足を守る為に一番重要なバッシュの選び方やポイント!
いろいろなスポーツの中でも動きが最も激しく足や腰に負担がかかるスポーツと言っても過言ではないバスケットボール。
バスケットボール人口は年々増え人気が高まっているスポーツでもあります。
ですが一つ間違えると大怪我をするスポーツです。
怪我から守る為に最も重要なのがバッシュ選びです。
正しく自分に合ったバスケットシューズを選びましょう。
目次
カッコいいデザインよりも自分に合った履き心地
有名選手が履いているデザインのものや派手な色でカッコいいデザインのものがたくさん売られていますが、バッシュが大きいと靴の中で足が動いてしまって豆ができたり、つまずいて転ぶ原因になります。
逆に小さくてもいけません。
そのため、試し履きは必ず両足で行い、両足を履いたら少し動いてみましょう。
サイズが合っていても動きにくかったりする事があるので試し履きは絶対に必要です。
ですから、試し履きが出来ないようなインターネットなどでの購入はおすすめできません。
正しい自分に合ったバッシュの選び方って?
では実際にどんなバッシュを選べば良いのでしょうか?
普段履いている靴を選ぶ時もそうだと思いますが、まず靴を選ぶ時は夕方に試し履きをする事です。
人間の足のサイズは、朝と夜によって5%も差が出ると言われています。
ですから、夕方にバッシュを試し履きするのが良いでしょう。
そして、ピッタリのサイズから長さが約0.5~1センチ大き目が良いとされています。
横のサイズに関してはピッタリが良いです。
「少し窮屈だけど大丈夫?」と思うかもしれませんが、横に余裕があると実際にプレーした時に靴の中に空間が出来てしまって靴ずれの原因になり易いです。
試し履きする時は、まずかかと部分をしっかりとつけて履いてください。
かかとは着地した時に負担がかかる部分です。
ここが不安定だと怪我のもとになります。
また試し履きをする時は、普段自分がバスケットボールをプレーする時に履いている靴下を持参しましょう。
足の甲の高さと土踏まずを確認する
足の甲の高さは人にかなり違いがあります。
高い人もいれば、低い人もいます。
この甲の高さが合ったバッシュを選ばないと、足が物凄く疲れますので自分の高さに合ったバッシュを選びましょう。
そして土踏まずの位置がきちんとバッシュに合っているか同時に確かめて下さい。
土踏まずの位置や形があっていないと、足の疲労が大きくなり、靴ずれなどの原因にもなります。
偏平足の人などは、アーチが低いバッシュを選んだり、アーチクッションを外したりカットするなどの対策をするといいと思います。
ソールの硬さも重要です
ソールがどれくらい反るのかも必ず確認しなくてはいけない重要な点です。
その人の脚力や筋力によってソールの反れ具合も違います。
一般的には、あまり硬いと負担がかかって足に良くないと言われています。
逆に柔らか過ぎるのは避けるべきです。
手でソールを押して確かめ、そして実際に試し履きして見てどれくらいソールが反るか確かめましょう。
ローカットか?ミドルカットか?ハイカットか?
バッシュには、ローカット、ミドルカット、ハイカットがあります。
足の怪我の事を考えるなら、絶対にミドルカットかハイカットを選ぶことをおすすめします。
ローカットは、NBAのバスケットボール選手が履き出してからファッションの様に流行し始めましたが、足首の捻挫のリスクを考えるとおすすめできません。
またガードポジションの人には動きやすいローカットが良いという人もいますが、そういう人は足首にしっかりとテーピングをして固定しているのです。
ガードポジション=ローカット、フォワードまたはセンターポジション=ハイカットが代名詞となっていますが、そんな事はありません。
それはジャンプするポジションは足首をひねる事が多いという固定観念からでしょう。
ミドルカットやハイカットを履いた方が断然、足首の捻挫の保護には良い事は間違いありません。
本気でバスケットボールをプレーしている人ほど、ハイカットを履いていると思います。
不安な場合は、店員さんに相談する
いろいろな種類のバッシュを試し履きしてみたけど、イマイチ自分にあったバッシュが見つからない場合は店員さんに相談してみて下さい。
たくさんの種類のバッシュを試し履きしていると、違いは微妙でどれにしたら良いのか迷う事も良くある事です。
今、スポーツ店では機械を使ってその人の足の特徴や形、負荷のかかる部分を計測できる機械が置いてあるお店が多くなりました。
その機械で自分の足の特徴を計測してもらい、自分にあったバッシュを店員さんに選んでもらうのも一つの方法です。
そして選んでもらったバッシュを実際に履いてみて、店員さんにフィット感をチェックしてもらいましょう。
履き心地の確認は定期的にして下さい
体の成長やコンディションによってバッシュの履き心地は変わるものです。
足のむくみのせいなのか?
成長によるものなのか?
定期的に確認するようにしましょう。
バッシュは決して安いものではないので、買い換えるのは金銭的に負担になる事もあるでしょう。
しかし怪我をしてからでは遅いですし、何よりも良いプレーをするにはバッシュは最も重要です。
靴下の微妙な厚みでも何となく違和感がでますし、紐の結び方でも全然違います。
紐の結び方も重要で、すぐにほどけてしまう様な結び方は安全面でも危ないですし、周りの人にも迷惑をかける事があるので気をつけましょう。
よくほどけてしまう紐は、ほどけ難い素材の紐に交換し、むすび方を工夫するなりしましょう。
バッシュの素材
バッシュの素材にもいろいろとあります。
天然皮革だったり、合成皮革だったり、合成繊維だったり。
素材によって耐久年数も違いますし、お手入れ方法も違います。
購入する際に予め調べておく事も大切で、それに応じた日頃の手入れも必要です。
洗う事ができないバッシュがほとんどなので、使用後は紐を外し、風通しの良い場所で影干しましょう。
臭いが気になる場合は、消臭スプレーなどを使ったりして消臭する事も可能ですが、基本的には風通しの良い場所での影干が基本です。
またアウトソールのゴムの性質も違います。
基本ゴムで出来ているので劣化して滑るようになってきます。
劣化を防ぐためにも、ゴムが弱い熱や温度の変化には気をつけてください。
あまり日に当てるとゴムが硬くなり滑りやすくなってきます。
日本人の足にあったアシックスのバスケットシューズ
有名ブランドから、いろいろな種類のバッシュがでていますが、流行に流されず自分の足の形にあったブランドを選びましょう。
好きな選手が履いていたバッシュが良いとか憧れはあると思いますが、自分の足にあっていないと怪我の原因にもなります。
合わないバッシュのせいでバスケットボールを上手にプレーする事もできません。
私の経験談になりますが、アシックスは比較的日本人に合ったバッシュを作っていると思います。
好みの色をカスタマイズできたり、名前を刺繍してくれたりと自分だけのオリジナルのバッシュを作る事もできます。
こういうオプションも考慮しながら流行に流されずバッシュを選んでください。
まとめ
バスケットシューズはバスケットをプレーする上で、また怪我のリスクを考えると一番重要なものです。
デザインだけで選ぶ事は避けて、自分の足にあったバッシュを選びましょう。
良いバスケットシューズを履かないと技術的にも上達もしませんし、最悪怪我のせいで一生プレーできなくなる事もあります。
バスケットシューズによっても足にかかる負担や疲れに物凄く差がでるのです。
また馴染んできたバッシュは使いやすく、なかなか手放せなくなりますので日頃の手入れを忘れず、長く使いましょう!