いびきは枕が原因かも?いびき改善のためのおすすめ枕を見てみよう
きちんと寝ているはずなのに疲れがとれない、あるいは朝がだるいという人はいびきをかいていませんか?
いびきは熟睡を妨げ、良質な睡眠を奪います。
原因は様々ありますが、もしかしたら枕かもしれません。
枕の高さが喉に影響を与えていることがあるのです。
いびきの原因といびき改善のための枕選びについて見てみたいと思います。
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どうしていびきをかくの?
いびきは寝ている本人は気が付かないことがあります。
しかし同じ寝室で寝ている相手がいる場合、相手の睡眠まで奪ってしまう厄介なものです。
「いびきをかくのは熟睡している証拠」という認識を持つ人がいますが、これは間違い。
いびきは熟睡を妨げるもので、いびきをかいているということは全く熟睡状態になく、良質な睡眠をとれていないことを示しています。
眠ったはずなのに翌朝体がだるい、疲れがとれないなどという状態の人はいびきが原因かもしれません。
いびきは気道のこすれる音!
いびきの原因は人それぞれです。
しかし、いびきのしくみは「空気の通り道である気道が狭くなり、狭くなった上気道がこすれて音がする」のです。
上気道が狭くなった状態で呼吸すると、出入りする空気が軟口蓋や舌根を震わせます。
これによって大きな音が生じるというわけなのです。
いびきに潜む病気とは…
いびきの原因は様々ですが、中には大きな病気がひそんでいるものもありますので、注意が必要です。
意識レベルが低下しているときは舌根が咽頭をふさぐ「舌根沈下」を起こしやすくなっています。
つまり、「舌根沈下」が原因のいびきは意識障害の症状の一つである可能性が高いのです。
意識障害をもたらす病気としては「脳血管障害」等が考えられます。
普段いびきをかかない人が突然いびきをかきだしたら注意しましょう。
また、習慣性のいびきを伴う「上気道抵抗症候群」というものがあります。
これは「睡眠時無呼吸症候群」と同様に昼間にひどい眠気を感じるのが特徴です。
この「上気道抵抗症候群」には心臓病が関与している可能性があります。
ただのいびきだと考えずにおかしいなと感じたら医療機関を受診することがおすすめです。
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中高年になるといびきをかきやすい?
若い人でもいびきをかきますが、いびきは中高年男性に多く見られます。
もともと日本人は人種的にいびきをかきやすいそう。
これは欧米人に比べて顔の凹凸が少なく、口と喉の距離が狭いのが原因。
もともと気道が狭い体型の人が多いのです。
そんな日本人の中でも中高年男性にいびきが多いのはなぜなのでしょうか。
いびきは老化現象のひとつ?
中高年になると、加齢によってあちこちに変化が現れます。
筋肉のゆるみもその一つ。
身体が老化してくると、全身の筋肉が衰え、緩んでしまうのです。
上気道にも筋肉があります。
この部分の筋肉が緩むと、気道を塞ぎがちになってしまうのです。
さらに中高年の男性は「中年太り」が始まっている人が多いですよね。
肥満で喉の奥にまで脂肪がたまると、この脂肪も上気道を塞いでしまうのです。
この状態が進行すると、鼻呼吸だけでは十分な酸素を取り入れることができなくなるため、口呼吸になります。
口呼吸を行うことにより、さらにいびきが悪化してしまうのです。
ちなみに同じ中高年でも女性のいびきは少ないと言われます。
これは女性ホルモンのおかげ。
中高年になって肥満体型になっても、女性の場合は女性ホルモンの働きで筋肉が緩みにくく、いびきをかく人が少ないのです。
いびきは鼻呼吸を心がけよう!
加齢が原因のいびきは筋力アップとダイエットが不可欠です。
また、マウスピースや鼻マスクなどのいびき防止グッズも効果があります。
口の周りの筋肉を鍛えるなら「あいうべ体操」がおすすめ。
やり方はとても簡単です。
大きく口をあけて「あ、い、う」と思い切り口の周りを動かします。
最後の「べ」で舌を突き出し、下に伸ばします。
これを1セットとし1日30セット行いましょう。
口の周りや舌の筋肉をほぐす効果があります。
枕によっていびきをかきやすくなる!
