マットレスを陰干しする時に気を付けたいこと!その注意点を徹底解説!

マットレス・敷き布団

マットレスのカビやダニを予防したりマットレスの劣化を遅らせたりするためには、マットレスの湿気を排出することは大切です。

マットレスの湿気を逃がすには、たまに干してあげると良いのですが、多くのマットレスは太陽の光に当てて干すことはできません。

中には天日干しできるマットレスもありますが、天日干ししてはいけないマットレスを天日干しすると劣化する原因になります。

ですから、天日干しできないマットレスは陰干しすることが大切ですが、陰干しする場合でもいくつか注意しないと、湿気を逃がすことができなかい場合や、逆に劣化させてしまう場合もあります。

そのようなことを防ぐために、ここではマットレスを陰干しする際の注意点を解説してきます。



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窓を開けて通気を良くする

マットレスを陰干しする場合、基本、室内の日光が当たらない風通しの良いところに立てかけて干します。

ベランダなどで日光に当てて干せれば乾きは気になりませんが、室内で陰干しすることからマットレスの乾きが気になる方もいることでしょう。

確かに、衣服などの洗濯物を干した時は、曇っている時よりも晴れている方が乾きやすく、ずっと曇っている場合でも、室外では風が当たりやすいため、室内で干すよりも乾きやすくなります。

一方、室内で陰干しする場合は、日光に当てないで干し、室内は窓を閉めていると風は当たらないため、室内で陰干しすると「本当に湿気が抜けてるのかな?」などと思う方もいることでしょう。

