シュワシュワの泡が腰痛を和らげる!おすすめの炭酸入り入浴剤3つ
日本人の約9割は腰痛を経験したことがあるとも言われています。
デスクワークや立ち仕事、重労働などで腰痛を抱えているなら、お風呂でじっくり温まって痛みを緩和してみましょう。
そんなお風呂のお供に最適なのが入浴剤です。
たくさん種類のある入浴剤ですが、腰痛の悩みにいいのは炭酸ガスが含まれているタイプなんです。
どうして炭酸ガスがいいのか、おすすめの炭酸ガスの入浴剤を紹介しましょう。
炭酸ガス入り入浴剤の特徴
入浴剤にもお湯に入れると泡がモコモコになるものや、きれいな色と香りで癒してくれるもの、温泉の効果があるようなタイプなど種類も様々です。
その中でも、炭酸ガス入りの入浴剤は、お湯に入れるとシュワシュワと泡が立つのが特徴です。
飲み物のコーラやジンジャエールなどと同じような炭酸で、お湯の中に炭酸ガスが溶け込んで、様々な健康効果を与えてくれます。
腰痛や肩こりが和らぐだけでなく、疲労回復効果や美肌にも役立ってくれます。
炭酸ガス入り入浴剤の気になる効果
お湯に入れるとシュワシュワと泡が出て、見た目も楽しいのが炭酸ガス入り入浴剤です。
この炭酸ガスがいったいどんな効果を与えてくれるのでしょうか。
血行促進効果
普通の入浴剤よりも炭酸ガスが入っている入浴剤の方が血行をよくする効果が高いです。
お湯に溶け込んだ炭酸ガスが皮膚から吸収されて血管を押し広げてくれますから、温熱効果と相まって血流をよくする効果が高くなります。
腰痛は筋肉のこわばりやこり、組織などの疲労や血行不良などから起こります。
血行がよくなることで体の様々な部分の緊張がほぐれて回復効果が高まりますし、血液が腰周辺にもしっかりめぐるようになります。
部分的に溜まっていた疲労物質をしっかりと流してくれますから、疲れが取れやすくなり腰痛緩和におすすめです。
温熱効果が温まる
炭酸入り入浴剤で血行がよくなると、お湯で温まった血液が全身をめぐるようになります。
腰周辺にもしっかり温かい血液がめぐりやすくなりますから、痛みやだるさを和らげてくれます。
体が冷えると痛みも感じやすくなりますが、それをしっかり防いでくれます。
体が芯から温まりますし、手足などの末端にもしっかり血液が流れるようになって、冷え性緩和にもなります。
体中がぽかぽかしてくると筋肉や組織、神経の緊張も和らいでくれます。
緊張していた腰周りや肩などの筋肉などの緊張がほぐれて、リラックスできます。
いったん体が温まってくれると冷えにくいですから、ぐっすりと眠りにつきやすくなります。
汚れを落として美肌に
炭酸ガスは古い角質や皮脂などを落とす作用があります。
普段の入浴では落としきれなかった細かなたんぱく質汚れをマイルドに取り去ってくれて、清潔で美しい肌を目指せます。
毛穴の奥に詰まった汚れも浮かせて取り除いてくれますから、毛穴の黒ずみや詰まりまで改善してくれます。
すべすべのくすみのない肌になれて、毛穴の引き締まったきめ細かな肌も夢ではありません。
また、代謝アップ効果がありますから肌のターンオーバーを整えてくれて、肌の悩みを改善しやすくしてくれます。
顔だけでなく体中の肌をすべすべにしてくれますから、天然のボディケア効果が得られます。
バブ メディケイティッド
炭酸ガス入り入浴剤の定番ともいえるのがバブです。
バブシリーズの中でも、メディケイティッドは高濃度の炭酸が含まれていますから、腰痛緩和にとても役立ってくれます。
泡の量は通常のバブの約10倍と、シュワシュワとした刺激も強力です。
温泉に入っているような成分もプラスされていますから、ぽかぽか効果がさらにアップしていて、湯冷めしにくく温かさが長続きします。
