私生活も楽になる?ランニングタイツを日常生活で使うのはアリか

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ランニングタイツは、足を圧迫してサポートしてくれるものです。

ということは、それをいつも履いていれば、たとえば立ち仕事の時などにも足は楽になるのでしょうか?

もしそうならば、それをいつも履いていたいと考える人もおおいはずです。

そこでここでは、ランニングタイツを日常生活で履くのはアリかなしかということについてみてきます。



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ランニングタイツは運動用のもの

まず基本的な考え方として、ランニングタイツは運動用のモノになります。

運動のしかも、ランニング用のタイツになります。

ということはどういうことになるかと言いますと、基本的にはランニング運動中に体にかかる負担をサポートする為に出来ているということです。

つまり、立ち仕事のサポートをしたりするために作られているものではないのです。

たとえば、ランニングとバスケットでは、同じ立ってやる運動でも全く足にかかる負担は変わってきます。

バスケットとサッカーは、どちらも球技ですが、足にかかる負担は全く違います。

バドミントンとテニスは、どちらも同じような動きをするスポーツですが、足にかかる負担は違ってきます。

このように、人の身体にかかる負担は、その人が主に取り組むものごとによって大きく変わってくるのです。

だから、ランニングのサポートように作られているランニングタイツを立ち仕事などの日常生活の為に履くというのはあまりおすすめしません。

日常生活には日常生活用のタイツを

日常生活には、日常生活用のタイツを使うべきです。

世の中には、日常生活用のタイツというものもあります。

たとえば立ち仕事の足の疲れに対してサポートしてくれるようなものです。

そういうものであれば、そもそもが日常生活のサポートの為に作られているわけですから、ランニングタイツとは違って、日常生活の動きにマッチしています。

だから、当然日常生活に履いても問題ないでしょう。

タイツにはいろいろなものがあることを知り、その用途や目的に応じてしっかりと使い分けていかないとなりません。



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疲労回復の為に履くのはアリか?

ランニングタイツには、足に疲労をためないという事を売りにしているものもあります。

だから、そういうものを寝る前に履いていれば、朝起きたらきちんと足の疲労が回復しているのではないかと考える人も多いでしょう。

もしそうなれば、ランニング中にも足をカバーしてくれますし、日常生活でも足を回復させてくれるので、ランニングタイツをフル活用できると思うものです。

ランニングタイツは、そこまで安いものでもないですから、こうしてフル活用できたらその方が良いに決まっています。

でも、結論から言うと、寝る時にランニングタイツを履いて眠るという事も、NGです。

寝る時用にも作られていない

ランニングタイツは、当然寝る時の為に作られているものではありません。

寝ている時の血流の動きと、立って走っている時の血流の動きは大きく違うと言えます。

だから、疲労回復の為の働きかけも、寝ているときと、立って走っている時では大きく違うと言えるのです。

ということは、当然、寝ている時にランニングタイツを履いていても意味がないと言えます。

寝る時にも寝る時用のタイツがある

寝る時にも、立ち仕事の最中同様にそれにあったタイツがあるのです。

寝る時の為に作られたタイツがあるのです。

だったら、寝る時にも寝る時用のタイツを履くようにすると良いというのは当然の話です。

そういうものであれば、一般的なドラッグストアで売っていたりもするので、一度試してみると良いでしょう。

日常使いすると逆効果になることも

ランニングタイツは、強く足を締め付けて、足をサポートしていくものです。

ということは、それが用途とは違うシーンで用いられた時には、足をただ締め付け、血行を悪くしてしまう可能性があるということになります。

なので、疲労回復の為に使えるどころか、むしろ疲労がたまりやすくなってしまう可能性だってあるのです。

血流が悪くなるというのは、疲労がたまりやすくなるだけではなく、足のむくみにもつながります。

足がむくんでしまうと、さらにランニングタイツがきつく感じるという悪循環に陥る可能性もあります。

もちろん見た目的にも良くありません。

足がむくんでしまうと、すごく足が太く見えます。

男性であればそれは別段気になりはしないでしょうが、女性の場合はそれはすごく気になるでしょう。

だから、ランニングタイツを使うのであれば、やはりランニングをする時に使うのがベストだと言えます。

動かしづらくて怪我に繋がる可能性もある

足を強くしめつけてしまうということは、足が動かしづらくなるということになります。

足が動かしづらくなるということは、ちょっとした段差などに躓いたり、なにかにぶつかりそうになった時にさっと足をさばいてよける事ができなくなるという事です。

ということは、それが怪我に繋がる可能性もあります。

本来であれば怪我から足や身体を守るために出来ているランニングタイツを履いて、それのせいで怪我をしてしまったというのであれば本末転倒です。

もちろん、本当のランニング中にそれのせいで怪我をしてしまったというのであれば、それはメーカー側のせいになりますが、そうではなく本来の用途とは違うところで使い怪我をしてしまっていたのでは、何も言えません。

そうして怪我をされることは、メーカー側にしても不本意なことでしょう。

座り仕事の人は特に避けるべき

このようにランニングタイツは、基本的には日常生活では使うべきではなく、ランニングの際にのみ使うべきなのですが、特に日常生活でソレを使う事を避けるべき人がいます。

それが、普段の仕事が座り仕事の人達です。

座り仕事の人達は、何故ランニングタイツを日常使いすることを特に避けるべきなのか分かりますでしょうか?

座り仕事というのは、ただでさえ足に血流がいきづらくなるものなのです。

そんな風に、足に血流がいきづらくなっている状態で、さらに足の血流を悪くしてしまうようなランニングタイツを履いていたら、まず間違いなく足の血流はすごく悪くなります。

そうしてドンドン足にとって良くない環境になってしまうのです。

最近では、多くの方が座り仕事になっていることでしょう。

座り仕事による運動不足を解消したいから走りたいと思って、ランニングタイツを買ったという方もいるかもしれません。

でもせっかく買ったランニングタイツも、そのように使用して逆効果にしてしまっていたのでは意味がありません。

だから、座り仕事の人は特に、ランニングタイツを日常使いすることは避けていってください。

その上冷え性の人は更に危険

座り仕事の上に、冷え症の人はかなり危険です。

冷え性というのは、血流が悪い事の証拠でもあります。

血流がただでさえ悪い人が、血流が悪くなる姿勢をとりながら、血流が悪くなるタイツを履いて仕事をしていたら、血流はもう最悪なことになるでしょう。

なので、冷え症の座り仕事の人はさらに要注意です。

まとめ

ランニングタイツは、ランニングのサポートをするために作られているものですから、日常生活のサポート効果を期待するのは間違いです。

安くはない買い物なので使いたくなる気持ちはよくわかるのですが、そうして逆に自分に悪影響を与えてしまったら意味がありません。

だから、基本的にはランニングの時だけ履くようにしていってください。