はじめてバッシュを買うプレイヤー必見!知っておきたいバッシュの選び方

[アシックス] バスケットシューズ GELHOOP V 7 TBF321

バスケという激しいスポーツで、足元をサポートする頼れるアイテムがバッシュです。

試合を有利に展開するためには自分に合ったバッシュ選びが欠かせません。

そこで今回は、バッシュを選ぶときに知っておきたいポイントなどをご紹介します!

はじめてバッシュを購入するという方も、使っているバッシュが合っていない気がする方も、これを読んでバッシュ選びに役立ててくださいね!

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自分に合っていないバッシュは怪我の元!

バスケをプレーするとき、普通のスニーカーではなくわざわざ本格的なバッシュを履くことが推奨されているのは、単に試合の勝敗に影響するからということではありません。

細かく鋭く切り返す動きの多いバスケの試合で、スリップや靴脱げによる転倒事故を防ぐためには、グリップ力とホールド力の面で普通のスポーツシューズよりも優れているバッシュを使うのが理想的だからです。

靴を履いたとき足首にあたる「ベロ」と呼ばれる部分は、靴が簡単に脱げないようにホールドする働きを持っています。

バッシュのベロが大きいのは、激しい試合で靴脱げを防ぐためなのです。

また、一般的なバッシュはソール(靴底)が大きく設計されています。

これは、体育館などの滑りやすい環境で走り回ってもスリップしないように設計されているためです。

このようにバッシュは、プレイヤーの身体を事故から守ってくれる機能性を備えているのです。

バッシュの有用性を軽視し、人から借りたサイズの合っていないバッシュを使い続けたり、中古の磨り減ったバッシュを使い回したりしていると、怪我に繋がる可能性があります。

無用な怪我を防ぐためには、ちゃんと自分に合ったバッシュを用意することをおすすめします。

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自分に合ったバッシュを選ぶための3つのポイント

バッシュを購入するときは、スポーツショップでひとつひとつ丁寧に確認しながら選ぶことをおすすめします。

最近はネットショップなどでも簡単にバッシュを購入することができるようになったので、サイズだけ見てネット注文する方も増えてきていますが、長く使いたいならちゃんと自分の足に合っているかを確認しておくべきです。

店頭よりもネットショップのほうが安価に手に入ることもあるため、最終的にはネットショップで購入しても構いませんが、スポーツショップで現物を見て試し履きだけは必ずしておくことをおすすめします。

バッシュを選ぶときには、少なくとも3つのポイントに気を配ります。

「バッシュのサイズ」「自分の足の形」「バッシュを購入する時間」の3点です。

それぞれのポイントについて、以下で詳しくご説明しましょう。

1.バッシュのサイズは1センチだけ大きめに!

一般的に、バッシュは普段履いている靴のサイズよりもワンサイズ大きなものを選びます。

具体的には、1センチ~1.5センチほど大きいものを選びましょう。

どうして少し大きめのバッシュを選ぶのかと言うと、完全に足を固定したバッシュでは切り返しなどの動きが出来ないからです。

バスケでは、ドリブルで相手を抜くときや、マークを外すときなど、瞬時に進行方向を切り替えてダッシュする動きが多用されます。

もしも、つま先が固定されていたらこうした細かい動きはできません。

バッシュのなかに1センチほどの空間を空けておくことで、指先のスムーズな動きを可能にしておくのです。

2.自分の足の形を知ろう!

バッシュを選ぶときには、足のサイズだけでなく、足の形にも注意を払う必要があります。

例えば同じ27センチの足を持っていても、縦長の足の人もいれば、横幅が広い人もいます。

他にも、指が長い人や、偏平足の人…と、足の形は千差万別なのです。

足の横幅が広い人は、同じサイズの足の人よりも少し大きいバッシュを選ぶ必要があります。

もともと足の横幅がある人を想定している設計のバッシュもあるため、試し履きして擦れないか確かめるとよいでしょう。

一般的に、日本人の足は幅が広く甲が高いと言われています。

逆に、欧米人の足は幅が狭く、縦長で甲が低いそうです。

こうした違いから、海外のメーカーの靴はサイズが大きいにも関わらず、日本人の足にはフィットしないことがあります。

特に海外メーカーのバッシュを選ぶときには、試し履きが必須といえるでしょう。

3.バッシュは午後に買うべき!

