アナタのランニングタイツは夏用?冬用?季節ごとに使い分けるべき特徴をまとめてみた

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ランナーの快適な走りをサポートしてくれるウエアとして、ランニングタイツが注目されています。

近年になってランニングタイツの認知度も上がり、街でも老若男女問わず多くのランナーがランニングタイツで走っているのを見かけます。

しかし意外に知られていないのは、ランニングタイツにも「夏用」「冬用」があるということ。

また、中には季節を問わない「オールシーズン」のランニングタイツも。

それぞれにどのような特徴があるのかをまとめてみました。



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ランニングタイツを履く理由のひとつは"体温調整効果"

ランニングタイツは、ランナーにとって嬉しい効果がたくさんあります。

怪我の防止や、疲労回復に繋がる効果など、ランニングタイツを履く理由は様々ありますが、今回注目したいのはランニングタイツの"体温調節効果"についてです。

ランニングタイツには、季節に応じて肌を守り、体温を調節してくれる働きがあります。

夏は汗を吸収して効率良く発散し、体温を下げてくれます。

逆に冬は、冷たい空気が直接肌に当たらないよう遮断し、体温を溜めて体を温めてくれます。

まさに、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるランニングタイツ。

季節に合ったランニングタイツを履くことで、年中いつでも快適なランニングを楽しめます。

ちなみにランニングタイツにはこんな効果も

ランニングタイツには、短距離・長距離を問わずランナーの足を保護してくれる効果があります。

ランナーの足に適度な圧力を加えることで、走行時の足の筋肉をサポートし、ランニングに必要のない筋肉の動きを制限します。

これはコンプレッション機能と呼ばれている性質で、コンプレッション機能のあるランニングタイツを履いていると、通常の衣服でランニングを行った場合よりも筋肉の疲労が軽減されたり、疲労回復が早くなると言われています。

また、ランニングタイツにはヒザなどの関節を保護する役割があります。

一般的にランニングタイツは筋肉の動きに合わせて伸び縮みする生地と、伸縮性の小さな固い生地を合わせて作られています。

伸び縮みしにくい生地がスポーツテーピングのような役割を果たすことで、ヒザの関節に無理な負担がかからないよう計算されているのです。

ファッション目的でランニングタイツを履く方も多いようですが、実はこんなに機能性の高い衣服だったんですね。

もちろん、走る姿がカッコよく見えるということもまた、ランニングタイツの魅力です。



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ランニングタイツは夏にも必要?

冬の寒い時期のみランニングタイツを使っている方もいらっしゃるようです。

たしかに、冬の冷たい外気から肌を守り、温めてくれるランニングタイツの効果は冬にこそ実感しやすいと思います。

しかし、ランニングタイツは夏にも有用です。

夏は暑いからタイツなんて履いていられない!

と思ってしまうかもしれませんが、実はそんな方にこそ夏場のランニングタイツがおすすめ。

夏場のランニングタイツは一見すると暑苦しそうに見えますが、実は普通に走るよりも快適なんです。

ランニングタイツには汗を吸収し、熱を効率良く発散してくれます。

分厚い生地に見えても、実際は熱がこもりにくい生地で作られているので、涼しくて快適なランニングができるんです。

ランニングタイツには夏用と冬用がある

季節を問わずランナーの足を守ってくれるランニングタイツですが、夏と冬ではランニングタイツに期待する効果が異なります。

よって、ランニングタイツにも普通の衣服と同じように、夏用と冬用があるんです。

夏場に冬用のランニングタイツを使っていても、そのメリットを十分に活かすことはできません。

逆もまた然りです。

夏用と冬用、それぞれの特性とメリットを理解して、季節に合ったランニングタイツを履くようにしましょう。

1.夏用のランニングタイツを履くメリット

夏用のランニングタイツは、比較的薄く通気性の良い生地で出来ています。

吸湿性が良いので、ランニング中にかいた汗を吸収し、そのまま熱と一緒に発散してくれます。

夏用のランニングタイツは、普通の衣服よりも涼しく快適にランニングするのに役立ちます。

また、注目したいのは夏用のランニングタイツによく見られる「UVカット」の機能。

普段は日焼け止めなどを塗ってしっかり紫外線ケアをしているという方でも、意外にスポーツ中のケアは忘れがちです。

夏用に作られたランニングタイツには、たいてい紫外線を予防する加工がされているので、長時間のランニング中、足が太陽光に晒され続けることを防いでくれます。

こうした紫外線ケアの機能は、同じくUVカット機能を備えたジャンパーやボトムズと合わせて女性ランナーに人気です。

夏場にランニングを行うと、体温が上がりすぎて熱中症になる危険性もあります。

もちろん、熱中症対策には水分補給・塩分補給が最も大切ですが、体温を調節してくれるランニングタイツをはじめとしたスポーツウエアを着用することも、熱中症対策に十分有効な手立てです。

2.冬用のランニングタイツを履くメリット

冬用のランニングタイツは、夏用のものに比べて分厚い生地で作られています。

商品によっては素材そのものにも熱を溜め込みやすい性質をもつ生地が使われており、夏用のランニングタイツよりも高い保温効果が期待できます。

日本では長距離マラソンなどの大会が冬に行われることが多いため、夏用のランニングタイツよりも冬用のランニングタイツの方が一般的に多く流通しています。

冬の寒さから体を守るということは、単純に防寒という意味の他に、筋肉が寒さで硬直しないよう一定の体温を維持するという大切な意味があります。

人間の筋肉は寒さによって硬直すると、肉離れを起こしやすくなったり、上手く動かないことで転倒などの事故につながりやすくなります。

冬のランニングには、こうした寒さから直結する怪我・事故を未然に防ぐ対策が必要なのです。

冬場のランニングタイツは、怪我から身を守るメリットがあるんですね。

季節問わず履けるランニングタイツはあるの?

ランニングタイツの中には、夏冬問わず使えるオールシーズンタイプのものがあります。

オールシーズン使えるランニングタイツは吸湿性&通気性の良さに長けていて、どちらかといえば夏用のランニングタイツに近い機能性を持っています。

そのため、冬用のランニングタイツに比べると保温性はありませんが、よほど寒い地域でなければ、無理に夏用と冬用に分けず、オールシーズンのランニングタイツを選んでいる方が多いようです。

夏用と冬用で値段はどれくらい違う?

夏用(オールシーズンタイプ)と冬用のランニングタイツでは、どれくらい値段が違うのかを調べてみました。

メーカーや商品ごとに値段がピンからキリまであるので一概にどのくらい違うと断定はできませんが、結果から言うと夏用と冬用のランニングタイツに大した値段差は無いようです。

ランニングタイツの値段は、使う時期よりも商品そのものの機能性によって上下するため、自分のレベルに合った商品を選択すると良いと思います。

参考までにネットショップでは、アシックスやアディダスなどの有名メーカーのオールシーズンランニングタイツが3000円~5000円くらいで購入できました。

これ以上値段の高いものになると、シーズンごとの生地の厚さや保温性というより、コンプレッション機能などの筋肉や骨を保護する機能性が向上するようです。

まとめ

同じランニングタイツでも、保温性・UVカット性という観点から見ると、季節によって使い分けることが重要ということでした。

ただ、メーカーによっては夏用と冬用ではなく、オールシーズンタイプと冬用に分けているところも多いようです。

冬用のランニングタイツを夏に履くと熱がこもりすぎて逆効果になることもあるので、自分のランニングタイツがどの季節に向いているのか、今一度確認してみてはいかがでしょうか。