バッシュの臭いはどうやって防ぐ? 消臭のための5つのポイント
バッシュは、バスケットボールを楽しむための重要なアイテムですが、使い方には注意が必要です。
適当に使っていると、臭いがひどくなってしまいます。
スポーツ用のシューズは多量の汗が染みこむため、きちんと対策をしておかないと、快適に使うことができません。
では、臭いを防ぐためのポイントについて、詳しく説明していきましょう。
洗えるものは洗う
嫌な臭いを防ぐためには、なるべく清潔な状態にしておくことが大切です。
汗まみれのまま何もせずに放置していると、どうしても臭いが強くなってしまいます。
これは、雑菌が増えるためです。
汗は雑菌の栄養になるので、運動のあとは活発に繁殖することになります。
そうした雑菌だらけの状態が、臭いの原因です。
雑菌を取り除くためには、バッシュをしっかり洗うようにしましょう。
洗って臭いの原因を排除してしまえば、快適に使えるようになります。
素材に注意
洗って臭いを防ぐといっても、バッシュの素材によっては、簡単に洗えないことがあります。
天然皮革や人工皮革の製品は、洗うことで寿命を縮めてしまう可能性が高いのです。
そうした素材を無理に洗ってしまうと、割れたり縮んだりするため、すぐに使えなくなってしまいます。
いくら臭いを防ぐためとはいえ、劣化がひどくなるような方法は避けなければなりません。
お気に入りのバッシュを長く使うためには、本当に洗濯可能な製品かどうか、きちんと確かめるようにしてください。
洗えないタイプだった場合は、強引に水につけたりせず、別の方法で対策をしていきましょう。
洗う方法は効果が高い
洗うことによる劣化を確実に防ぎたいときは、「とにかく洗わない」といった極端な対策を考えることもあります。
確かに、洗うという選択肢をあらかじめ排除しておけば、間違えて洗うようなことは起こりません。
しかし、臭いを防ぐには、あまりおすすめできない方法です。
洗って汗や雑菌を取り除くことは、最も効果的な臭い対策になります。
そのため、洗えるタイプのバッシュなら、怖がらずにできるだけ洗うようにしてください。
徹底的に洗わない方が確実なように思えますが、せっかく洗えるタイプを使っているなら、そのメリットを無駄にするのはもったいないことです。
説明書などをしっかり見ておけばミスは回避できるので、洗えるものは積極的に洗い、清潔な状態を維持していきましょう。
一部だけ洗う
なるべく洗った方が臭いは防ぎやすくなりますが、洗濯NGな素材だった場合は、絶対に洗ってはいけません。
ただし、例外になる部分はあります。
それが、靴紐と中敷きです。
ほとんどの素材が洗えない場合でも、靴紐と中敷きなら大抵は洗うことができます。
臭い対策をするなら、それらを取り外して洗い、少しでも汗と雑菌を少なくしておきましょう。
靴紐と中敷きの臭いも、ひどくなるとかなり気になるものです。
洗えない部分は他の対策で対応するとしても、そうでない部分は、しっかり洗っておくことをおすすめします。
使ったあとに乾かす
洗えない素材のバッシュで臭い対策をするには、なんといっても乾燥させることが重要になります。
湿気の多さは、雑菌の繁殖を助ける要素です。
そのため、汗で湿った状態のまま放置するのはよくありません。
汗まみれの衣類などは、時間がたつと臭くなってしまうものです。
これはバッシュも同じで、雑菌の繁殖が臭いを強くしてしまいます。
洗って雑菌を除去できないなら、せめて湿気を少なくして、臭いの原因を増やさないようにしましょう。
日光はNG
バッシュを乾かすといっても、日当たりのよい場所に置くのは避けてください。
普通の洗濯物と違い、バッシュを天日干しにすると、傷んでしまう可能性が高いのです。
それでは、洗うことを避けた意味がありません。
素材の傷みが激しくなれば、長持ちさせるのは難しくなってしまうため、買い替えの回数が増えることになります。
そのような事態を防ぐためには、安易に日光に晒したりせず、必ず陰干しにしてください。
陰干しは、風通しのよい日陰を利用する干し方なので、日光による劣化は起こりません。
風通しがよく、しっかり空気の流れがある環境なら、日の光がなくても、十分に湿気をとばすことができます。
メッシュ素材
きちんと乾かして臭いを防ぐためには、乾きやすい製品を選ぶことも大切です。
速乾性の高いものだと、短い時間で湿気をとばすことができます。
それなら、「なかなか乾かない」「使おうとしたら湿っていた」といった失敗を回避することができます。
この点に注目して選ぶときは、メッシュの製品を探してみましょう。
メッシュはとても乾きやすい素材なので、陰干しですぐに乾燥させることができます。
雑菌が繁殖しにくい状態にして、臭いをしっかり防いでいきましょう。
同じものばかり使わない
同じバッシュをずっと使い続けていると、どうしても臭いが強くなってしまうものです。
例えば、汗でじっとり湿ったバッシュを、生乾きのまま何日も使ったりすると、ただでさえ気になる臭いが、さらにひどくなってしまいます。
臭いを抑えるためには、そのように連続して使うのではなく、いったん完全に乾かすことが大切です。
きちんと乾燥させておけば、臭いの原因となる雑菌の繁殖を防ぐことができます。
そのためには、バッシュを2足以上しておいてください。
1足しかない場合は、たとえ乾ききっていなくても、また同じものを使うことになってしまいます。
しかし、他にも履くものがあれば、乾かすための時間をしっかり確保することができるのです。
消臭剤を使う
臭いを防ぐためには、便利なアイテムを利用する方法もあります。
バッシュの中に、除菌効果のある消臭剤をスプレーしておくと、臭いを発生させる雑菌の繁殖を抑えることができるのです。
ただし、ファブリーズには注意してください。
ファブリーズは、消臭のためによく利用されるアイテムですが、選び方を間違えると、うまくいかないことがあります。
バッシュの臭いとファブリーズの香りがミックスされてしまい、なんともいえない独特の臭気を発することがあるのです。
臭いを悪化させないためには、香りが残らない無香タイプか、バッシュ専用の消臭スプレーを選ぶようにしましょう。
足の臭いを軽減する
バッシュの臭いを防ぐためには、自分の足をケアすることも大切です。
洗ったり乾かしたりしていても、そこに入る足の臭いが強いと、対策の効果を妨げる可能性があります。
入浴時に足を丁寧に洗い、少しでも臭いを押さえるようにしましょう。
適当に洗って済ませてしまうと、なかなか臭いがとれず、バッシュにも移ってしまうことが多くなります。
たくさん汗をかいた後は、指と指の間まできちんと洗い、汚れを落としておきましょう。
雑菌などを極力少なくしておけば、臭いがひどくなることはありません。
また、爪にも注意してください。
あまり伸ばしていると、爪の間に汚れや雑菌がたまり、臭いが強くなりがちです。
臭いの原因が蓄積されないように、こまめに切って短くしておきましょう。
まとめ
激しい運動をしたあとは、バッシュが汗をたっぷり吸っています。
それをただ放置していると、臭いが強くなり、気持ちよく使えなくなってしまいます。
余計なストレスを防ぎ、思う存分スポーツを楽しむためには、ここで紹介したポイントをしっかり押さえておいてください。
臭いを軽減するための対策を行っていれば、臭いに悩まされることはなくなります。