腰痛によって歩けなくなる原因は?放置せずに自分の症状を確認しよう!
人によって腰痛の痛みの程度が様々なように、症状の現れ方、痛む場所等も様々です。
腰痛が高度の為歩けなかったり、腰から下肢の痛みにて歩けない症状であったり、腰椎椎間板ヘルニア等の神経が圧迫されている事が原因によって、足に力が入りにくくなり歩けない等、歩けないという症状でも様々な原因があるのです。
歩けないと一言で言っても、腰痛が辛く歩けないのか、腰痛だけではなく、下肢痛や下肢のしびれが伴う為歩けないのか、足に力が入りづらく歩けないのか、自分の症状をきちんと観察する事が大切です。
なぜ歩けないのか、原因となる可能性をご紹介します。
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腰痛が辛く歩けない
ぎっくり腰や慢性的な腰痛等によって歩けない場合、痛みが高度の為歩けない人がほとんどでしょう。
この場合は、まずは安静にする必要があります。
歩いて痛いのであれば歩く事を出来るだけ控え、ゆっくりと横になる事が大切です。
特にぎっくり腰の場合、最初に無理をしてはいけません。
痛みがさらに強くなる可能性もあるからです。
自分が一番楽な姿勢で休む、横になる等の対応を行いましょう。
ある程度強い痛みが取れたら、無理のない範囲で少しずつ活動範囲を広げてみましょう。
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腰から下肢の痛みが辛く歩けない
腰痛だけではなく、下肢の痛みが出ている場合は注意が必要です。
腰だけではなく、左右どちらかの下肢、または両方の下肢が痛む場合は、腰椎椎間板ヘルニアや、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)等によって、腰の神経が圧迫されている可能性があるからです。
腰椎椎間板ヘルニアの明らかな原因は分かってはいませんが、普段から重い物を持つ事が多い方や、長時間の立位、座位でいる事が多い方や、加齢による変性等が考えられます。
腰部脊柱管狭窄症も同じく、重い物を持つ事が多い方や、長距離運転手等長時間座位でいる時間が多い方、また高齢の方に多くみられます。
一度圧迫されてしまった神経はなかなか元には戻りません。
鎮痛剤等で痛みを和らげる事も出来ますが、それでも痛みが続く場合は、腰への注射や、リハビリ、物理療法等のさらに突っ込んだ治療が必要になります。
それでも痛みが変わらず続いている場合には、手術にまで至る場合もあります。
足に力が入りにくくて歩けない
腰痛と下肢痛だけではなく、足に力が入りにくかったり、履いているスリッパが歩いている最中に脱げてしまう等の症状が出ている場合は、特に注意が必要です。
歩けないだけではなく、転倒のリスクも上がりますので、特に高齢者には注意して観察する必要があります。
腰椎椎間板ヘルニアや、腰部脊柱管狭窄症等によって、腰の神経の圧迫が重症化しちえる可能性が高いです。
この症状を放置しておくと、神経が圧迫された期間が長期の為、いくら手術をしても完全には戻らない可能性も否定できません。
腰痛だけではなく、下肢痛や下肢のしびれを伴ったり、足になんとなく力が入りづらいなと感じている方は、なるべく早めに医師の診察を受ける事をお勧めします。
これらの症状は自分しか分かりません。
症状が出ても忙しいからと放置しておくのは、症状が重症化してしまう事もあるので、絶対に控えて下さい。
まとめ
腰痛によって歩けない方、腰から下肢痛によって歩けない方、足に力が入りにくく歩けない方、症状は人によって様々です。
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症の場合は、腰痛だけではなく、下肢痛、下肢のしびれ、下肢の筋力低下にも繋がります。
腰痛が長引いている方、下肢痛や下肢のしびれを伴う方、なんとなく足に力が入りづらいなと少しでも感じている方は、我慢せずに早めに医師の診察を受けましょう。
症状が軽ければ、鎮痛剤の服用で症状が緩和する事が多いですが、重症化した場合手術等になる可能性も否定できません。
自分の身体の変化に気づき、労わってあげる事も大切です。