バッシュに限った話ではありませんが、靴は午後に買うのが良いとされています。

なぜなら、人間の足は午前と午後で大きさが異なるからです。

人間の足は、起きた直後が一番小さい状態にあります。

しかし、起きて過ごしているうちに血液がどんどん下に溜まり、足が大きくなっていくのです。

朝夕の足の大きさの差は、靴のサイズにして0.5センチ~1センチほどもあるといいます。

せっかくサイズを合わせて買ったバッシュが、午後の試合のときには狭くて履けない!

なんてことにならないためにも、バッシュ選びは午後に行うのがおすすめです。

バッシュを試し履きするときにチェックするポイント

スポーツショップの店頭で実際にバッシュを試し履きするときには、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。

実際にバスケの試合を行ったときにちゃんとフィットするかを確かめる大事なポイントなので、必ず確認しておきましょう!

1.つま先は動かせるか

ひとつめのポイントは、つま先を自由に動かすことができるかどうかです。

バッシュを履いた状態で親指を上下に動かして、締め付けられるような感覚がないかどうかを確認しましょう。

つま先が固定された状態だと、細かい切り返しができなくなります。

ドリブル時の急な方向転換にも耐えられるよう、つま先が動くバッシュを選ぶのがおすすめです。

ただし、大きすぎるバッシュも問題です。

つま先の空間が大きすぎると、踏み込んだ時にバッシュに足を取られて転倒してしまいます。

空けておくつま先の空間は約0.5センチ~1センチです。

それ以上空けると危ないので注意しましょう。

2.足の甲はこすれていないか

バッシュを履いたとき、足の甲とバッシュの上面の空間が適切かどうかを見ておきましょう。

足の甲は、バッシュと密着した状態ではいけません。

バッシュの上面が足の甲に密着していると、試合中に擦れて血マメができやすくなります。

また、足首が曲がりにくくなって転倒する恐れもあるため、適切な空間が空いているかを確認しましょう。

確認する方法は簡単です。

バッシュを履き、上から手で押して空間を測ります。

軽く押してペコペコと凹むようならOKです。

もしほとんど凹まないようなら、少し大きいサイズに変えてみましょう。

3.アーチクッションがズレていないか

バッシュには、ジャンプ時の衝撃を吸収するためのアーチクッションが仕込まれている場合があります。

しかし、このアーチクッションがズレていると、逆に足に大きな負担をかけてしまうこともあるので注意が必要です。

特に、偏平足気味な人はアーチクッションがズレやすい傾向にあるようです。

試し履きのときにはアーチクッションを適切な位置に正してから片足で立ちます。

片足で立つと足が横に広がるため、実際にバスケをしているときと同じような形を再現することができるからです。

足の変形に伴ってアーチクッションがズレるようなら、バッシュのサイズや形がフィットしていない可能性があります。

どうしてもアーチクッションが合わないという方は、取り外しできるモデルを選ぶとよいでしょう。

4.かかとはフィットしているか

バッシュの中で軽く背伸びをするような姿勢を取りましょう。

そのとき、バッシュがしっかりと足についてくるかどうかを確認しておきます。

背伸びしたとき、バッシュからかかとが浮くようなら要注意です。

かかとが浮くということは、バッシュのサイズが合っていない可能性があります。

もうワンサイズ小さいバッシュを試してみましょう。

バスケの試合中、シュートの時などは背伸びの姿勢になることがあります。

その度バッシュが抜けそうになっていては試合にならないので、かかとのフィット感はバッシュ選びの重要なポイントになります。

走っても背伸びをしても抜けることのないピッタリのバッシュを選びましょう。

まとめ

バッシュを購入するときには、自分の足のサイズや形を知り、しっかりと試し履きをして選ぶことが大切です。

サイズだけ見て購入すると、横幅が足りなかったり、かかとが抜けやすかったりするため、バッシュ選びは慎重に行いましょう。

特に海外メーカーのバッシュは、日本人の足の形にフィットしにくい傾向があるため注意が必要です。

今回ご紹介したポイントを覚えて、自分に最適なバッシュ選びに役立ててくださいね。