バッシュが滑るときはどうする?おすすめの対策5選
バッシュは、バスケットボールを楽しむための重要なアイテムです。
しかし、妙に滑るようなときは、使い方に注意しなければなりません。
あまり滑るようだと、転倒などの事故を起こしてしまう可能性が高く、安全にプレーすることができなくなります。
では、バッシュが滑りやすいときの対処法について、詳しく説明していきましょう。
バッシュの裏を拭く
バッシュの滑りを防ぐための手っ取り早い方法としては、裏面の汚れの除去があります。
埃などの裏の汚れは、滑る原因になってしまうので、できるだけ取り除いてから使うことが大切です。
そのためには、濡らして絞った雑巾を用意しておきましょう。
裏を雑巾で拭き、余計な汚れがない状態にしてから使えば、簡単に滑ることはなくなります。
体育館に入るときは、その前に廊下を歩くことも多いので、裏は意外と汚れているものです。
なるべくきれいな状態にして、しっかり事故を防いでください。
グリップ力アップ
裏を雑巾で拭いたときの効果は、汚れの除去だけではありません。
少し濡れることで、グリップ力を強化することができるのです。
汚れに加えて、裏が乾ききった状態になっていると、余計に滑りやすくなることがあります。
手がカサカサしていると、何かを触るときに滑りやすさを感じたりしますが、それと同じです。
しかし、濡れた雑巾で拭けば、わずかに水分がプラスされることで、滑りにくくなります。
ギュッと床を踏みしめることができるため、安全に動けるようになるのです。
雑巾はきちんと絞る
濡れるとグリップ力が増すといっても、あまり水浸しにするのはよくありません。
必要以上に濡れていると、逆に滑りやすくなってしまいます。
雨の日にタイヤが滑りやすくなるのと同じで、濡れすぎた状態で走るのはかなり危険です。
滑り止めの効果を得るためには、微量な水分を加えるのがポイントです。
そのため、雑巾を用意するときは、しっかりと絞るようにしてください。
きつく絞って水分を減らしておけば、濡らしすぎて逆効果になることはありません。
絞り方が足りないと失敗する可能性が高いので、十分注意しましょう。
雑巾を踏む
雑巾でバッシュの裏を拭くときは、手を使わない方法もおすすめです。
ベンチの近くに絞った雑巾を置いておけば、それを踏むことで、汚れを落としたり濡らしたりすることができます。
座って丁寧に拭くのもよい方法ではありますが、若干手間がかかるので、面倒に感じたりするものです。
しかし、雑巾を踏むだけなら立ったままでも可能なので、すぐに対策ができます。
プレーの合間に手早く済ませるには最適な方法なので、ぜひ試してみてください。
効果は一時的
裏を拭いておくと滑りにくくなることは確かですが、あくまでも応急処置であることは忘れないようにしてください。
その効果は一時的なものであり、あまり長く持続するものではありません。
拭いた直後はグリップ力も上がっていますが、長く続けていれば、また滑りやすくなってしまうため、あまり安心はできません。
効果を高めるには、なるべくこまめに拭く必要があります。
手っ取り早い方法ではありますが、根本的な解決にはならないので、注意して行うようにしましょう。
裏面をしっかりメンテナンスする
裏面の汚れをしっかり落とすには、使うときだけ拭くのではなく、普段から丁寧にメンテナンスしておくことが重要になります。
ちょっとした埃くらいなら雑巾を踏んで落とすこともできますが、こびりついた汚れなどは、簡単には落ちないものです。
裏の余計な汚れを取り除き、滑りやすさを軽減するためには、使い終わったあとにきちんと手入れをしておきましょう。
普段からこまめに汚れを落としていれば、ひどく蓄積するようなことはありません。
それなら、雑巾でも十分に取り除くことができるのです。
溝のゴミを取り除く
バッシュのメンテナンスをするときは、ただ拭くだけでなく、ソールの溝にたまった汚れまでしっかり除去するようにしてください。
ソールの溝が埋まっていると、バッシュの機能がうまく発揮できません。
詰まって取れないようなものは、歯ブラシや爪楊枝などを使い、きれいに取り除いておきましょう。
ただし、雑なやり方はNGです。
爪楊枝などでガリガリと乱暴に擦ると、ソールを傷つけるおそれがあります。
メンテナンスは劣化を防ぐためにも大切なことですが、それでボロボロになるようではいけません。
失敗しないためには、優しく丁寧な作業を心がけましょう。
少量の洗剤で拭く
裏の汚れを確実に落とすためには、ただ水拭きをするのではなく、マイペットなどの洗剤を使う方法もあります。
少し洗剤をつけた方が、頑固な汚れを落としやすくなるのです。
ただし、使いすぎには注意してください。
多量に使ったりすると、劣化を早めることがあります。
長持ちさせるためにも、むやみにドバドバ出したりせず、少しずつ使うようしましょう。
濡れたまま放置しない
メンテナンスでソールを拭いたあとは、濡れたままにするのではなく、きちんと乾かすことが大切です。
湿ったまま放置していると、劣化を早める可能性があります。
濡れた布で拭いたあとは、必ず乾いた布でも拭くようにしてください。
水分をしっかり拭き取り、乾いた状態で保管しておきましょう。
滑り止めを使う
滑りを軽減するためには、便利なアイテムの助けを借りる方法もあります。
スポーツシューズのための滑り止めスプレーなどをうまく利用してみてください。
ただし、いろいろな種類があるので、選び方には注意すべきです。
量が少なかったり、効果が弱めだったりするので、適当に選ぶと失敗してしまいます。
口コミなどをチェックして、実際に使った人の意見を参考にしながら、メリットの大きそうな製品を選んでおきましょう。
床をきれいにする
バスケットボールを行う体育館の床は、常にきれいな状態にしておきたいものです。
ゴミや埃で汚れているようだと、いくらバッシュの裏がきれいでも、滑りを防ぐのは難しくなってしまいます。
そのため、床の清掃はきちんと行うようにしてください。
特に重要なのは、始める前のモップ掛けです。
最後のモップ掛けはよく行うものですが、滑りを防ぐためには、最初のモップ掛けの方をしっかり行うべきです。
あらかじめ汚れをすべて取り除いておけば、効果的な対策になります。
思い切って買い替える
バッシュの経年劣化がひどいようなときは、拭いたり滑り止めを使ったりするくらいでは、あまり効果が得られないものです。
そんなときは、無理に使わないようにしてください。
いくらメンテナンスをしていても、経年劣化ですり減ったものはどうにもなりません。
床をどんなに磨き上げても、バッシュ自体のグリップ力が極端に落ちていると、結局は滑ってしまう可能性が高いのです。
怪我をしないためには、古くなったものに執着せず、新しいものに買い替えることも必要になってきます。
お気に入りのバッシュだとなかなか決心がつかないこともありますが、安全のためにも、常によい状態の製品を使っていきましょう。
まとめ
バッシュが滑るときは、うまくプレーできないだけでなく、転んで怪我をすることも多いので、そのままにしておくのはよくありません。
足をひねったりすると、しばらくは運動ができなくなってしまいます。
そのような失敗を防ぎ、楽しくバスケットボールをプレーするためにも、ここで紹介した対策はしっかり行うようにしましょう。
滑りを防いでいれば、思う存分走り回ることができます。
参考URL・参考文献・根拠など
https://basket-sugoi.com/basket-shoes-cleated
https://taneiku.com/slip-shoes/
https://ameblo.jp/basketball-99/entry-10293381912.html