効果効能も幅広く腰痛や肩のこりを始めとして、疲労回復や神経痛、あせもやにきびなど、体の不調だけでなく皮膚の疾患を和らげるのにも役立ってくれます。
香りや色も柑橘系、森林系、花果実、レモングラスと4種類もありますから、好みに応じて選びやすいです。
きき湯 マグネシウム炭酸湯
ツムラのきき湯も様々なシリーズがそろっています。
その中でも、腰痛緩和に効果的なのがマグネシウム炭酸湯です。
炭酸に温泉のミネラル成分が加えられていて、血行促進効果や温浴効果を高めてくれます。
また、腰痛にいい温泉有効成分の硫酸マグネシウムの働きで、さらに血行をよくしてくれて、代謝アップ効果もあります。
そのおかげで体の芯からしっかり温まることができて、腰や肩などのこりをじんわりとほぐしながら、疲れを取り除いてくれます。
粉やタブレットタイプではなく、ブリケット形状という粒タイプです。
ここにも秘密が隠されていて、独自の粒タイプのおかげで発砲力が高まり、泡が消えた後も肌に炭酸の気泡が密着しやすくなっています。
お風呂を追い炊きしても気泡が消えないほどのパワーを持っていて、炭酸の効果を長時間堪能できます。
温泡 とろり炭酸湯
炭酸入り入浴剤では珍しく、発砲するだけでなくお湯にとろみが出て温熱効果をアップする働きがあります。
炭酸ガスと2種類の温泉成分の働きで、ぽかぽか効果だけでなく血行促進効果なども高まってくれます。
お湯が冷えにくく体のぽかぽか効果を持続させる働きがありますから、寒い季節にはぴったりです。
独特のとろみが肌を包み込んでくれますから、温かさを感じやすくなりますし、肌の乾燥も防いでくれます。
効果効能は腰痛や肩こりの他にも、あせもやしっしん、うちみやくじきなど、皮膚の疾患や怪我の回復を早める作用まであります。
ひのき浴と柑橘柚子、華蜜と3種類の香りがそろっていますから、その時の気分や好みで選べます。
どれも複数種類の植物由来エキスの香りがブレンドされていて癒されますし、にごり湯でリラックス効果もあります。
ホップス温浴 重炭酸湯の恵み
ドイツの天然炭酸泉からヒントを得て作られた入浴剤で、心臓に負担をかけない温度でも充分体が温まるよう工夫されています。
腰痛や肩こり、冷え性、神経痛などを和らげてくれて、ぽかぽかと体の内側から温かさが持続してくれます。
無添加で体によくないものが入っていませんから、赤ちゃんから年配の方まで安心してお風呂を楽しめます。
通常の炭酸ガスとは違って、炭酸の泡が溶けると重炭酸イオンに変化します。
炭酸の効果がお湯の中にしっかり留まってくれて、高濃度な炭酸湯を楽しむことができます。
浴槽や風呂釜を傷めることもなく、追い炊きしても炭酸がしっかりお湯に残っています。
上手な入浴剤の活用法
腰痛を和らげるためにも、効果のある入浴剤の使い方や入浴方法を知っておきましょう。
入浴剤の種類にもよりますが、一番溶けやすい温度が37度から40度です。
ややぬるめのお湯でも、入浴剤の炭酸パワーで体が温まりますから心配いりません。
炭酸ガスの入浴剤を入れた直後はおもしろいくらい発泡していて、このタイミングでお風呂に入りたくなることでしょう。
実は泡が消えた後の方がお湯に溶け込んでいる炭酸の濃度が高いですから、入浴剤の効果が発揮されます。
入用剤の種類によって違いますが、少なくとも泡が消えてから2時間から数時間程度は炭酸の効果があります。
ベストタイミングを見計らってお風呂に入るようにしましょう。
まとめ
その日の疲れはその日のうちに取りたいですから、炭酸系入浴剤を入れたお風呂でしっかり温まりましょう。
辛い腰痛もじっくり温めてほぐしてくれて、痛みや重苦しさを和らげてくれます。
紹介した炭酸入り入浴剤はドラッグストアやスーパーなどで手軽に買えるタイプもあります。
見つけたらチェックしてみて、気になったものがあれば使ってみてください。