マットレスで寝ている時に腰痛が起きて目が覚める原因と対策
あなたはマットレスで寝ていて、夜に腰の痛みで目が覚めることはないですか?
1度目が覚めて、それから眠れないと辛いですよね。
眠れないことと腰痛のダブルの辛さになってしまいます。
では、マットレスで寝ていて、夜中に腰が痛くなって目覚める原因とは何なのでしょうか?
ここでは、その原因と対策を解説していくので、夜中に腰痛で起きてしまう方は参考にしてみてください。
12年間腰痛の私が絶対おすすめするマットレス・敷布団ベスト16ランキングはこちら
目次
原因1.長時間同じ姿勢で寝ている
寝返りを打つ回数が少なすぎると、腰を痛めてしまうことがあります。
寝返りを打つ回数が少なすぎるということは、同じ姿勢で長時間寝がちになるということになります。
つまり、睡眠中、寝返りが少ないとあまり身体を動かさないことになり、身体を動かさず同じ姿勢で眠っているので、筋肉は固まってしまいます。
筋肉が固まり硬くなると、血液の流れは悪くなり、疲労物質は流れにくく蓄積しやすくなります。
そのような一連の流れによって睡眠中に腰が痛くなり、目が覚めてしまうことがあります。
睡眠中に身体が固まる原因として、柔らかすぎたり、ヘタりすぎているマットレスの使用が考えられます。
そのようなマットレスを使っていると、身体がマットレスに埋もれやすくなり、腰は落ち込みやすくなります。
身体が埋もれたような感じになれば、身体を左右に動かしにくくなるため寝返りを撃つ回数は自然と減ってしまいます。
腰が落ち込んだ悪い姿勢で、身体をあまり動かさず長時間寝ていれば、腰が痛くなって当然ですよね。
筋肉が硬くなって血流が悪くなることは、マットレスだけでなく、起きている時に悪い姿勢をしていることや、運動不足なども関係しています。
12年間腰痛の私が絶対おすすめするマットレス・敷布団ベスト16ランキングはこちら
原因2.腰椎に問題がある
腰に強い痛みがある場合、腰椎に問題がある可能性もあります。
老化や力仕事などで、腰の骨と骨の間のクッションの役割をしている椎間板がすり減ると、痛みを感じることがあります。
また、スポーツで肉体を酷使している場合も、そのようなことが起きることがあります。
椎間板ヘルニアなどで腰の骨に異常があると、寝ている時に痛みを感じて目が覚めてしまうだけでなく、日中の活動している時も痛みを感じ続けてしまいます。
症状が酷い場合は、仕事や家事などに支障をきたすだけでなく、座る時や立つ時などちょっとした動作も辛くなります。
腰の痛みが腰椎だと感じる場合は、なるべく早く専門の医療機関に行き、レントゲンなどで検査してもらいましょう。
原因3.マットレスが硬すぎることによる腰への圧迫
睡眠中、腰痛で目が覚める原因としてマットレスが硬すぎることもあります。
身体が沈み込まない硬すぎるマットレスで眠っていると、腰が沈み込まず浮いたような状態になり、腰が強く圧迫されてしまいます。
腰が強く圧迫されている状態で寝続ければ、眠っている時や朝起きた時に腰に強い痛みを感じてしまうのは当然と言えば当然です。
硬すぎるマットレスは良くないといっても、そのようなマットレスはあまり販売されていません。
ですが、眠っている時に腰が浮いてしまい、腰が圧迫されている場合は、使っているマットレスは硬すぎると言えます。
原因4.日頃のストレスが原因になることも
ストレスは腰痛の原因になることがあります。
そのため、仕事や家事、育児や勉強などの日常生活でストレスを溜めこんでいると、腰が痛くなることがあります。
睡眠中の腰の痛みの原因が腰椎やマットレスなどではない場合、ストレスの蓄積が腰痛を起している可能性があります。
毎日腰が痛かったが、遊びや趣味、運動などでストレスを解消したら腰痛が治ったという方も中には存在します。
対策1.寝返りが打ちやすいマットレスに代える
