徹底調査!NBAのスーパースターはどんなバッシュを履いているのか?
NBAファンの方ならスター選手がどんなシューズを履いているのか、興味がありますよね。
最近では、有名選手の名前を冠したシューズも数多く発売されています。
実際、調べてみるとそれぞれのモデルに個性とこだわりが感じとれます。
価格も手の届かない金額ではありません。
この記事を読んで、お気に入りのバッシュを見つけてもらえば幸いです。
目次
キャブスのビッグ3は何を履いているのか?
2015-16シーズンにチーム初のNBA制覇を達成したクリーブランド・キャバリアーズ、その中心メンバーであるレブロン・ジェームズ、カイリー・アービング、ケビン・ラブを「ビッグ3」と呼びます。
1勝3敗からのNBAファイナル制覇は、今でも印象に残っていますよね。
今シーズンも現時点で、イースタンカンファレンスの首位を快走しています。
まずは、キャブス(クリーブランド・キャバリアーズの略称)のビッグ3が、どんなバッシュを履いているのか徹底調査してみましょう。
ナイキレブロンソルジャー10/L・ジェームズ
レブロン・ジェームズが使用するのは、自らのシグネチャーモデルである「ナイキレブロンソルジャー 10」です。
シグネチャーモデルとは、有名選手の名前を冠したシューズのことを言います。
3度のNBA制覇を達成した今、「キング」というニックネームに異を唱える人はいないでしょう。
プレースタイルは、センターからポイントガードまでこなす超オールラウンドタイプです。
自身4度目のNBA制覇を達成できるか今シーズンも楽しみですね。
シューズは、ハイカットで靴紐がなく、ストラップで固定する特徴的なスタイルです。
一目でレブロンのモデルとわかりますね。
ナイキカイリー 3 EP/カイリー・アービング
「ナイキカイリー 3 EP」は、カイリー・アービングのシグネチャーモデルです。
つま先とかかと部分の丸みを帯びた形状が、独特です。
履く人を選びそうなバッシュです。
ちなみに足裏部分に刻印されているマークは、彼が4才の時に亡くした母、エリザベスさんの生まれた日と亡くなった日を現しています。
カイリー・アービングといえば、ペプシのコマーシャルでご存知の方も多いと思います。
ペプシのCMでは、「ドリューおじさん」に扮装して、アマチュアのストリートバスケットに乱入し周囲の度肝を抜きます。
キャブスでは、NBA制覇を成し遂げ、リオ五輪でも先発ポイントガードとして金メダル獲得に大きく貢献しました。
年齢的にも若く、これからますます注目したい選手です。
また、ビッグスリーの一角であるケビン・ラブはナイキのバッシュを使用していますが、彼自身のシグニチャーモデルは、ナイキからまだ出ていないようです。
実は、彼、ペプシのCMの2作目でカイリー・アービングと共演しています。
パワーフォワード、センターの両ポジションをこなす、縁の下の力持ち的な玄人好みの選手です。
Peak Tony Parker 4/T・パーカー
サンアントニオ・スパーズの司令塔、トニー・パーカーのシグネチャーシューズが、「Tony Parker 4」です。
バッシュで「Peak」というメーカーはあまり聞かない名前ですが、これは中国のメーカーです。
豊富な資金力をバックにNBAで勢力を広げつつあります。
今後、注目のメーカーですね。
中国製ということもあり他メーカーのシグネチャーモデルと比較すると安めの価格設定となっています。
トニー・パーカー自身は、年齢的にも30代中盤に差しかかり、怪我によりスタメンを譲ることも多くなっています。
しかし、今でもリーグ屈指のポイントガードであることに変わりはありません。
2013-14シーズン以来のNBA制覇を達成して欲しいですね。
アディダスD Rose 7/デリック・ローズ
2010-11のシーズンMVPを史上最年少の22歳で獲得したデリック・ローズも今や28歳、時の流れは速いものです。
その後、相次ぐ怪我により本来のパフォーマンスを発揮できていませんでしたが、8年間在籍したシカゴ・ブルズを離れ、2016-17シーズンからニューヨーク・ニックスに活躍の場を移しています。
