いっそ枕をやめてみない?枕なし睡眠法で快眠を得よう

まくら

毎日当たり前のように使っている枕。

良い枕を使うことは良質な睡眠を得るために欠かせません。

そのために専門家はこぞって言います、「自分に合った枕を選びなさい」と。

でもこの、自分に合った枕を選ぶということは、簡単そうでいてなかなか難しい。

ならいっそ、枕を使わないというのはどうでしょうか。

世の中には枕なし健康法や美容法というものがあるらしいのです。



肩こり・腰痛におすすめのまくら(枕)ランキングベスト3はこちら




枕の種類はいろいろ

枕って実に多くの種類があります。

ふわふわで柔らかいもの、硬くてどっしりしたもの、低反発、高反発。

また中の素材も様々です。

そばがら、ビーズ、羽毛・・・。

高さも高いもの、低いもの、中くらいのもの、これらの中から自分にピッタリのモノを探さなくてはなりません。

枕専門店に行って、首の長さや肩幅などのサイズを測ってもらって、自分専用のオーダーメイド枕を作ってもらえば、世界にひとつだけの自分に合った枕を手に入れることができるでしょう。

ですが、そのような枕は数万円します。

そして体型は年齢を重ねるとともに変化しますので、数万円で購入した枕が、数ヶ月で無駄になることもありえるのです。

そう考えるとすごくもったいない・・・。

自分に合った枕を得るにはお金と選ぶ手間がかかるのですね。



肩こり・腰痛におすすめのまくら(枕)ランキングベスト3はこちら




合わない枕を使うことの影響

では、枕ごときに高額な費用をかけたくない、と自分に合わない枕を長期に渡って使っているとどんな影響があるのでしょうか?

まずは睡眠の質が低下します。

合わない枕では寝つきが悪くなり、そして睡眠中の寝返りにも支障をきたします。

朝起きたときに、「なんか怠いなぁ・・・」と感じるのは、枕に原因があることも少なくないでしょう。

人間は人生の3分の1を寝て過ごしている計算になります。

睡眠の質を下げるということは、人生そのものの質を下げているといっても過言ではありません。

また合わない枕を使っていると、首や肩が痛くなります。

猫背になる方も少なくありません。

まっすぐに、立っているかのごとく寝るのが正しい寝姿勢です。

枕が合っていないと歪みの原因になりますので、首や肩がこるのは当然のことと言えます。

頭痛に悩まされる方も少なくありません。

一日の疲れを取り払うために眠るのに、眠るたびに体が痛くなったり頭が痛くなったりするなんて、無間地獄のようなものです。

わたしの枕をご紹介

やはり自分に合った枕を使うことは、良質な睡眠の最重要項目のようです。

ではここでわたしの使っているまくらを紹介したいと思います。

わたしの枕は約5年前に購入したした白い枕です。

購入場所は近所のホームセンターで、お値段は1000円程度。

こだわった部分は全くなくて、「あぁ、枕が欲しいな。

これでいいや」と時間にすれば3分ほどかけて選んだ商品です。

当然ながら、良い寝心地とは言えません。

購入当時はまだクッション性も高く、頭部を柔らかく包みこんでくれていましたが、今ではぺしゃんこで、枕の機能を果たしていないといっても過言ではないくらいです。

ただそこにあるだけ。

そんな枕で寝ているので、毎朝の目覚めはイマイチです。

朝起きて開口一番、「あぁ、だるい・・・首が痛いなぁ」なんてひとりごちてしまいます。

合わない枕を使っているのですから、疲労が取れなかったり、体が痛くなったりするのは当然です。

一刻も早く枕専門店に行って自分に合った枕を手に入れなければなりません。

そう思いながら一年以上が経過しています。

まず、お金がない。

高い枕を買うくらいなら、旅行に行きたい、美味しいものを食べたい、パーっと飲みに行きたい。

そう思ってしまうわたしがいるのです。

そして時間がない。

枕をじっくり選ぶのに手間を取られるのが面倒だと感じてしまうのです。

枕専門店でスタッフに体のサイズを測られるのも、ちょっと躊躇してしまいます。

「何か良い方法はないかなぁ、お金も手間もかからない・・・」そんなわたしがネットで見つけたのが枕なし睡眠法というものです。

そもそも枕なしなら、枕選びに悩む必要がないんじゃないの?

