ランニングシューズを新しく購入しよう!ハイカットのものにちょっと目が行くのだけど?

ランニングやマラソンには、勿論専用のランニングシューズの着用がおすすめです。

普通のスニーカーでも走れますが、そこは長距離に対応したクッション性などに優れたランニングシューズのほうが、信頼性もありますね。

さてこのランニングシューズですが、選ぶ時にサイズや色だけでなく、ハイカットかローカットかでも悩んだこと、ありませんか。





スニーカーという靴は基本

普段でもスニーカーを愛用している人は、かなり多いと言っても過言ではありません。

また休日のお出かけでも、おしゃれなスニーカーにワンピースを合わせるなど、アメリカの1950年台のファッションに似た着こなしをしている人も、見かけます。

勿論スニーカー自体は、カジュアルな靴に分類されます。

一流ホテルの晩餐にスニーカーというのは、流石にドレスコードに引っかかってしまい、入れないのが普通ですね。

最もこれ、女性の場合はジーンズでもファッションとみなされて入れることもあるので、男性諸氏には差別だと言われそうですね。

スニーカーも、筆者試してみたことはまだありませんが女性なら、特にそれがブランド物ならOKが出るかもしれません。

とはいえやはり、基本的にはスニーカーはカジュアルシューズです。

元はスポーツ用として考えられた靴なので、本来の使用法はそちらだということです。





スニーカーでもランニングに特化されたのが

そのスニーカーの中でも、ランニングに特化されたのがランニングシューズです。

一見普通のスニーカーと変わらないように見えますが、長距離長時間のランにも耐えられるように作られています。

またクッション性なども、普通のスニーカーよりもしっかりと作られています。

何と言っても走るという行動は、ジャンプの連続と似たようなものです。

一歩足を踏み出して着地、というのは歩きと同じ運動です。

しかしウォーキングと決定的に違うのは、一瞬でもランの場合、両足が空中にあることです。

ウォーキングや普通の歩きの場合、両足が宙に浮くことはありません。

必ず片方の足の裏は、地面にあります。

しかし走っている場合は、本当に一瞬でも両足が地面を離れます。

つまり、着地にもそれだけの衝撃と重さが加わるということです。

それを計算に入れて作られたのが、ランニングシューズですね。

走る時には専用のランニングシューズを用意したい

家の周辺を15分位走るのだから、まあ普通のスニーカーでもいいだろう、と気楽に構える人もいます。

実際にその程度なら、それほど脚に負担はかかりません。

しかし昔と違って今では、道路の殆どが舗装されていることも考慮に入れておきたいですね。

硬く見えても本当の土の地面は、柔らかく体重を受け止めてくれます。

しかしアスファルトやコンクリートの舗装の場合、体重を受け止めるのではなく跳ね返してくる感じになります。

これが下半身の関節部の故障に、一役買っているのです。

そのショックを少しでも和らげるためのシューズが、ランニングシューズなので。

短距離をちょっと一走りの時でも、出来ればランニングシューズを履いておきたいものですね。

ランニングシューズを購入する時に迷ってしまう一つのこと

普通ランナーの人達を見ていると、ローカットのランニングシューズで軽々と走っている人が多数です。

しかしその中に、ハイカットのシューズで走っている人も結構見かけるようになりました。

ハイカットのスニーカーと言うと大多数の人が連想するのは、バスケットボールの試合ではないでしょうか。

バスケにハイカットのシューズは、当たり前というかバスケの顔、と言った感じですね。

でもランニングシューズにもこのハイカットのタイプ、かなり販売されているのです。

最も見た目、何気に重く見えるのでちょっと履く気がしない、という人もいないではありません。

しかしこのハイカットのランニングシューズ、走る上でかなりのメリットがあるのです。

ダッシュの走りのバスケと、長距離の有酸素運動のランニングですが、その違いを超えてお役立ちなのがハイカットのシューズなのです。

ハイカットのランニングシューズのメリットは

ではまず、メリットを見ていくことにします。

足首からくるぶしまで覆うハイカット、これが長距離ランニング向きというメリット、多いのです。

足首の保護になってくれる

体重が最終的にかかってくるのが、足首です。

ここを保護しておかないと、もしくは体重が墜落しないように筋肉を鍛えておかないと、足首を壊す原因になります。

実際、初めての長距離の大会などに出た後、筋肉痛と並んでランナーを悩ませるのが、足首の痛みです。

完走したけれど後でよく見てみたら、軽い捻挫を起こしていたということもあります。

ここを保護するために、サポーターを着用したり、長い丈のサポートタイプのランニングタイツを使用したりする人もいます。

ここでハイカットのランニングシューズも履いておけば、足首保護がもう一歩確実になります。

ここを覆うだけで、かなりの安定感があるのが嬉しいところです。

脱げにくいので走りに集中できる

ランニングシューズの紐については、その結び方も色々とレクチャーされています。

しかしどうしても、1回でもほどけてしまった人の場合、その後それが気になって何度も足元を見てしまうくせがついてしまうことがあります。

これはランニング中の姿勢の崩れにも繋がりますので、出来れば直しておきたいですね。

ハイカットのランニングシューズの場合、紐の結び位置も足首の上の方になりますので、もしほどけてもすぐにそれにつまずいたりということがありません。

一旦履いたら足首まで覆うので、それでなくても脱げにくいのが特徴のハイカットです。

走っている間に紐がほどけて脱げるのではないか、という不安の解消に一役買ってくれますね。

心配性の人にも、これはおすすめです。

小さな石とかが入りにくい

ランニングのコースも大会のコースも、殆どが舗装路になっている昨今です。

しかしそれでも小さな石などは、そのあたりに転がっているものです。

歩いていても時に、スニーカーの中に石ころが入ってイライラすること、ありませんか。

これがランニング中だともっと気に障ると言うか、下手をすると怪我にも繋がりかねません。

ローカットのものだとこの、石が入るというケースが結構あるのですが、流石にハイカットのものだとまず無いと言って過言ではありません。

靴の中でチクチクと足を刺激する異物、入らないに越したことはありませんね。

これ入ったまま長時間放置して走っていると、足に怪我します。

しかしこれを取り出すために止まってしまうと、大会中は記録にさわりが出ることもあります。

転ばぬ先の杖、ハイカットの使用がおすすめですね。

でもハイカットにもデメリットがないわけでも

メリットだらけのようなハイカットですが、メリットはデメリットにも繋がります。

特にこの、脱げにくいという点は、脱ぎにくいというデメリットにも通じます。

勿論履く時にもそれなりに、時間がかかります。

走っている最中にもし、靴ずれや靴内部のトラブルがあった時、ローカットならすぐに脱いで手当ができます。

しかしハイカットだと、どうしても時間がかかってしまいます。

そういった点には、注意が必要だと心に留めておいてください。

まとめ

ハイカットのランニングシューズ、近頃のラインアップを見てみるとかなりの種類が出ているのが、嬉しい限りです。

実際ハイカットのスニーカーは、普段履きとしてもおしゃれに利用ができるので、人気の的です。

着脱がちょっと不便なので、脱いだり履いたりが頻繁な状態の時にはおすすめできないのですが、長距離のランにはうってつけだということですね。

慣れてくれば着脱もそこそこ短時間でできるようになりますので、この便利なハイカットのランニングシューズ、次の機会に試してみてください。