ランニングマシンは手軽に室内でできる運動マシン、だからこそしっかりと準備して開始を
ランニングというのは、外で風を感じつつ自然に囲まれてのアウトドアスポーツという感が、まだまだ強いのは事実です。
せっかく気持ち良く外を走れるのに、何もランニングマシンを使わなくても、と言った意見も多いですね。
加えて、外を走るなら無料で済むのに何故ランニングマシンをわざわざ購入するんだと言う声も聞こえてきます。
でもインドアで走る意味も、無いわけではないのです。
絶対おすすめのランニングマシン・ルームランナーランキングはこちら
目次
最もベーシックでポピュラーなインドアの機械
例えば漫画などでスポーツジムを描く時ランニングマシンを描いておけば、ああこれはスポーツジムの描写なのだとすぐにわかるほどポピュラーなマシンです。
バンダナを頭に巻いて、リストバンドを手首に、短パンで汗をかいて走る女性のイラストや写真は、ジムの宣伝にも使われています。
そんなポピュラーなマシンでありながら、それでもランニングと言えばまずアウトドアと返ってくる、ちょっと矛盾した存在かもしれません。
それでも家に1台あれば何時でも簡単に走ることが出来るといのが、ランニングマシンの利点です。
それこそわざわざジムに登録しなくても、家に1台置いておけば気軽に運動が楽しめますね。
そんなランニングマシンの長所と、家でできるからこそ気をつけておいたほうがいい注意点をご紹介します。
絶対おすすめのランニングマシン・ルームランナーランキングはこちら
これが長所でなくて何だろうインドアランニング
数あるランニングマシンの長所、その代表的なものをまずご紹介しますね。
気候も天気も関係なく運動ができる
アウトドアスポーツの最大の敵、それは天候と気温です。
寒すぎても暑すぎても、身体に無理がかかります。
また誰だって、土砂降りの日に外で走ったり漕いだりはしたくないところです。
ここにまず、インドアで出来るマシンの長所があることになります。
エアロバイクもそうですが、天候や気温に関係なく始められるというのは、なんといっても最大の長所です。
まあ逆を言えば、天候にかこつけてサボることが出来ないともいいます。
何れにせよ、何時でも出来る運動と言うのはありがたいものです。
外で走るということの危険が抑えられる
フィールドスポーツはともかく、ランニングなど公道を使用して運動するスポーツの場合、何時でも危険が伴います。
交通事故とも無縁ではいられませんし、急激な運動が元で倒れたりした時にも、硬い舗装路に身体をぶつけるという危険もあります。
勿論と言っては何ですが、被害者としてだけでなく加害者としての危険もともなっています。
別の歩行者にぶつかって怪我をさせたりすることも、無いとはいえないのです。
それに比べるとランニングマシンの場合、少なくとも誰かに怪我を負わせるという危険からは無縁でいられます。
音楽を聞きながらの走りでも問題なく出来る
外を走っている人でも、音楽を聞きながらのながら運動をしている人もいます。
実はこれは非常に危険なことなのです。
たまたまですが、筆者が電車に乗っていた時のことです。
駅について降りようとした時に、前にいた2人の男性が落とし物をしたのです。
拾って届けられる状態なら良かったのですが、それが出来なかったので声をかけました。
しかし2人とも無反応だったのです。
耳の不自由な方たちだったのですね。
つまり耳が聞こえないという事は、それが音楽を聞いているからでも同じですが、何かあってもすぐに反応できないということです。
アウトドアで外部の音が聞こえないような状態での運動は、危険なので止めておきたいものですね。
しかしインドアなら話は別です。
ましてや家の中なら、イヤフォンでなくスピーカーで聞きつつ走ることも可能です。
スピードを調節できるので
外を走る時は自分の足だけが頼りです。
スポードが早くなる時もありますし、遅くなる時も全て自分の足だけで調節します。
コーチやトレーナーがいればその辺の調節もしてもらえますが、1人ではなかなか難しいものです。
ランニングマシンならスピード調節も可能ですし、怠け心も出さずにすみます。
無理せずでもきちんと走りたい人には、おすすめのマシンですね。
インドアだからこそ気をつけておきたい
インドアで走ることの長所は多いのですが、ちょっと気が緩みがちになることもあります。
気をつけておきたいことを、いくつか述べておきますね。
準備運動や着替えはしっかりと
外を走る場合は、気持ちを切り替えるということもあり、準備運動無しで出る人はまずいないはずです。
しかし家の中でということでつい気が緩んで、もしくは気軽にできるということで即マシンに乗って、ということがないとは限りません。
インドアでもアウトドアと同じだけの運動量があるのです。
筋肉はしっかりと温めてから始めたいものですね。
またついやりがちなのが、着替えなしで走り始めてしまうことです。
汗をかくのは同じことなので、乾きのいい速乾性素材のものに着替えてから走り出すようにしてください。
手元にタオルと飲み物は用意して
これも手軽に始められるからこそ忘れがちなのですが、汗を拭うタオルと水の補給も忘れずにいてください。
汗はかいたらすぐに拭かないと、今度は身体を冷やしてしまいいます。
かいた汗の分水分を補給しないと、脱水を起こしてしまいます。
外を走る時にこの2つを忘れる人はまずいませんが、家だと何時でも用意できると気が緩んでしまうことが多々あります。
特に夏場、エアコンの効いた室内で走り始める時には注意してください。
涼しいとは言え乾燥していますので、脱水しやすいのです。
また汗が冷えやすいので、身体を冷やしやすくもなります。
ランニングマシンを使用するのに慣れていない場合
まだランニングマシンを使用するのにあまり慣れていない、でも走るのはそこそこと言った人の場合、頑張り過ぎに注意したいものです。
外を走っている場合、変わっていく景色などでどの程度の距離を走ったか、何となくですが見当がつくものです。
しかしインドアの場合、それがありません。
走りすぎてもわからない、ということもあるわけです。
なので予めタイマーや距離の数値をセットしておくと、妙に走りすぎたりしないので、無理がかかりません。
速さも同じです。
普通に外を走っている場合、疲れてきたら身体はスピードを自動で落としていくものです。
しかしマシン使用の場合、最初のセットのままで走り続けるとオーバーワークになることもあります。
なれるまでは手元にタイマーなど用意しておくのがおすすめです。
せっかく危険がなく出来る運動なので
外部からの危険が少ないインドアでの走りですが、それでもオーバーワークすればフラフラして転んでしまうこともあります。
なまじマシンの上ですので、怪我が大きくなってしまうこともあります。
外を走るのと違って単調な走りになりやすいインドアです。
音楽を聞きながらその音楽で時間を測るなどして、限界まで行かないように調節してください。
マシンを降りる時もいきなりではなく、充分にスピードを落としてから段階を経て止めてください。
繰り返しますが、運動量は外を走っている時と代わりはありません。
家の中だからと安心しすぎないことが、最も重要だと心に留めて安全に運動してくださいね。
まとめ
気軽に行えて、でも本格的に運動ができるのがランニングマシンの特徴です。
家に1台あればかなり本格的な運動が可能ですので、特にランニングが最大の趣味だという人は、1台用意しておきたいものですね。
アメニモマケズカゼニモマケズとはいいますが、出来れば天気によっては外での運動は諦めたほうが身体にいいばあいもあります。
そんな時にランニングマシンで、室内運動を安全に行ってください。