ランニングタイツはジョギングの時に履くべき? 筆者の体験談をご紹介
ジョギングやランニングを始める時、ウエアもいろいろと揃えたくなるのは当然です。
しかしちょっと気になるのは、ランニングタイツですね。
暑い時期など必要ないと思ってしまうのは、仕方のないことです。
しかしこのランニングタイツ、大変にお役立ちのウエアであることも事実なのです。
筆者も最初は履いていなかったのですが、1回着用するとやはり走りやすいものですね。
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ジョギングを始めたわけは
筆者の場合他にやっていることがあって、そのウォームアップとしてのジョギングをやろうと、最初考えたわけです。
ジョギングで体を温めて、その後本格的に始動したいなとおもったのが、最初の動機でした。
まあその後、ジョギングの魅力に取り憑かれてしまったのは、言うまでもありません。
風を切って走るのも、季節によっていつもの景色が微妙に変わっていくのも、走り終わった時の達成感や充実感も、本当に魅力的だったのです。
とは言え最初は、他の運動はしていたものの走るための筋肉はあまりなかったわけですし、ウエアも勿論持っていませんでした。
筋肉の方は徐々に付けるにしても、ウエアに関してはある程度揃えなくてはなりません。
なのですでにジョギングしている知人に聞いて、あれこれ用意はしたのです。
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ご多分に漏れず最初は生脚で
さてこのジョギング、実際に続けられるかどうかは、その時点では解りませんでしたので、できるだけ家にあるものでウエアの代用にしました。
Tシャツで通気性のいい素材で作られたものがあったので、それを上に着ました。
下はと言うと、短パンでこれも他のスポーツで使用していたものを流用しました。
またシューズに関しては、これは一応ランニングシューズを新調しました。
ジョギングが続かなくても、普段使いで使用できるからまあシューズくらい、と考えたわけです。
ソックスはこれも、ちょっと厚手のものがありましたから、それを使用しました。
ここまでが最初の筆者のジョギングウエアだっったのです。
つまり、生脚で走ったわけです。
タイツ無しでのジョギングについて
さてこの時はちょうど初夏でした。
最も走り始めるのに適した季節です。
なので割と気持ちよく最初は走れました。
まああっという間に太もも、大腿四頭筋が疲れてしまって重くなったのは、仕方のないことです。
それでも何とか、1日おきくらいに走っていたら段々と身体も慣れていったものです。
そして日が経てば、勿論気温も上がっていきました。
この時に何が気になったかと言って、汗です。
それほど汗っかきではないのですが、さすがに慣れない運動なので、何時もより汗はかいていました。
それが上半身から下半身に流れていくんですね。
勿論下半身、お腹や脚にも汗はかきます。
それと一緒になって、重力に従って下の方に流れていくわけです。
つまり、靴の中へです。
これが何とも、気持ちが悪くて改善したいと思った第一のことでした。
これまた手持ちの衣類の中から探してみた
これを改善すべく、何か無いだろうかとチェストを捜索したところ、これまた別の運動で使用していたタイツが見つかりました。
幸い運動用だったので、乾きやすい素材でできているタイツだったのです。
実はまだこの時点でも、ランニングタイツという選択肢は頭にありませんでした。
これはランニングタイツを無視していたわけではなくて、あの当時はまだそれほどポピュラーなウエアではなかったからです。
ランニングやジョギング自体が、現在ほど広まっていなかった時代です。
したがってウエアも、専門店でしか手に入らないという問題がありました。
代用にこだわったのは、そのせいもあります。
他の運動をしていたので、速乾性のある生地でできていたあれこれを持っていたのは、かなり運が良かったと思いますね。
タイツを履いて走ってみると
何しろ夏のことです。
最初は暑いという感覚しかありませんでした。
しかし走り続けていたら、これまでに気になっていた汗を気にせず走れていることに、気がついたのです。
これはかなりお役立ちだと、ちょっと嬉しくなりました。
なのでそれからはタイツを履いて走るようにしたのです。
冬は勿論、保温のために履くことにしました。
代用タイツがあったのは、確かにあの時代ラッキーだったと言わなくてはなりませんね。
その後のランニングタイツ遍歴
という訳で、ランニング用のタイツに目覚めた筆者です。
その後段々と走る距離も長くなり、そしてありがたいことにジョギング層が広まっていって、ジョギングウエアも手に入れるのが楽になってきました。
走っていれば仕方のないことで
走るということは勿論、身体に無理を強いていることにもなります。
短距離をゆっくり走るくらいなら、まあどうということもありません。
しかし距離が長くなってくれば、どうしても下半身にトラブルが起きてきます。
加えて筆者の場合、ジョギング以外にも運動をしていたので、ちょっと無理が祟りました。
結果、膝の痛みが出てきたのです。
勿論整体などにも通いましたが、運動はやめられません。
でその当時やっと近くにできたスポーツショップに行ってみたのです。
状況説明をしましたら、スタッフが出してきてくれたのが、テーピング機能のついたランニングタイツでした。
これはいちいちテーピングしなくても、タイツを履くだけで効果があるのでおすすめだ、という事でした。
テーピングを毎度するのも面倒で、しかもテープがどんどん無くなっていくのにも困っていたので、早速このタイツを購入履いてみたのです。
結果、きちんと履けばかなりの効果があるとわかりました。
これ、本当に助かりました。
走れる距離は長くなったけど
あまり無理せず走っていましたが、それでも時間というのは偉大なもので、時間経過とともに段々と長距離を走れるようになっていきました。
がしかし、時間というものは残酷なもので、年もとっていったわけです。
いくら鍛えていても、筋肉は加齢とともに衰えていくものです。
距離が長くなったのだから疲れて当然、とか自分をごまかしていたのにも、限界は存在します。
なのでここでも、ランニングタイツに助けてもらうことにしました。
こちらは年々、高機能の製品が開発されてきていました。
なので、疲労軽減に効果のある高機能性ランニングタイツを、使ってみることにしたのです。
幸い身体に合っていたらしく、もしくは多少気持ちの問題もあったのでしょうが、脚の疲労に効き目があった感じです。
時間というのは偉大なものですが、残酷なものでもあります。
でも年取った分カバーしてくれるような製品が開発されるのも、また時間とともにです。
ちょっと近頃走った後の脚の疲労が、と思ったらこの手のランニングタイツの着用をおすすめしたいです。
遍歴の結果は
さてこのように、一通りのランニングタイツの経験はしてきました。
正直なところ、あまり筋肉を甘やかしたくないという古い年代の生き残りなので、時に応じて使用するようにしています。
調子のいい時には、速乾性や通風性に優れた素材の普通のタイツを履いて走っています。
膝が痛む時や足首にトラブルがあった時には、テーピング機能重視のものを使用します。
どうも走る前にすでにいささか疲労していると感じる時は、疲労軽減出来るような機能のついたタイツを履いて走ります。
そんな感じに筋肉を、甘やかさずにしかしきつい時にはサポート、という風にランニングタイツを使用している筆者です。
まとめ
いきなり高機能の、しかも高価なランニングタイツを購入しても、走り続けられなくてはチェストの肥やしになってしまいます。
筆者の場合、必要に応じてタイツを変えてきて、現在ではやはり必要に応じて使用しています。
自分の身体の状況に応じて、うまく使い分けていけるといいですね。
少なくとも生脚でのジョギングよりは、1枚タイツがあったほうが、怪我の時にも違ってきますし紫外線からも守ってくれます。
高価なものでなくても最初は充分ですので、1枚履いてみてください。