あなたの骨盤はなぜ歪んでしまったのか?歪みの原因を知って腰痛を治そう!

腰痛用骨盤ベルト

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腰痛で悩んでいる人の原因として考えられるものに、骨盤の歪みがあります。

骨盤は、左右に1つずつ、腰側に1つ、合計3つの骨からできていて、この3つの骨が関節で繋がって骨盤の形を作っているのですが、この形が何らかの原因で歪んでしまうことがあります。

それは普段の生活で行っているクセや生活習慣が原因になっていることが多く、骨盤が歪むと腰痛を引き起こしてしまいます。

骨盤の歪みによる腰痛で悩んでいる人は、自分の骨盤の歪みの原因になっているものが何なのかを知り、その原因を一つずつ改善していく必要があります。



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姿勢が悪いと骨盤が歪んでしまう

骨盤の歪みは、普段の姿勢の悪さが大きな原因となっています。

例えば、足を組んで座る人や、座る時や立っている時に左右のどちらかに偏った姿勢をとってしまう人は、骨盤が歪んでしまいます。

また、猫背の人も、重心が前にいってしまい骨盤に負担をかけてしまうので、骨盤が歪んでしまいます。

そのため、日頃から姿勢に注意し、背筋を伸ばす姿勢を心がける必要があります。

左右のどちらかに重心が偏ってしまわないように、重心を真ん中でキープするように意識すると良いです。

また、デスクワークをする際は、机と椅子の高さが体に合っていないと姿勢が悪くなってしまうので、自分の体に合った高さに調整して使用するのが良いでしょう。



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正しい歩き方をしないと骨盤が歪んでしまう

靴のすり減り方が左右で違う人は、骨盤が歪んでいる可能性があります。

歩く際に足が地面を擦るように歩いている人は、それを治す必要があります。

O脚の人も、骨盤の歪みが原因でO脚になっている可能性があり、足の外側の筋肉だけを使って歩いている場合が多いので、こちらも正しい歩き方を心がけましょう。

歩く時は、背筋を伸ばし、骨盤から足を前に出すようなイメージで歩きます。

そして踵から着地し、足裏の外側に体重がかかってしまわないように気をつけましょう。

また、正しい歩き方を身につけても、荷物を片方の肩にかけて歩いていると骨盤が歪む原因になってしまいます。

荷物の重みで体が傾き、左右のバランスが崩れた状態になるので骨盤が歪んでしまうのです。

ですから、荷物を持って歩く時は、左右の肩どちらかだけではなく、適度に交代しながら持つように注意しましょう。

また、ヒールのある靴を好む女性が多いですが、ヒールのある靴を履くとつま先立ちの状態になり、体が前に倒れた状態になるので、骨盤も前に傾いてしまいます。

それをカバーするために腰を反らして歩くとさらに骨盤に負担をかけてしまうので、正しい姿勢で歩くために、できればヒールのある靴を履くのは控えた方が良いでしょう。

運動不足だと骨盤が歪んでしまう

骨盤の周りには、骨盤を支える筋肉があります。

運動不足になると筋肉が衰えて、骨盤を筋肉で支えきれなくなり、骨盤に歪みが出てしまうのです。

そこで、運動不足で骨盤が歪んでしまっている人におすすめなのがウォーキングです。

ウォーキングは年配の人や運動が苦手な人でも簡単にできる運動です。

忙しくてウォーキングをする時間が作れない場合は、日常生活の中でできるだけ歩くことを心がけましょう。

正しい姿勢と正しい歩き方で歩けば、骨盤の歪みも解消し、筋肉の衰えを防ぐこともできるので、一石二鳥です。

眠り方や寝具の選び方で骨盤が歪んでしまう

眠り方も骨盤の歪みに関係します。

まず、うつ伏せについてですが、うつ伏せで眠ると腰が反っている状態になるため、骨盤に負担をかけてしまいます。

この眠り方はO脚の原因にもなるため、うつ伏せで眠るのは避けた方が良いです。

ただ、うつ伏せが眠りやすいという人は、片側の膝を前に出すことで腰が反ってしまうのを防ぐことができるので、工夫して眠ることをおすすめします。

この場合、膝を出す足を毎日交代させることがポイントになります。

次に、横向きで眠る場合ですが、横向きで眠ると、片側に全体重がかかって骨盤が圧迫されてしまうので、こちらも骨盤に負担をかけてしまいます。

しかし、腰痛のある人の中には横向きの方が眠りやすいという人も多いかもしれません。

横向きで眠る場合は、膝と膝の間にクッションなどを挟んで眠ると腰に負担がかからないので、骨盤が歪むのを防ぐことができます。

次に、仰向けで眠る場合ですが、仰向けは、体に負担をかけず、骨盤の左右の歪みが出ない眠り方になります。

したがって、眠る時は仰向けで眠るのが一番良いです。

仰向けだと腰が反ってしまって辛いという人は、膝の下にクッションなどを置いて膝を曲げた状態で眠るとラクになります。

このように基本的な眠り方を3つ説明しましたが、眠る時の寝具についても考えなければいけません。

マットレスが柔らかすぎたり固すぎたりすると、体に負担がかかり、歪みを生じさせることもあります。

