初心者必見!ランニングシューズの種類3つとそれぞれの特徴

[アシックス] ランニングシューズ JOG 100 2 メンズ ホワイト/ホワイト 24.5 cm

ランニングシューズはいろいろなメーカーがあり、その中でもさまざまな種類のシューズが販売されています。

初めてランニングを始めようと思った人にとって、その中から自分にピッタリの一足を探すのは難しいですよね。

自分の走りに適したランニングシューズを選ぶには、まずランニングシューズの種類を知ることが重要です。

今回はランニングシューズの3分類について、その特徴や向いている人について分かりやすく解説したいと思います。





ランニングシューズの種類は3種類

ランニングを始めよう!

と思い立った時、まず必要なものは走るためのランニングシューズです。

とはいっても、スポーツショップには膨大な量のランニングシューズが用意されています。

それを前にすると、「自分がどの靴で走ったら良いのかわからない」と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。

せっかく運動を始めるのですから、走りやすい靴でランニングデビューしたいとは思いませんか?

そのためには、まず「ランニングシューズの種類」を知って自分に必要なシューズの種類を理解していきましょう。

性能で分かれる3種類のランニングシューズ

ランニングシューズは大きく分けて3つの種類に分類できます。

この3つはそれぞれシューズが持つ特徴や性能が異なり、ランニングの経験度や使うシーンによって使い分ける必要があります。

それぞれのシューズについて、どんな性能を持っているのか、どんな人に向いているのかをよくチェックしていきましょう。





クッション系ランニングシューズの特徴と定番商品

クッション系ランニングシューズとは、その名前の通りクッション性を高めたことが特徴のシューズです。

他のランニングシューズに比べると、靴底のソールが厚く作られていて衝撃吸収効果に優れている反面、靴そのものの重みが増す傾向にあります。

このシューズによって足にもたらされる効果は、やはり「足の保護力」です。

衝撃による足や関節への負担が軽減されるので、長時間走ってもトラブルが起きにくい構造になっています。

シューズの作りはメーカーや品番によって異なりますが、踵部分には着地の衝撃を緩和するクッション材、反対につま先部分には蹴り出しを支える高反発素材を使用しているものが多い傾向にあります。

購入する時には出来るだけ実際に履いてみて動いた時のサポート力や安定感を確かめてみましょう。

クッション系ランニングシューズが向いている人

クッション系ランニングシューズはその重量感から足が安定しやすく、衝撃吸収度も高いためまだランニングのフォームが定まらない初心者ランナーにおすすめです。

フォームが定まらないと足を挫いたり、膝に負担をかけて故障させたりする恐れがあります。

重さがある分タイムに影響が出るという考え方もありますが、まずはクッション系ランニングシューズで走ることに慣れてから、それ以外のより走りに特化したシューズを試していきましょう。

おすすめクッション系ランニングシューズ「アシックスランニングシューズJOG 100 2」

[アシックス] ランニングシューズ JOG 100 2 メンズ ホワイト/ホワイト 24.5 cm

「アシックスランニングシューズJOG100 2」はクッション性の高いソールを使ったランニング初心者におすすめのシューズです。

足幅がワイド設計で足にストレスがかからないゆったり感も人気の秘密。

初めてランニングを始めるという方には十分な機能を兼ね備えながらも、比較的リーズナブルな価格で購入できるので多くのビギナーランナーに支持されています。

トレーニング系ランニングシューズの特徴と定番商品

トレーニング系ランニングシューズとは、クッションによる衝撃吸収性能を持ちながらも、適度に軽量化がされているタイプのランニングシューズ全般を指します。

本来、クッション性を高めるとシューズ全体の重量感が増し、スピードを高めるランニングや本格的な練習には不向きと言われています。

しかしトレーニング系ランニングシューズは軽量化とクッション性をバランスよく併せ持っているため、足をある程度守りながら、パフォーマンスの高い本格的なランニングを行えるようになっているのです。

