同じような運動でも違う!ランニングマシンと外でのランニングの違いとは?

Reebok(リーボック) ランニングマシン JET300 RVJF-10721BK 1

多くのスポーツジムに置いてあるランニングマシン。

ランニングマシンはその場で走ることのできるマシンですが、外でのランニングとの違いはあるのでしょうか?

外でランニングしている方や、ランニングマシンで走っている方、ランニングマシンを始めようと思っている方は、その違いが気になるかと思います。

ここでは、ランニングマシンで走るのと外でのランニングの違いを紹介していくので、違いが気になる方はぜひご覧ください。



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負荷の強さが違う

ランニングマシンで走るのと、外で走るのとでは、身体にかかる負荷が変わらないような気がしますが、外でのランニングの方が身体にかかる負荷は大きくなります。

ランニングマシンは地面のベルトが自動で動くため、前に進むように走らなくても、上に軽く跳ぶようにするだけで走ることができます。

それに対して外でのランニングは、ランニングマシンのように地面は動かないので、着地した足でしっかり地面を押し出す必要があります。

そうすることで走り続けることができるので、外でのランニングの方が筋肉にかかる負荷は強くなります。

空気抵抗の有無

外で走っている時は、前に進んでいるので空気抵抗を受けることになります。

空気抵抗を受ければ身体にかかる負荷は強くなります。

また、外でのランニングは風の影響も受けるため、向かい風の中を走ると強い負荷が身体にかかります。

追い風の場合は楽になりますが、横からの風でも踏ん張りながら走ろうとするため、通常よりも力を使います。

では、ランニングマシンはどうなのかというと、ランニングマシンは室内でその場で走るので、空気抵抗を受けません。

空気抵抗を受けない分、外のランニングよりも楽になります。

また、風の影響も受けないので、風によって苦しむことはありません。



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消費カロリーの違い

先程も話したように、ランニングマシンで走るのと、外で走るのとでは身体にかかる負荷の強さが違ってきます。

そのため、消費カロリーも違ってきます。

楽に感じる方が当然消費カロリーは少なくなるので、ランニングマシンの方が消費カロリーは少なくなります。

ですが、ランニングマシンは傾斜をつけることができます。

外でのランニングでも上り坂を走ることはありますが、ランニングマシンは自由に傾斜をつけることができ、傾斜をつけるほど消費カロリーは多くなります。

それは、傾斜をつけると身体にかかる負荷が大きくなるためです。

そのため、ランニングマシンで走っている時に楽に感じるのであれば、傾斜をつけると良いでしょう。

脚へのダメージが違う

外でのランニングは、舗装されたアスファルト、陸上競技場、土や芝生などを走ります。

その中でも、アスファルトは脚へのダメージが大きい場所になります。

現在は、アスファルトで舗装された道は多く、アスファルトで舗装された道しか走る場所がない方も多くいます。

そのため、外でのランニングでは脚へのダメージが大きく、怪我のリスクは高くなります。

それに対してランニングマシンは、脚が接地するベルトはゴム製になっており、着地の衝撃を吸収する機能が付いたランニングマシンは多くあります。

そのことから、ランニングマシンの方が脚にかかるダメージは少なくなるので、怪我のリスクは外で走るよりも少なくなります。

外でのランニングではデコボコしている地面もあり、そのような地面はフラットな地面よりも脚に負担がかかってしまいます。

外でのランニングは走る景色やコースが変化する

外でのランニングは、農道を走ったり、川沿いの土手を走ったり、街中を走ったりなど景色が違い、走っているうちに景色は変わっていきます。

また、上り坂や下り坂があったり、カーブがあったりなど、走る道も変化します。

そのため、外でのランニングでは、景色や道の変化など様々な情報が頭の中に入ってきます。

それに対してランニングマシンは、その場でずっと走るため、景色や道が変化することはありません。

ランニングマシンでも、傾斜をつけることにより上り坂に近い状態にすることが可能ですが、環境の変化がないことが外でのランニングとの違いとなります。

外でのランニングは景色を楽しむことができる

ランニングマシンと違って外でのランニングは、景色を楽しむことができます。

外の空気を吸って景色を感じながら走ることは気持ち良いことです。

空気が汚い場所では気持ち良く感じませんが、室内で走るよりも気持ちよく走ることができます。

そのことから、ランニングマシンでのランニングが中心の方には、たまに外で走ってみることをおすすめします。

外でのランニングは事故の危険性が少なからずある

気候によっては、室内よりも外で走るほうが気持ち良いですが、外でのランニングには事故の危険性が少なからずあります。

外では自転車や自動車などが走っているので、注意してランニングをする必要があります。

十分注意してランニングしていても、危険な走行をしている自転車や自動車は多くいます。

また、注意不十分で運転している人もいるため、ランナーが十分に注意して走っていても事故に合う可能性はあります。

ですが、ランニングマシンなら、自転車や自動車の事故に合う可能性はありません。

そのため、自転車や自動車などを気にする必要がなく、集中して走ることができます。

ランニングマシンはマラソンの練習になるのか

ランニングマシンで走りたいと思っている方の中には、「ランニングマシンはマラソンの練習になるの?」と思っている方もいるかと思います。

次は、その疑問について話していきます。

ランニングマシンでのランニングは、前述した通り、外でのランニングよりも負荷が小さくなります。

そのため、「ランニングマシンでは長い時間速く走れたのに、外で走ったらランニングマシンよりも走れなかった」という方もいます。

ですが、ランニングマシンでも傾斜をつけることによって負荷を強くすることはできます。

では、マラソンの練習としてランニングマシンは有効なのかということですが、同じ環境に近い練習をした方が効果は高くなるので、外で走ったほうがマラソン練習になるでしょう。

しかし、トップランナーでもランニングマシンを取り入れている方もいます。

また、「ランニングマシンで走ることが多いが、マラソンを走ることはできる」という方もいます。

それらのことから、ランニングマシンで走ってもマラソンの練習にはなるでしょう。

ですが、真剣にマラソンをやっている方には、外でのランニングの方がトレーニングになることでしょう。

クッション性に優れた靴とGPS時計のすすめ

外でのランニングの方が、走力が高くなることが期待できますが、アスファルトの上を走ることが多い方はクッション性の良い靴を履きましょう。

アスファルトは硬いため、土や芝生、ランニングマシンよりも着地の衝撃を強く感じます。

衝撃が強いと怪我のリスクは高まるので、怪我を予防するためにクッション性に優れた靴を履くことをおすすめします。

それと、外でのランニングはGPS時計をつけることもおすすめします。

ランニングマシンでは走った距離や時間、消費カロリーなどが分かりますが、外で走る場合は分かりません。

しかし、GPS時計をつければ外でも走った距離や時間、消費カロリーが分かります。

また、心拍数や上下動などが確認できるものも販売されています。

まとめ

ランニングマシンで走るのと、外で走るのには色々違いがあります。

ランニングマシンは外でのランニングよりも負荷が小さくなりますが、天候に左右されることはありません。

雨が降っていても、雨の影響を受けることなく走ることができるので、外で走るのとランニングマシンで走るのを上手く使い分けると良いでしょう。

ランニングでダイエットをするにしても、マラソンの練習をするにしても続けることが大切です。

そして、もっと大切なことは楽しく走ることです。