ナイトゲームでのエギングロッドセッティング、釣り方はどんな風にすればいいの?

エギングロッド

エギングでは日中のデイゲームだけでなく、夜のナイトゲームでもイカを狙うことが出来ます。

中には辺りが暗くないと狙いにくいイカもいるので、ナイトゲームに挑戦してみることは今まで釣ったことがないイカも釣ることができるかもしれません。

そこで今回はナイトゲームでのエギングロッドセッティングを釣り方や釣れるイカと併せて紹介していきたいと思います。



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ナイトゲームで釣れるイカ

日中と違って夜間では暗いので、普段は深い場所に居るイカが比較的表層付近に上がってきます。

また目が良いイカをエギで誘いやすいのもナイトゲームがおすすめの理由となります。

最初にナイトゲームで釣れるイカを4種類紹介しておきます。

ヤリイカ

エギングで釣れるイカの中では、胴が長くサイズ的には非常に大きくなるのがヤリイカです。

季節としては冬が岸近くで釣れるシーズンとなります。

釣れるときには群れで岸近くに寄ってきていることが多く、同じようなサイズが連続して釣れるタイミングがあります。

そういったときにエサであれば付け替えの時間が必要となりますが、エギであればすぐに次のキャストに移れるので効率が良いです。

スルメイカ

ヤリイカよりも小さなツツイカですが、その性格は非常に獰猛です。

夜間のライト周りで姿を見ることも出来たりします。

自分と同じくらいの大きさのエギであればアタックしてくることが多いです。

しかし、しっかりとハリ掛かりさせるためには、小さめのエギを使ったほうが良いでしょう。

ヤリイカと同じように冬の寒いタイミングで岸近くで釣れることが多いです。

ヒイカ

イカの中では珍しい内湾に比較的多いのがヒイカです。

ヒイカは10センチくらいの大きさの小さなイカですが、スルメイカと同じようにツツイカに属しており、獰猛な性格で獲物を追いかけます。

内湾に生息していますが、流れに乗って回遊したり、小魚を追いかけたりしているのでエギでしっかりと狙うことが出来ます。

アオリイカ

エギングで狙う代表的なアオリイカもナイトゲームで狙うことが出来ます。

真冬の厳しい季節以外では、サイズを問わなければ狙うことが出来ます。

夜のタイミングであっても潮が釣果を左右することが多く、大潮から中潮の潮が大きく動く時間帯を狙っていくとよいでしょう。



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ナイトゲームでのタックル

ナイトゲームでは、少しでも視認性がよく、トラブルの少ないタックルを使っていくとよいでしょう。

日中では対処しやすいトラブルも、夜間だとなかなか解消が難しかったりします。

下記にタックル例を挙げていますので参考にしてみてください。

エギングロッド

エギングロッドは通常の8フィートクラスのロッドでよいでしょう。

このくらいのロッドであれば、ヤリイカ、スルメイカ、アオリイカは狙うことが出来ます。

唯一、ヒイカを狙っていくときにはメバルロッドくらい柔らかいロッドを使っていく必要があります。

もし可能であればティップ部分が白で塗装されているようなロッドがナイトゲームではおすすめです。

リール

リールはダブルハンドル付きのスピニングリールがよいでしょう。

ナイトゲームにおいては、ベイトタックルはあまり使われることはありません。

選ぶリールはラインローラーにベアリングが入っていてヨレを少なくしてくれるものがおすすめです。

ライン

ラインは視認性を重視して選んでいきましょう。

夜間でもちょっとした明かりで見やすいのは、ホワイト、オレンジ、ピンクといったカラーです。

ブルーやグリーン、ブラックカラーのラインは見にくいのでおすすめしません。

太さに関しては日中のエギングで使う太さで問題ありません。

エギ

エギに関してもイカから視認がしやすいであろうカラーを選んでいきましょう。

おすすめは夜光や蓄光カラーです。

これらは少ない光を反射したり、弱く発光したりしてくれます。

こういった少しのアピールでも夜間のイカはしっかり把握してくれます。

サイズに関しては、アオリイカやヤリイカでは3.5号、スルメイカでは3号、ヒイカでは2.5号以下を使っていくのがおすすめです。

ナイトゲームで狙っていきたいポイント

ナイトゲームではよりイカが好んで集まるポイントを狙っていきましょう。

そのポイントの条件を下記に3つ紹介しています。

ぜひ釣りのときの参考にしてみてください。

ライトがあるポイント

まずはなんといってもライトがあるポイントです。

ライトは夜間において、ベイトフィッシュを集め、それに伴ってイカも寄せてきてくれます。

釣っていくときには、暗いところまでキャストして徐々に明かりが当たっている場所までエギをアクションさせてきましょう。

時々、ライトの中までイカが入ってきていて、黒いシルエットが見えることもありますので、釣りをするために近づくときにはゆっくりと確認しながら近寄っていくとよいです。

こういったイカはプレッシャーが掛かっていないことが多く、すぐにヒットしてくれたりします。

流れがあるポイント

ナイトゲームでも流れは重要なポイントになります。

流れに乗ってイカが回遊してきますので、その流れを見極めて釣り場を選んでいくのがよいでしょう。

また、こういったポイントを見つけておくと、同じような潮周りで同じような流れが発生することが多いので、何かを目印にして覚えておくとよいと思います。

また、視覚的に確認しづらいときはエギを投げて、ロッドに重さが伝わってくるような場所の流れがあるポイントですので、覚えておいてください。

表層付近

夜間ではイカは表層付近に居ることが多いです。

回遊しているイカは表層付近に居ることが多く、あまり深い場所までエギをフォールさせてみてもあまり効果的ではありません。

深くてもまずは3メートルくらいまで探っていく気持ちでやってみると良いでしょう。

誘うときはゆっくりとしたジャークとフォールでやってみるとよいです。

ナイトゲームで用意しておきたいアイテム

ナイトゲームでは昼間に比べて視界が狭くなります。

また、季節によっては昼間とぜんぜん違う気温だったりします。

それに合わせて用意しておきたいアイテムがありますので、紹介していきます。

ヘッドライト

移動のときに足元を照らしたり、手元を照らしてタックルを準備したりするときにヘッドライトがあると便利です。

価格は1,000円程度の安い物から1万円を超えるようなものまであります。

価格が上がるにつれて、光の調整ができたりするモデルが出てきますので、予算に合ったものを選んでいくとよいでしょう。

ランディングネット

夜間は釣れるイカのサイズがわかりづらく、抜き上げのときに海面からの高さがどれくらいあるか把握しにくいです。

ですので、釣れたときのためにランディングネットを用意しておきましょう。

枠の大きさは50センチもあれば良いと思います。

防水のオールウェザースーツ

ナイトゲームでは少し秋が深まったくらいでも寒さを感じることがあります。

そういった時のために、オールウェザースーツを持っていくことをおすすめします。

ちょっとした雨であればこれでしのぐことが出来ますので、1着持っておくことをおすすめします。

まとめ

今回はナイトゲームで釣れるイカ、エギングロッドをはじめとするタックル、狙っていくポイント、持っておきたいアイテムを紹介してきました。

特にヤリイカ、スルメイカ、ヒイカは夜によく釣れるイカですので、ぜひ狙ってみてください。

ぜひ今回の記事内容を参考にエギングのナイトゲームを攻略してもらえると嬉しく思います。







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