寝返りの回数が少ないことで筋肉が硬直し、腰が痛くなる場合は、ただ単純に寝返りが打ちやすいマットレスに代えると良いです。
柔らかすぎるものや凹んだものなどは身体が落ち込みすぎてしまうため、寝返りを打つ時に力が必要になり、どうしても寝返りが打ちにくくなります。
また、自分にとって幅の狭いマットレスや、1用のマットレスに2人で寝ていると、狭く感じることから意識的に寝返りをあまり打たなくなってしまいます。
では、寝返りが打ちやすいマットレスとはどのようなものなのかというと、体圧分散性が高く、自然に寝返りを打つことができるものです。
そのことをもう少し詳しく説明すると、身体が適度に沈み込み、背骨の自然なS字カーブを保てるものです。
そのようなマットレスなら、寝返りを打つ時に力をあまり必要とせず、仰向けに寝ている状態でも腰に負担がかかりにくくなります。
ゴロンと、自然に寝返りを打つことができるので、眠っている時に目が覚めるようなことは少なくなります。
つまり、寝返りが打ちやすいマットレスは睡眠中の腰痛対策になるだけでなく、良質な睡眠をとれやすくなることも期待できるのです。
対策2.トッパーなどを敷いて柔らかさを出す
マットレスが硬すぎることから腰が強く圧迫され腰が痛い場合は、マットレスの上にトッパーや厚めのベッドパッドを敷くのがベストです。
マットレスが硬すぎても、クッション性のあるトッパーや厚めのベッドパッドを敷くことで、柔らかさを出すことができ、体圧分散性を良くすることが可能です。
そのため、それらを敷けば腰は浮きにくくなり、腰が強く圧迫されることはなくなり、腰痛が緩和することを期待することができます。
腰が浮いて圧迫されることからクッションを腰の下に敷く方がいますが、クッションを敷くと腰を浮かせることをサポートしてしまい、反り腰になってしまいます。
そうなると、当然腰にかかる負担は大きくなるため、クッションを腰の下に敷くのはやめた方が良いです。
対策3.なるべく早くクリニックへ行く
腰椎に問題があることが睡眠中の腰痛の原因になっているのなら、なるべく早くクリニックに行くことをおすすめします。
そのまま放っておくと辛いだけなので、腰の骨がおかしいことから腰が痛いのなら、クリニックで診てもらって処置してもらったほうが良いです。
症状が軽ければ、薬や簡単な治療で緩和することがありますが、症状が重いと手術する場合もあります。
対策4.できるだけストレスを溜めないようにする
ストレスが睡眠中の腰痛の原因になっている場合は、ストレスを溜めすぎないようにすることが大切です。
そのようなことをいっても、現代はストレス社会のため、ストレスを感じないで生活するのは難しいことです。
では、どうすれば良いのかというと、深く考えすぎないようにしたり、神経質になりすぎないようにしたりすると良いです。
また、手を抜くことが嫌いで、何事も全力で行っている方は、少し手を抜くことを覚えると良いでしょう。
そうすることで、ストレスがかかりにくくなります。
ストレスを感じやすい方は、真面目になりすぎないってことですね。
ストレスを上手に解消しましょう
できるだけストレスを感じないようにするだけでなく、上手にストレスを解消することも大切です。
自分の好きなことをしたり、仲の良い友達と食事に行ったりして、溜まったストレスを上手に解消しましょう。
ストレスが解消することで、ストレスによる腰痛が緩和する効果を期待することができます。
そして、ストレスによる腰痛がなくなれば、当然睡眠中に腰痛で起きることはなくなります。
まとめ
眠っている時に腰痛が起きると目が覚めてしまうし、睡眠の質は悪くなってしまうし、当然腰は痛いので辛いですよね。
睡眠の質が低下してしまうと疲れが取れにくくなり、翌日の仕事や勉強などにも影響してしてしまいますし。
ですから、眠っている時の腰痛で目が覚めることが多い方は、ここの記事を参考にして対策を行ってください。
そうすることで、少しでも腰痛が緩和すれば幸いです。