夏場のランニングタイツ、暑さが増すだけに感じるけどこれって必要？
暖かくなってくると自然、戸外の運動に力が入ってきます。
綺麗な青葉を見ながら走れば、目も癒されて気持ち良くストレス解消も出来ます。
しかしそんな季節になれば今度は、紫外線や汗の対策に熱中症の対策もしなくてはいけません。
そんな時のために、夏場でもランニングタイツ1枚用意しておきましょう。
これが実は、大変にお役立ちなのです。
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夏場のランニングタイツは必要？
暑い時には素足で走るほうが気持ち良く感じますね。
しかしちょっと待ってください。
夏のランニングには危険もあるのです。
汗の流れを食止めてくれるランニングタイツ
素肌に目いっぱい空気をあてて、汗を風に乾燥させながら駆けるのは気持ちのいいものです。
しかし夏場の汗のかき方は、長距離を走る方には充分にご存知でしょうが、馬鹿にならないものです。
脚自体にあまり汗をかかなくても、上半身にかいた汗が脚にまで流れてくることもあるのです。
結果、シューズの中にまで汗が流れ込んでしまうことも、無いとは言えません。
気持ちも悪いですし危険ですので、これは避けたいところですね。
実際、靴の中に汗が溜まって、それでバランスを崩したと言う人もいます。
ランニングタイツでこの汗、吸い取っておきましょう。
速乾性に優れ、通気性にも優れた素材の物が多く出ていますので、充分に対応が出来ます。
事故の対策にもなるランニングタイツ
気を付けていても、暑い時には走っている間に熱中症など起こしやすいものです。
気がつかないうちに来るのが熱中症です。
ふと気がついたら意識が飛んでいて、つまずいて転んだなどと言う危険性もあります。
この転ぶなどの身体に対してのトラブルがあった時、たとえ薄くても1枚保護があると無いとではかなり違いが出てきます。
軍隊などで必ず軍服の下に下着を着るのも、やはりこの身体への保護のためです。
走っていて転ぶと、特に膝を打つことが多くあります。
膝は下半身の要ですので、やはり出来るだけの保護が必要です。
ランニングタイツ1枚で、無いよりずっとマシになりますので、着用がおすすめです。
冷え対策にランニングタイツ
暑い季節に冷え、と言われても実感がないかもしれませんが、冬よりも冷えの危険が多いのが夏のランニングです。
汗を多くかくと言う事は、身体が熱に反応して、身体の表面の温度を下げようとしているからです。
ただこの汗がすぐに乾かない状態だと、冷えすぎになる危険性が出てきます。
夏の汗は動いている間も、止まってからもかなりの量が出てきます。
タオルなどですぐにぬぐえる状態ならいいのですが、そうでない場合これが冷えに繋がってくるのです。
走っている最中に例えば、トイレを借りようとしてどこかのビルに入ったりした場合、冷房で一気に冷えるのは当然です。
ここでもタイツ1枚あれば、それなりに冷えを防ぐことが出来ますので、履いておくことをおすすめします。
筋肉や関節の保護にランニングタイツ
暑い時期暖かい時期は、寒い時よりも筋肉や関節が柔らかくなっているはずです。
しかし筋肉に関しては、気温が上がり過ぎたりした場合硬くなることもあるのです。
特に気温差が大きい時など、適応が出来ずに固まってしまったり、内臓保護のために硬くなったりもします。
その状態の筋肉で走り出すと、これまた怪我の危険性が出てきます。
サポートタイプのランニングタイツを履いておけば、筋肉サポートしてくれますので、筋肉だけでなく関節部の保護にもなります。
気温差の激しい初夏などは、特に注意しておきましょう。
紫外線対策にランニングタイツ
走り出す時に勿論皆さん、腕や顔の紫外線対策はなさることでしょう。
しかし意外と忘れ去られているのが、脚全体の紫外線対策です。
日焼け止めも流れる汗で役に立たないので諦めた、と言う方もいらっしゃるでしょう。
しかしここでランニングタイツ1枚あれば、かなり紫外線をカットできるのです。
UVカット素材のランニングタイツで、紫外線対策してみるのは如何でしょうか。
脚だけ何故か日焼けしてしまった、等と言うトラブルからも脱却できます。
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長さが色々あるけれどどれがおすすめ？
ランニングタイツの長さは今や本当にバラエティー豊かです。
選ぶのにちょっと、初心者さんは迷ってしまうかもしれません。
代表的な長さの物を、比較してみましょう。
三分丈、腿までの長さ
短い丈のタイツですので、ショートパンツの気分で履けます。
脚の汗や保護は最低限で、出来るだけ脚の筋肉を締め付けたくないと言う方には、こちらがおすすめです。
脚のトラブルなどが無くて、筋肉の状態も良ければこの丈のタイツでも充分に汗の対策など出来ます。
締め付け感が無いのがいいけど脚の保護に不安がと言う場合、この上にトレーニングパンツを履いて走り出すといいでしょう。
トレーニングパンツも通気性のいい品が多く出ていますので、それを上に履いておけば脚の保護にも保温にも充分な効果が期待できます。
八分丈、膝下までの長さ
膝の保護はしたいけれど、でもあまり脚は締め付けたくないと言う方には、八分丈のランニングタイツがいいでしょう。
膝関節の保護も出来ますし、軽い感じで走れます。
ふくらはぎにトラブルが無い方なら、こちらの長さはおすすめです。
走り出しにふくらはぎが心配な場合、レッグウォーマーなどで対処すれば問題無いはずです。
上にランニングパンツやランニングスカートを合わせれば、お洒落にもなりますね。
十分丈、足首までの長さ
十分丈のランニングタイツは、充分な脚の保護になります。
サポート機能のある物なら、股関節膝関節足首のサポートもしてくれます。
多少のトラブルを抱えた脚の保護には、この十分丈の物がいいでしょう。
脚全体の筋肉サポートもしてくれますので、安心です。
またこれなら、汗の対策も冷えの対策も万全です。
どうせなら徹底的に十分丈のタイツでと言うのが、脚の為には一番いい選択肢かもしれません。
紫外線対策もこの長さならバッチリです。
ただどうしても、脚全体を締め付ける感覚がありますので、それが苦手な人にはおすすめは出来ません。
また汗のかきかたによっては着脱に問題が出てきますので、その点は注意しましょう。
どうせ買うなら専門店で？
普通の洋服のチェーン店などでも、ランニングタイツやスパッツなど販売されて、こういった品も手に入れやすくなりました。
しかしどうせ購入するなら徹底的に、専門店で相談の上と言う手もあります。
長距離かそれとも中距離程度か、走り出してどの程度のキャリアなのか、そんなことも含めてアドバイスがもらえます。
特に初心者の方はこの相談の上と言うのがおすすめです。
大事な脚に関することですので、充分に専門スタッフの意見を聞いて選びましょう。
まあ専門店の場合どうしても、お値段的にお財布に負担がかかると言う事もありますので、お試し感覚で普通のお店で1枚購入してみるのもいいかもしれません。
タイツを履いて走ると言う感覚を、実感して見てください。
暑いから履かないと言う選択肢より、もしかして気持ち良く走れるかもしれません。
まとめ
夏場に暑いのになぜ1枚余計に着なくてはいけないのか、とうんざりする方もいらっしゃるでしょう。
しかしこの1枚が、本当に色々な保護や機能の役目を果たしてくれるのです。
実際履いてみると、履かない時よりも運動後の肌が気持ち良く感じたりします。
夏場のランニングにはランニングタイツ1枚、心にとめておいては如何でしょうか。