つまり、何が言いたいのかと言うと、マットレスを室内で陰干しして湿気を逃がすには、室内の通気を良くすることが大切だということを言いたいのです。

マットレスを室内で陰干しする場合、窓を開けて風通しを良くすることが重要であり、風が通りやすいのか、通りにくいのかも重要になります。

風が通り抜けない、空気が流れないような部屋でマットレスを干しても、湿気を逃がすことは困難です。

太陽の光に当てないで湿気を逃がすには、風通しの良い部屋に立てかけて干し、窓を開けてしっかり換気することが大切です。

寝室で陰干しする場合もしっかり換気しましょう

多くのマットレスは敷き布団よりも大きく重いため、運ぶのが大変という方は多くいます。

運ぶのが大変なことから、運ばずにその場で立てかけて陰干しする方もいますが、その場で立てかける時も、その部屋の通気を良くすることは大切です。

風通しの良いところに運んで立てかける場合でも、干す場所の通気を良くすることは大切ですが、寝室で干す場合は窓を開けて通気を良くすることは特に大切です。

風が通らないところに立てかけておいても、なかなか湿気を逃がすことはできません。

そのため、その場で立てかけて陰干しする場合も、換気することを忘れないようにしましょう。



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マスクをしましょう

陰干しするためにマットレスを運ぶと埃が舞ってしまいます。

埃が舞うと埃を吸いやすくなるため、マットレスを運ぶ時はマスクをつけることをおすすめします。

ハウスダストのアレルギーがある方は特に注意が必要ですが、アレルギーがない方でも埃を吸うことは身体に良くありません。

ですから、埃対策はしっかりと行い、マットレスを運びましょう。

できれば、マスクだけでなく軍手などの手袋もつけると良いです。

素手でマットレスを運ぶと、マットレスについている汚れが手につく可能性があります。

また、マットレスを運んでいる最中に手を怪我する可能性もあるため、軍手などの手袋をして運ぶことをおすすめします。

マットレスを叩くのはNG

敷き布団や掛布団などを干した時に、布団叩きで叩く方がいますが、マットレスを叩くのはNGです。

マットレスの埃を出すためにパンパンと叩きたい気持ちは分かりますが、マットレスを叩くと凹んだり劣化したりする原因になります。

メンテナンスのためにマットレスを陰干ししても、マットレスを叩くことでマットレスの寿命は短くなってしまいます。

マットレスが凹むと、身体の一部分が落ちすぎたり、寝心地が悪くなったりしてしまいます。

そのようになると、眠っている時にかかる身体への負担は大きくなり、腰痛や肩こりを起こしてしまうこともあります。

ですから、マットレスを布団のように叩きたくても、叩かないようにしてください。

マットレスの埃を取りたいのなら掃除機を使おう

マットレスの埃を取りたいのなら、叩かずに掃除機を使うことをおすすめします。

掃除機であれば、マットレスの表面についた埃を手軽に取ることができ、マットレスにダメージを与えません。

また、ダニの死骸やフン、生きているダニ自体も吸い取ることができるため、ダニ対策にも効果的です。

しかし、全てのダニを除去できる訳ではなく、マットレスの奥の方にいるダニや、マットレスの繊維に脚がからまっているダニなどは、掃除機で吸い込むことは困難です。

しかし、ある程度吸い込むことはできるので、マットレスは叩かずに掃除機をかけると良いです。

マットレスに掃除機をかけることで、以前よりもマットレスは清潔になり、気持ち良く眠れることでしょう。

風がある晴れた日に陰干ししましょう

室内で陰干しすることから、天気は関係ないように思える方もいることでしょう。

ですが、マットレスを陰干しすることと天気はかなり関係しています。

雨が降っていると、外だけでなく室内の湿度も上がりやすくなります。

室内の湿度が高ければジメジメとし、マットレスの湿気は逃げにくくなります。

基本、晴れた日は、雨の日よりも湿度は低くなります。

そのため、晴れた日にマットレスを陰干しすれば、マットレスの湿気は抜けやすくなります。

更に風があれば、室内の通気は良くなるため、更にマットレスの湿気は抜けやすくなります。

ですから、マットレスを陰干しする場合は、風のある晴れた日がおすすめです。

窓は忘れずに開けましょう

風のある晴れた日に室内でマットレスを陰干ししても、窓が開いていないと風通りは悪くなります。

窓を開けて換気しないと、風のある日に陰干ししても意味がないため、窓は忘れずに開けて通気を良くしましょう。

また、天気が悪い日にマットレスを陰干しする場合も、換気することは大切です。

強風や嵐だと、窓を開けて換気するのは難しいですが、そのような酷い天気でなければ換気をした方が良く、換気をすることで室内の湿度を低くすることもできます。

部屋が散らかっている時は片付ける

マットレスを運んで陰干しする場合は、まず始めに部屋の中を片付けましょう。

マットレスを運ぶ時に部屋の中が散らかっていると、物に足がぶつかったり、何かを踏んだりして転倒する恐れがあります。

また、マットレスが何かにぶつかって傷ついたり、ぶつかった拍子にマットレスを落としてしまったりする場合もあります。

運んでいる最中の怪我を防ぎ、マットレスに傷がつくのを防ぎ、部屋にある物を壊さないためにも、陰干しする前は、まず部屋の中を片付けると良いです。

特にベッド周りを片付けることは大切です。

それは、マットレスを持ち上げたり運んだりする時は、ベッド周りにある物にぶつかりやすいからです。

マットレスを持ち上げる時に、ベッド脇に置いてある明かりや、目覚まし時計などにぶつかる可能性があり、それらにぶつかってしまうと床に落ちてしまう恐れがあります。

床に落ちることにより壊れることもあるため、マットレスを持ち上げた時や運ぶ時にぶつかりそうな物は、前もって片付けることが大切です。

「ぶつからないから、片付けないで大丈夫」と思っていても、人間は完璧ではありません。

ミスするのが人間なので、自分を過信しないで、マットレスを運んで陰干しする時は、寝室や運ぶ時に通る通路、立てかける場所などは片付けることをおすすめします。

まとめ

天日干しできるマットレスは太陽の光に当てて干し、天日干ししてはいけないマットレスは、室内の通気のよい所に陰干ししましょう。

マットレスを陰干しする時は、ここの記事を参考にして行ってください。

間違った方法で陰干しすると、湿気を抜くことができなかったり、劣化したりする原因になるので注意しましょう。

手入れをしてもマットレスの劣化が酷い場合は、マットレスを買い替えることをおすすめします。