上気道が狭くなる事によって、出入りする空気が振動して音をだす「いびき」。
つまり、いびきの改善には気道の確保が絶対に必要なのです。
使用している枕によって、気道に影響が出てきます。
いびきをかくという人は枕を見直す必要があるのです。
枕が高すぎる場合
枕が高すぎると頭が上がり、気道を狭くしてしまいます。
このため空気の通り道が狭まり、いびきをかいてしまうのです。
枕が低すぎる場合
枕が低すぎると頭が下がり、気道の確保は問題ありません。
しかし、頭が下がるために口が開いてしまいます。
そうなると、いびきでは避けるべき「口呼吸」になりがち。
ですから、これもいびきの原因となるのです。
つまり、枕は低すぎても高すぎてもいびきの原因となります。
いびきを抑えるには自分の体型にピッタリあった、適切な高さの枕を探す必要があるのです。
いびき改善にはどんな枕がいいの?
いびきを改善するためには、気道を塞がない適切な高さの枕がおすすめです。
その他に注意するポイントとしては枕の素材。
いびきの改善には枕の高さがポイントですから、枕の中材が偏り高さが容易に変化してしまうようなものは避けるのがおすすめです。
具体的には羽毛や羊毛など柔らかすぎる枕はいけません。
また、硬くてもそばがらのように枕の中で素材が動いてしまうものもやめましょう。
おすすめの素材としては、詰め物が偏り、柔らかすぎて高さが変化してしまうことのない「低反発」素材の枕がおすすめです。
寝返りしやすさも欲しい
人間は寝ている間に30回以上の寝返りを打つと言われています。
これは体の血流の流れをスムーズにしますし、身体の負荷が一定部分にだけかかるのを防ぐ必要な動作です。
ですから、枕は寝返りを妨げないものがおすすめ。
寝返りを打っても頭や肩が落ちない大きさがいいでしょう。
いびき軽減パイプ枕
「ふとんタナカ」のいびき予防枕です。
寝ている間に上気道がふさがる事を防ぐため、中材のポリエチレンパイプがすぐに取り出せるようになっています。
頭部や首の角度調整が簡単なので、気道を塞がず呼吸を妨げません。
また、枕側面のファスナーをひらけば中材の調整が可能。
本当に自分に適した高さに枕を調整することが出来るのです。
また、お洗濯も自宅の洗濯機で可能。
いつでも清潔に使うことができるのです。
整骨院の先生と共に開発したいびき軽減を目的とした専用枕です。
いびき対策快眠枕
いびきの悩みから解放し、質の高い眠りを提供してくれる枕です。
3つの「AS機能」(advancedsleep)で、心地よく眠れる姿勢に誘導します。
「3Dいびきケア」機能は、どんな寝姿勢でも快適さをキープしてくれる形状。
航空機の設計技術を応用しています。
頭乗部は高さ5.5㎝。
首乗部は7.5㎝の高さになっており、首の自然なカーブをサポートし、気道を確保します。
また、「応力分散形状」を適用し、全方位からの荷重に対し安定。
枕と頭の理想的な位置関係を長時間キープします。
通気性に優れ、熱がこもらないので朝まで快適にぐっすりと眠れますよ。
仰向け、うつ伏せ、横向きなどどんな寝姿勢にも対応します。
まとめ
いびきをかいている本人よりもむしろ周囲の人を不快にしてしまういびき。
周囲の人も本人も熟睡できないので、一刻も早く改善したいですよね。
いびきを抑えるにはまずは使用している枕を見直すのがおすすめ。
枕が高すぎても低すぎてもいけません。
いびきを改善する目的でつくられた枕なら様々なチェックポイントをきちんとクリアしているので、いびきにお悩みの方にはぴったりですね。
機能や大きさを比較して、自分にピッタリの枕を探してみて下さいね。