを落としていきます。
ゴシゴシ洗いや生地同士を擦り合わせると手洗いの意味がありません。
繊維が傷み毛玉や毛羽立ちなどが起きてしまいます。
手洗いの手順:すすぎ・脱水・乾燥編
1お湯を捨て洗面器に新しいぬるま湯を張り直し、タイツに付いた洗剤を押し洗いの要領で落としていきます。
洗剤の成分が完全に無くなるまで何度かお湯を変えて繰り返しましょう。
2洗面器からタイツを取り出して乾いたタオルで水気を切ります。
3型崩れ防止のためにハンガーにかけて陰干しにしましょう。
乾いたランニングタイツは直ぐに取り込んでください。
どの洗剤を使うべき?
ランニングタイツの洗濯なら液状タイプの洗濯用洗剤がおすすめです。
液(ジェル)状の洗濯用洗剤は普通の中性洗剤では落としきれない汗や皮脂汚れ・臭いを落とすのに特化しています。
夏場の頑固な汗や臭いでも問題ありませんよ。
また、特に汚れや臭いが酷いポイントは直接洗濯用石鹸を付けて洗ってもOKです。
石鹸をしっかり泡立てて押し洗いをすると綺麗に落とせます。
ただし、柔軟剤や漂白剤を使うのだけは止めてください。
ランニングタイツは機能上、生地が薄く複雑な造りになっているため、刺激を与えて繊維や生地を傷つける洗剤は使わないのが鉄則です。
ここが大切!手洗いの注意点
●ランニングタイツは必ず裏返しにする
機能性を維持させるために表面の摩擦はできるだけ避けるべきです、裏面にするという少しの手間が寿命を延ばす結果に繋がります。
●すすぎが一番大切!極力丁寧にすること
生地に洗剤が残っていると繊維が壊れてランニングタイツのサポート機能や品質が落ちてしまいます。
面倒でもお湯が濁っているならすすぎを続けてください。
●乾かす時は必ず日陰
陰干しでは乾くまでに時間が掛かってしまいますがランニングタイツは太陽の光でも劣化します。
せっかく手洗いをしたのに乾かし方でミスをしたら苦労も水の泡です。
まとめ
ランニングタイツを洗濯するなら手洗いがおすすめです。
力を加えずに汚れを落とせるため生地が傷みにくく長持ちさせることができます。
用意する物は普段使っている洗濯用洗剤と洗面器だけですから、時間がある時にでも試してみてください。
自分で手洗いして清潔になったランニングタイツを履いた方が身も引き締まるはずです。