また、枕が体に合っていないと首や背骨に負担がかかってしまい、それに伴って骨盤に歪みが生じてしまいます。

そういうわけで、マットレスも枕も、買う前に実際にお店で横になってみて、自分の体に合うかどうかを確認してから購入するのをおすすめします。

妊娠・出産の経験で骨盤が歪んでしまう

妊娠すると、骨盤は少しずつ開いていきます。

出産時は、赤ちゃんが骨盤の間を通るため最も開いた状態になります。

本来ならば、出産後少しずつ骨盤は元の形に戻っていきます。

しかし、出産後は骨盤が不安定な状態になっており、育児や家事などの腰に負担のかかることも多いため、体の動きや姿勢によって骨盤はすぐに歪んでしまうのです。

そのため、出産後の人におすすめなのが骨盤ベルトです。

骨盤ベルトで骨盤を外から引き締めて固定すると、開いた骨盤が閉じ、歪みを防ぐことができます。

骨盤の歪みを放置するとさらに大変なことに

骨盤が歪むと腰痛を引き起こしてしまいますが、歪みが悪化するともっと大変なことになります。

ぎっくり腰と呼ばれる腰痛がありますが、これは、ちょっとした動作がきっかけで突然腰に激痛が走り、その場から動けなくなるような腰痛のことを言います。

ぎっくり腰も、骨盤の歪みが原因で起こると言われています。

骨盤が歪むと、骨盤周りの筋肉が緊張した状態になっているため、ちょっとした動作がきっかけで瞬間的に負担がかかり、骨盤周りの筋肉などに痛みを生じさせてしまうのです。

他に、骨盤の歪みによる姿勢の悪化が原因で、椎間板ヘルニアを引き起こすこともあります。

腰には腰椎という骨がありますが、この腰椎にある椎間板が変形し、本来あるべき所から飛び出した状態のことを椎間板ヘルニアと言います。

この飛び出した椎間板が神経を圧迫してしまうことで、しびれや痛みなどの症状が出てしまいます。

椎間板ヘルニアになると、せきやくしゃみをしただけでも腰に激痛が走り、ひどい場合には足の感覚が無くなってしまうこともあるそうです。

普通の腰痛さえも辛いのに、ぎっくり腰や椎間板ヘルニアなどになるほど悪化してしまっては大変です。

ここまで酷くならないためにも、骨盤の歪みをしっかり治す必要があるのです。

歪みを治す簡単な体操がある

これまでに骨盤の歪みを治す方法を紹介しましたが、自宅でできる簡単な体操もあります。

体操を続けることで、歪んでいる骨盤を元の位置に戻すことができますし、歪まないように防ぐこともできます。

また、腰痛が辛い時に行うと痛みが和らぐ場合もあります。

骨盤の歪みに効果のある体操をいくつか紹介したいと思います。

眠る前などのリラックスした状態で行うのがおすすめです。

[お尻歩き体操]足を伸ばして床に座ります。

背筋を伸ばし、骨盤で歩くようなイメージをしながらお尻を交互に出して、前に進んだり後ろに戻ったりします。

10歩進んだら10歩戻るというのを、5分程繰り返します。

[お尻をフリフリする体操]うつ伏せに寝ます。

左右にお尻をフリフリと振ります。

5分程行います。

[骨盤を回す体操]足を肩幅に開き、腰に手を当てて立ちます。

右回り・左回りで骨盤を回します。

それぞれ30回程行います。

[上半身を前後に倒す体操]足を肩幅に開いて立ちます。

上半身をゆっくり前に倒します。

体を元の位置に戻します。

腰に手を当てて上体をゆっくり後ろに反らします。

これを10回繰り返します。

骨盤の歪みを治すと見た目もキレイになる

骨盤の歪みを治すと腰痛の悩みから開放されるという喜びがありますが、良いことはそれだけではありません。

骨盤が歪むと内蔵の代謝機能が落ちてしまい、骨盤周りの筋肉を上手く使うことができなくなるので、お腹周りに脂肪がつきやすくなります。

したがって、骨盤の歪みを治すと脂肪の蓄積を防ぐことができるのです。

また、骨盤が歪むと血行不良が起こって冷え性になりやすく、便秘にもなりやすくなります。

冷えも便秘もダイエットの敵です。

つまり、骨盤の歪みを治すことで痩せやすい体になるのです。

さらに、痩せていても骨盤が歪んでいる人はスタイルが悪く見えてしまいますが、骨盤を正しい位置に戻すことで、スタイルもキレイに見えます。

このように、骨盤の歪みを治すと、見た目までキレイになるという嬉しいメリットがあるのです。

まとめ

骨盤が歪み、それで腰痛が起こると、その腰痛をかばうことでさらに骨盤は歪んでしまいます。

骨盤の歪みによって引き起こされた腰痛は、骨盤の歪みを治さなければ良くなりません。

そして骨盤の歪みは、根本的な原因を改善しなければ治らないのです。

整体などで専門の人にお願いして歪みを治してもらうのも良いですが、それだと時間もお金もかかってしまいます。

また、せっかく整体などで歪みを治してもらっても、普段の姿勢が悪ければ台無しです。

自分が普段どのような姿勢になっているか、骨盤に悪影響なクセがないかなど、改善できる所がないかどうかまずは振り返ってみましょう。

そして、姿勢や運動や体操など、まずは自分自身でできることから試して、骨盤を美しく整えましょう。






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