話題のCCクリーム、どう塗ればいい？ベースメイクの疑問を解決
BBクリームの後発として発売され、軽い付け心地が人気のCCクリームですが、いま一つ使い方が分からない方も多いはず。
まずは、CCクリームの用途を知った上で正しい塗り方を実践することが大切です。
ここでは、BBクリームと比較しながら、メイクのどの段階で塗ればいいのか、どの化粧品と合わせるのかといった疑問に答えていきます。
目次
CCクリームはファンデーションの下地として使う
CCクリームは、BBクリームの人気を受けて発売された化粧品です。
BBクリームが治療後のケアに用いられていたのに対し、CCクリームは化粧品会社が独自に開発したものなので、「CC」が何の略称なのか正式な名称は統一されていません。
メーカーによっては日焼け止めや化粧下地、ファンデーションなどのオールインワンもあるものの、CCクリームはあくまでも下地。
1本で化粧を完成させるものではなく、上に重ねるパウダーファンデーションを引き立てるものだと覚えておきましょう。
カバー力は劣るが軽い使用感とナチュラルな印象が魅力
BBクリームよりもサラサラとした質感で、肌の色ムラを抑えて肌にナチュラルなツヤを出すのが主な役割です。
パウダーで毛穴やシミを隠すというより、光を与えて目立たないようにするといった方がしっくりきます。
素肌に自信のある人はCCクリームだけで仕上げることもありますが、カバー力はあまり期待できないので、気になるシミやクマなどにはコンシーラーを使用しましょう。
近所へのお買い物など軽いお出かけの際は、フェイスパウダーを重ねるだけで出かけたる方もいます
CCクリームを使うのは日焼け止めとファンデーションの間
CCクリームを塗るのは、洗顔や化粧水などのスキンケアをして、日焼け止めを塗った後です。
その後にパウダーファンデーションを塗るのが一般的ですが、肌質によってはリキッドファンデーションやクリームファンデーションを塗ってもかまいません。
液体の化粧品を重ねる場合は、ベタつかないよう仕上げにフェイスパウダーをはたきます。
CCクリームの崩れにくい塗り方
他の化粧品と同様、メイクのノリを良くすると同時に化粧崩れを防ぐためには塗る前のスキンケアが欠かせません。
洗顔で汗や皮脂などをしっかりと落としたら、化粧水と乳液で十分に潤いを与えましょう。
ベタ付かず、しっとりと吸い付くような感触になったらOKです。
下地と色補正というCCクリームの役割を引き出すためにも、容器から出す量と塗り方が重要です。
メーカーにもよりますが、パール大の大きさを目安にして、いったん手の甲にのせて人肌に温めると馴染みやすくなります。
クリームを全体に馴染ませてからファンデを塗る
額と目の下、鼻の頭、あごといったポイントとなる箇所にのせたら、中指と人差し指を使って均一になるよう伸ばします。
全体をスポンジで馴染ませたら、顔だけが白く浮くことがないよう、あごから首に向かってぼかしましょう。
目の下や小鼻といった、皮脂が多くヨレやすい箇所はスポンジの角を使うとメイク崩れしにくくなります。
シミやクマなど気になる箇所にコンシーラーをオンしたら、さらにその上にパウダーファンデーションを重ねます。
すっきりナチュラルに仕上げたい場合は、フェイスパウダーを使うのもおすすめです。
カバーし終わったら、額やほっぺなど広い部分を塗っていきます。
小鼻や口元などの細かい部分は新たにパウダーを取らず、スポンジに残った粉を軽くのせるのがポイントです。
まとめ
ともすればBBクリームとの違いが分かりにくいCCクリームですが、色補正をして顔の印象を明るくしてくれる優れものです。
軽い付け心地が魅力で、ファンデーションの前に塗ることでナチュラルな透明感を与えてくれます。
さらっとした液状になっているため、化粧崩れしないか心配になるかもしれませんが、スキンケアや塗り方次第で崩れにくくすることも可能です。