枕なし睡眠法ってどんなもの?

枕なし睡眠法はその名のとおり、枕を使わずに眠る睡眠方法です。

必要なものはありません。

不必要なものはあります。

枕です。

この睡眠法、意外にも実践している方が多いようで、口コミでもなかなか人気があるみたいです。

自分に合わない枕を使って弊害を被るくらいならいっそ枕を排除してしまおうという、なかなか合理的な睡眠法なのです。

枕なしで寝てみよう

合わない枕で寝ているわたしは、とりあえず枕なしで寝てみることにしました。

就寝時間がきてベッドに横たわると、ついつい枕を探してしまいました。

あぁ、今日は枕使わないんだっけ・・・、と枕なしで眠ることを思い出しました。

なんだか頭がしっくりきません。

固定されないというか、頭の定位置が分からない、定まらないという感じです。

枕を使わないことを意識しすぎているせいかもしれません。

正直、いつもより寝つきが悪かったです。

なかなか寝付けなくて、ベッドの上をゴロゴロとしていました。

これは長年の習慣のせいかもしれませんね。

実際よこで寝ている子供たちは、枕を使わずに毎日ぐっすりと眠っています。

わたしは、寝る=枕を使う、と自然に刷り込まれているのかもしれません。

ゴロゴロしているあいだにいつの間にか眠ってしまっていたようで、次に目を覚ました時はすでに朝でした。

最初に思ったことは、あれ?

いつもほど首が痛くない。

寝起きのだるさはいつもと一緒でした。

朝わたしがだるいのは、もしかしたら枕のせいではなく、わたしの気質なのかもしれません。

あぁ、朝がきた・・・またいっぱいやることあるなぁ・・・、といった感じで。

とにかく、枕なし睡眠を実践してみた感想は、思ったほど悪くないというものでした。

合わないか枕でおやすみの方は一度試されてみてはいかがでしょうか。

枕なし睡眠で得られるメリット

では、枕なし睡眠で得られるメリットをまとめてみます。

  • 首が自然なアーチ型を描くため、痛くなりにくい
  • 猫背が改善される
  • 首にしわができにくくなるためアンチエイジングにも効果あり
  • 呼吸がしやすくなる
  • いびきをかきにくくなる
  • 頭の血流が良くなる

特に首の痛みや肩こりにお悩みの方には、かなりの効果があるのではないでしょうか。

また頭部の血流が良くなることで髪にも良い影響を与えることができます。

枕をせずに寝ることで薄毛が改善されたという例もあるようです。

薄毛に悩まれている方にもおすすめです。

枕なし睡眠によるデメリット

何事も表裏一体、メリットがあれば必ずデメリットも存在します。

枕なし睡眠によるデメリットを確認しておきましょう。

  • 寝返りがうちにくい
  • とにかく寝つきが悪い
  • 体の痛みが悪化する可能性もある

特に最後が重要です。

どんなに体に良いとされてる健康法でも、人によっては毒になる場合があります。

体型や体格は個人によって千差万別です。

必ず自分に合うか確認してから行うようにしてくださいね。

痛くなったり、体調が悪くなったりしたら自分には合わない方法だと割り切って、即中止しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

合わない枕を長いあいだ使っている方、でも選ぶのに時間をかけたくない、高いお金もかけたくない、そんな方は是非一度枕なし睡眠法を試してみてくださいね。

0円でできますし、今日の夜から実践可能です。

もしこの方法が自分に合えば、今後枕選びに悩むことも、枕のメンテナンスに気を使うこともなくなりますよ。






まくら