ランニングタイツを使い始めた人におすすめ。もっと機能を知ってもっと快適に走ろう
東京マラソンが開催されてから、趣味としてのマラソン・ランニングが市民権を得てきましたね。
そのなかで、走る際にランニングタイツを着用する方も増えてきました。
ところで、みなさんはランニングタイツには様々な機能が存在することをご存知ですか?
その機能を有効活用することで、もっとランニングも捗ることでしょう。
ここではそんな、ランニングタイツの持っている機能をご紹介します。
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ランニングタイツの機能をご存知ですか?
皆さんも走る際に、インナーとしてあるいはランニングウェアとして、ランニングタイツを着用されることと思います。
ところでそのランニングタイツには、様々な機能があるのを皆さんご存知でしょうか?
ランニングタイツを穿くと見た目がいいから穿いている、という方もおられるでしょう。
しかしランニングタイツは身体をサポートしてランニングを支えてくれる複数の機能が備わっています。
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ランニングタイツの機能を勉強していきましょう
それを知ることで、さらにランニングが楽しく、快適なものになるのです。
それでは、ランニングタイツのもっている代表的な機能を勉強していきましょう。
そんなこともう知っているというかたもご一緒におさらいしていきませんか?
防寒・保温
まずは基本的な機能として、ランニングタイツには防寒・保温機能が備わっています。
これは皆さんも第一に想像がつく機能なのではないでしょうか。
そして、このような機能はシンプルながら非常に重要なはたらきとなっているのです。
たとえば、マラソンの日に低気温だったり雨や雪に見舞われてしまったりしたとき、ランニングタイツはあなたの完走の支えになってくれます。
マラソン・ランニング中に低体温が続くと、低体温症を発症し、意識の低下や歩行困難などパフォーマンスの低下をもたらします。
低体温症になるとマラソンどころではなくなり、病院に駆け込む事態になりかねません。
最後まできっちりと完走したいのなら、気候に合わせた服装が重要になってきます。
そこで、マラソンやランニングをするとき低気温や雨、雪の予報が出ているのなら、大事をとってランニングタイツを着用するのも考えるべきなのです。
さらに、冬用のランニングタイツは裏地が起毛されているものも存在しており、とても暖かい状態で走ることができます。
もちろん、ランニングタイツを穿くことで暑くなりすぎると逆効果になってしまいかねません。
そこのところは天候と自分の穿くランニングタイツと相談してよく考えて決めましょう。
ですが基本的には、冬用でないランニングタイツなら、夏場でも全然問題なく使えますよ。
コンプレッション効果
もうひとつ、ランニングタイツにはコンプレッション効果という機能があります。
圧迫・圧搾を意味する"コンプレッション"という言葉のとおり、これはランニングタイツを穿くことで脚に「着圧」がもたらされるというものです。
「着圧」とは脚をタイツで覆うことで筋肉に適度な圧力を与えられることを意味します。
運動機能の支援・向上を目的とした衣服をコンプレッションウェアと呼び、様々なスポーツでも用いられています。
そしてこのコンプレッション効果によって得られる効果もいくつか存在します。
まずひとつとして、着圧により筋肉に圧力を加えることで、筋肉の無駄な動きを防ぐことが挙げられます。
無駄な動きが減ることで筋力のパフォーマンスの向上と、無駄な疲労を防ぐことができるのです。
また、ランニングタイツには脚の血流を良くする効果も存在します。
それにより体内物質の移動が活発化し筋肉が疲労するのを軽減させ、その結果としてスタミナや運動パフォーマンスの向上といった効果が得られます。
そのようにして、コンプレッション効果はランニングのパフォーマンスも向上させ、その後の身体のリカバリーにも良い影響を与えます。
そのため、ランニングをする際にコンプレッション効果のあるランニングタイツを穿くことで、走りやすいのはもちろん、翌日の身体のダメージも軽減できるのです。
マラソンやランニングをおこなうとき、疲労を翌日に響かせたくないと考えている人にはとても助かりますし、おすすめです。
テーピング・サポーター効果
さらに、ランニングタイツにはテーピングやサポーターの効果をはたらく機能もあります。
テーピングやサポーターは、ランニングの際に痛みの出やすい部位や筋肉を支えることで、疲労の軽減や怪我の防止などの形で私たちを助けてくれます。
とくにマラソンなど、長時間のランニングになる場合、はじめは快調に走ることができていても、突如不意の痛みや疲労に襲われることもあります。
そのような事態に陥る前に、身体を支えてくれるテーピングやサポーターとしてもはたらくランニングタイツを穿くのが効果的なのです。
そのテーピングやサポーターの具体的な効能もさまざまなものがあります。
たとえば足裏の場合、足の内側・外側に変に重心がかからないように、足裏の重心バランスを整えることができます。
これによって重心移動がとても快適になり、結果として正しいランニングフォームをもたらしてくれますし、また疲労の軽減にもなります。
また、もうひとつの効果としてこれらの機能は筋力不足を補ってくれます。
これによって筋力が不足していることによって引き起こされる身体のブレを防ぐことができるのです。
これらの機能により、ランニングタイツはランニングと関係のある怪我の防止にも非常に大きくはたらきます。
したがって、まだまだ練習をはじめたばかりで走る筋力のたりてない初心者の方にはランニングタイツはとくにおすすめできるのです。
ランニングタイツに弊害ってある?
さてランニングタイツの様々な機能をみてきましたが、逆にランニングタイツを着用することによる弊害・デメリットは存在するのでしょうか?
結論から言いますと、若干存在します。
まずひとつはランニングタイツで脚先から腰まで覆うことになるので、少しだけですが身体の動きが制限されます。
身体のサポートや疲労の軽減には効果的にはたらいてくれますが、トップスピードはすこしおさえられてしまうのです。
マラソン等のトップランナーはこれを気にして、競技会等でランニングタイツを穿くことはほとんどありません。
もうひとつ、筋力サポートや疲労が軽減されることに慣れてしまうと、何も穿かないで走ることに違和感をおぼえてしまうこともあります。
ランニングタイツが非常に良いはたらきをしてくれるので、身体もそれに甘えてしまうこともあるのです。
ランニング生活のお供にランニングタイツを
しかし、アスリートはともかくランニング初心者のかたは走る筋力がついていません。
まずはランニングタイツを穿いて身体をサポートしてもらうことが良いと思います。
筋力を補って疲労を軽減してもらいつつ、まず走る楽しさを発見するのが大事なのです。
そのようにしてまず走ることで、足りていない筋力はついていきますし、当然心肺機能も鍛えることができます。
そして走ることに慣れてきて、自分でタイム等の目標が立てられたら、自分がランニングする際のウェアについてもう一度考えてみるのが良いのではないでしょうか。
ランニングタイツの寿命は?
それだけオトクなランニングタイツ、気になるのはどれだけ使えるのか?
ということですよね。
メーカーが設けた寿命というものは存在しませんが、おおよそタイツがゆるくなってきたら寿命の目安といわれています。
寿命がやってくるまではランニングタイツを穿いてどれだけ走るのか、丁寧に扱うのか、という人それぞれの部分に大きく影響されます。
なんか締め付けが弱くなってきたな、と感じたら新しいランニングタイツの購入を考えてみましょう。
まとめ
ここまで、ランニングタイツのさまざまな機能をご紹介してきました。
みなさんもうご存知のものばかりだったでしょうか?
もしも新しい発見の手伝いになっていましたら、うれしく思います。
ランニングタイツは様々な機能でわたしたちのランニングライフをサポートしてくれます。
ランニングタイツと仲良くし、快適に楽しくランニングやマラソンに取り組みましょう。