ポイントガードでありながら、爆発的な攻撃力も兼ね備え、フロアリーダーとしても期待できる、そんなローズのプレースタイルに球団社長のフィル・ジャクソンが興味を持ち、今回の移籍が実現したと言われています。
そのローズのシグネチャーモデルが「アディダスD Rose 7」です。
アッパー(靴の底を除いた上の部分)の縫い目は、必要最小限に抑えられていて、フィット感も抜群です。
アディダスらしくクセのない、非常に手堅い造りになっています。
一つ注意して欲しいのは、足の甲の高さが、若干低いことでしょうか。
できれば、実際ショップで試し履きした方がいいかもしれません。
ブルズの人気選手だったローズのシグネチャーモデル「アディダスD Rose 7」、NBAファンなら一度は履いてみたいシューズですよね。
ANTARONDO 1/ラジョン・ロンド
2016-17シーズンからブルズでプレイしているラジョン・ロンドのシグネチャーモデルが「ANTARONDO 1」です。
「ANTA」という名称は、ほとんどの人が知らないと思いますが、これは中国のメーカーです。
ポイントガードでありながら、インサイドに切れ込み、リバウンドを奪い、大男たちの頭上からダンクを決める、そんなプレースタイルはコアなファンから圧倒的な支持を得ています。
つま先部分が丸みを帯びているのが、このモデルの特徴です。
くるぶしの部分がメッシュ構造になっており、あとは比較的オーソドックスな造りになっています。
ちなみに日本国内では流通しておらず、中国からの輸入販売のみになっています。
メジャーメーカーのバッシュには飽きてしまった、もしくはラジョン・ロンドのコアなファンの方には、おすすめのシューズです。
アンダーアーマーCurry 3/ステファン・カリー
ゴールデンステイト・ウォリアーズの点取り屋、ステファン・カリーのシグネチャーシューズが「アンダーアーマーCurry 3」です。
彼のポジションはポイントガードですが、シューティングガードと言っていいほどの圧倒的なシュート力を誇ります。
ゴールポストから距離があっても、ディフェンスのマークが外れていなくても、お構いなしにシュートを決めてしまいます。
NBA史上最高のシューターと言ってもいいでしょう。
さて彼のシグネチャーモデルである「Curry 3」ですが、アッパー部分には、メッシュ構造の生地を使用し通気性を確保しています。
シューズ内部にはネオプレン素材を使用しています。
ネオプレン素材とは、デュポン社によって、新しく開発された合成ゴム素材です。
非常にやわらく足にフィットします。
ちなみに彼のシグネチャーモデルである「Curry 2.5」は、2015-16シーズンで最も売れたバスケットシューズです。
「Curry 3」も大ヒットすること間違いなしですね。
ナイキPG1/ポール・ジョージ
「ナイキPG1」は、インディアナ・ペイサーズで攻守両面に活躍するポール・ジョージのシグネチャーモデルです。
プレースタイルは、スモールフォワードからパワーフォワードまでこなせるオールラウンダーです。
206cmのサイズでありながら、アウトサイドからもシュートを決めるスキルも持っています。
特筆すべきは、そのディフェンス能力です。
相手エースとのマッチアップも多いため、「エースキラー」とも呼ばれています。
さて、ポール・ジョージのシグネチャーモデルである「PG1」ですが、2017年1月12日ロンドンでお披露目されました。
シューズのデザインですが、ローカットで、前足部分をストラップで固定する独特なスタイルです。
これなら見た瞬間「PG1」だとわかりますよね。
ちなみに日本では、2月中旬頃から販売される予定です。
ナイキを使用する現役選手としては、4人目のシグネチャーモデルということもあり、日本でも人気になるのは確実ですね。
まとめ
シグネチャーモデルを持てる選手は、ほんの一握りです。
よって他のシューズと比較しても希少価値があります。
実際にコートで使用しても良いし、街履きとして利用してもいいでしょう。
部屋で眺めてニンマリするのもありです。
シグネチャーモデルの一番いいところは、シューズを見れば、その時代、その選手を思い出せる事ではないでしょうか。
例え履きつぶしたとしても、鑑賞に堪える価値があるのです。
ぜひシグネチャーモデルの中から、お気に入りのバッシュを見つけてください。