初心者向けマラソンシューズの選び方
私はハーフマラソンと10キロマラソンの経験しかありませんが、今まで走ってきた中でシューズ選びに関してお伝えしたいと思います。
マラソンシューズと言っても、いくつものブランド、そして、そのブランドの中でも何種類ものシューズが出ている中で、特に、マラソンを始めたばかりや、初めてマラソンシューズを買う方にとっては、何を選べばよいのか迷ってしまうと思うので、私が体験したことからお話しさせていただきます。
ブランド選び
数あるブランドの中で自分に合っているものをどう選ぶか
私が履いているシューズはアシックスです。
なぜそれを選んだかというと、日本人の足に合うシューズはやはり、日本のブランドだと信じているからです。
日本人の足は幅が広いといわれているので、そういうことを考えると、やはり日本のブランドしか考えられなかったです。
そこで、考えられるブランドといえば、アシックスかミズノとなるわけですが、なぜアシックスを選んだかというと、高橋尚子が履いていたのもアシックスでしたし、やはりマラソンシューズといえば、アシックスが王道だと思ったからです。
いろいろネットで検索してみても、やはり、アシックスが一番だと思いました。
私自身、海外に住んでいるのですが、海外でもアシックスは人気で、周りでジョギングしている人や、実際にマラソン大会に参加している人のシューズを見ていると、アシックスはけっこう見かけます。
それに、日本経済に貢献したくて、日本製品を選んでいるのも一つの理由です。
ただ、有名な選手が履いていたからというだけで、自分に合うのかはわかりかねますので、お店で実際に、気になった何種類かのブランドを履いてみて選ぶのが良いと思います。
種類とサイズ、そして、色の選び方
多くの種類がある中、初心者に合うタイプはどのようなものなのか、一番難しいサイズを選ぶコツ、そして、マラソンシューズはなぜあんなにカラフルなものが多いのか
ブランドを決めた後、次に決めるのはどの種類のものを買うのかということだと思うのですが、アシックスの女性向けランニングシューズを検索すると、ざっと80種類も出てきます。
初心者の人が選ぶものは、やはり底が厚いクッション性の高いものが良いと思います。
まだそれほど早く走れるわけでもなく、走るフォームも正しくできていない場合も考えると、できるだけ足の負担を軽くするためにもクッション性の良いものがおすすめです。
私自身が初めて買ったマラソンシューズは、いつも買っている普通の靴のサイズと同じものを試しに履き、ちょうどいいサイズだと思い購入しました。
何度か走っているうちに、自分の足の大きいほうの指が当たってしまい、痛くなることがありました。
後で、ネットでシューズの選び方を調べてみると、ワンサイズ大きめを選ぶほうが良いとのこと。
確かにワンサイズ大きめが私のサイズだったようです。
こればっかりは、実際に履いてみて、さらに走ってみなければわからないことですが、お店で履かせてもらってるときに、軽く走ったりして、使用感を確認するのもよいかと思います。
試着する時間帯はむくみが出てくる夕方が良いといわれています。
次に色についてですが、私自身も実際に自分がランニングを始める前までは、なんでみんなあんなにカラフルで派手なシューズを履くのだろうかと思っていましたが、あのようなカラフルなシューズを履くことで、自分がランニングをしているんだというアピールになるのだとわかりました。
というのも、目立たないようにすべて真っ黒のマラソンシューズを一度買ったことがあるのですが、それを履いていると、ウェアも大体パンツは黒や濃い色のものなので、下のほうが重い感じもあり、ランニングをする人に見えないのだと気が付きました。
街中で走っていても、黒のシューズだと、駅まで急いで走っている人に見えてしまう可能性もあります。
ですので、やはりランニングをしているというアピールをするためにも、ぜひカラフルな色のかわいいシューズを選ぶのが良いと思います。
特に夜暗くなってからランニングをする方にとっては、カラフルなもののほうが適していると思います。
黒のシューズにも反射するテープはついていると思いますが、やはりカラフルなものと比べると、見えにくいと思われます。
値段に関してですが、これもピンキリです。
本格的なトップアスリート向けのものはもちろん高いと思うのですが、先ほどお話ししたようにカラフルなシューズがたくさん展開されており、同じシリーズのものでも、毎年色などを変えて発売されるので、型落ちのものなら、同じ機能でも値段が安く購入できるので、最初は様子を見て、そういうものから始めてみるのもおすすめです。
靴下について
意外と侮れない、マラソンシューズの中で起こる靴下の問題
合うサイズが見つかっても、やはり、履く靴下によっては、大きくも小さくも感じると思います。
クッション性のある靴下なども販売されていますが、その分厚さによってサイズをきつく感じることもあります。
靴下にも今はいろいろな種類のものが販売されておりますが、私がおすすめするのは、ランニング用として売られている、薄手で、速乾機能のあるものです。
特に、綿素材のものは避けたほうが良いと思います。
クッション性のあるものは、確かに足には優しくてよいと思いますが、ランニングしていると、結構汗をかきます。
そして、靴の中でかなり足が蒸れてきます。
そうすると、クッション性のある分厚い靴下は、熱もこもりやすく、速乾性に欠けるので、あまり向かないのかなと感じました。
速乾性のある者の中でも、少し分厚さのあるものとランニング用と書かれており、一番薄いものと比べても、やはりランニング用となっているものは、長時間走った後でも、ほとんど蒸れることなく、快適でした。
ランニング用の靴下は2000円前後と少し高いですが、そのくらい出してもよいと思えるくらい機能は高いと思いました。
買い替えるタイミング
まだまだ綺麗でもっと履けそうに見えるシューズ、本当にまだ履けるのだろうか
ここでは初心者向けのソールが厚いタイプのシューズについてのお話になりますが、替えるタイミングについてよく言われているのは、走った距離で考えるようです。
フルマラソンを目指している場合で、だいたい1足を履ききってしまうようです。
距離にして600Kmから800Kmがマラソンシューズの寿命となっているようです。
携帯のアプリをやランニングウォッチを使って走っていれば、走行距離は確認できると思います。
2種類の靴を交互に履いて練習をされる方もおられるかと思います。
そのような場合でも、最近のアプリでは、走った後に、今日はどの靴を履いて走ったかという情報を登録できるようになっているものもあり、それぞれの靴に対して、走行距離が確認できるというような機能もついているものもあるようなので、利用してみるのもよいかと思います。
私の場合は、10キロマラソンかハーフマラソンしか出たことがないので、10キロマラソンをだいたい4回ほど出たら、1足終わりかなと考えています。
実際、10キロマラソン4回分の練習とレースを終えてみて、そのマラソンシューズを見てみると、きれいだし、ボロボロになっているわけではないので、まだまだ履けるのではないかと思ってしまうのですが、やはりそのシューズのクッションなど、見えないところに寿命が来ているようなので、ランニング用には使用しないほうが良いようです。
まだ履けそうなので、私は軽いウォーキング用に使用したり、、汚れそうなところに行くときなどに使用しています。
まとめ
ブランド選びから、自分のレベルにあったもの、そして、サイズ選びなど、マラソンシューズは普段履く靴以上に合ったシューズに出会えるのに苦労すると思います。
走るために履く靴だけに、少しでも違和感を感じれば、けがにつながることもあるでしょうし、タイムにも影響が出ます。
マラソンも続けることに意義があると思うので、続けているうちに自分に合ったシューズに出会える日が必ず来ることでしょう。