ただし、ソールが薄い分クッション系ランニングシューズよりも足に衝撃が伝わりやすく、筋力やフォームが安定していないと故障に繋がりやすいという注意点もあります。

トレーニング系ランニングシューズが向いている人

トレーニング系ランニングシューズはランニングにある程度慣れてきた中級ランナーにおすすめのシューズです。

クッション性と軽さのバランスが適度なので、足を保護しながらパフォーマンスの向上にも期待できるでしょう。

また、レースやリレーなど、短距離でスピードを意識した練習を行う際にもトレーニング系ランニングシューズがおすすめです。

足を守りながらも自分のベストコンディションで練習を行えるでしょう。

おすすめトレーニング系ランニングシューズ「ミズノ ウェーブエアロ」

[ミズノ] ランニングシューズ ウエーブ エアロ 16 ワイド [メンズ] 27ブルー×イエロー 26.5 3E (旧モデル)

「ミズノ ウェーブエアロ」は片足約205gと走りやすい軽量化がされていながらも、しっかりとしたクッションのソールで足を保護してくれる中級者におすすめのトレーニング系ランニングシューズです。

クッション系ランニングシューズに比べるとソールが硬めの作りになっているので、初めて履く時には違和感を覚えるかもしれません。

けれど、しっかりとしたソールは走った時の衝撃を十分吸収してくれるので足への負担もかかりにくい仕様となっています。

レース系ランニングシューズの特徴と定番商品

レース系ランニングシューズとは、3種類の中でもっともシューズの軽量化を計ったランニングシューズの総称です。

靴全体の快適さ・フィット感を向上させるパーツやソールのクッション性が限界まで削ぎ落とされ、余計なものをつけず靴自体の重さを軽くすることで、ランナーの能力を最大限に引き出せるとされています。

クッション系ランニングシューズと履き比べてみると、明らかに違う軽量感に驚く人も多いでしょう。

このシューズでは、より効果的なランニングのタイムアップが期待できますが、反面、「足を守る」という役割はほとんどありません。

足への衝撃が強く、走り慣れていない人が使うと故障の原因となるので初心者ランナーが最初に履く靴としてはあまりおすすめできません。

レース系ランニングシューズが向いている人

初心者ランナーにはおすすめできない、と言いましたがレース系ランニングシューズはけして「使い勝手の悪いランニングシューズ」というわけではありません。

例えば、すでに陸上競技やマラソンの経験があり、自己ベストを更新したい!

と思っている人や、フルマラソンに出場する選手などにとっては非常に使い勝手が良いシューズといえます。

突出した軽量感は上級者ランナーにとっては快適で走りやすく、タイム更新やスポーツの強い味方になってくれるでしょう。

おすすめレース系ランニングシューズ「アディダス タクミ センboost3」

アディダス アディゼロ タクミ セン ブースト3 adiZERO takumi sen BOOST3 グレーワンF17/ナイトメット/グレースリー KCD24 BA8242 22.5cm

「アディダス タクミ センboost3」は片足165gという驚異の軽量化に成功した上級者用のレース系ランニングシューズです。

このシューズは踵のカップ部分に穴をあける、アディダスの象徴でもあるスリーストライプを一部分無くすなどさまざまな工夫で非常に軽いシューズに仕上がっています。

軽量化するとどうしても気になる人が多いアッパー部分のフィット感もそれほど悪くなく、走りやすいランニングシューズとなっています。

また、このシューズは2017年には駅伝優勝大学の青山学院大学の選手などが履いていたこともあり、注目を集めています。

タイムアップを狙う人はぜひ、試し履きしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

このように、ランニングシューズは、足を守るクッション系・早さと軽さを追求するレース系・そして両方の機能を併せ持ったトレーニング系の3種類に分類できます。

今までほとんど運動したことが無い、という人がランニングを始める場合、まずはクッション系ランニングシューズを使ってみましょう。

その後、走りに慣れてきたらトレーニング系ランニングシューズ、さらに早く走りたい時にはレース系とステップアップしていけば、足に負担をかけず最適なシューズを使いこなせるでしょう。

正しいシューズ選びで快適なランニングライフを送ってください。