マットレスで寝る際にはベッドが必要だという理由って何?
マットレスは、それ単体でも買う事が出来ます。
ベッドフレームとセット売りになっているものもありますが、でも基本的にはマットレスだけでも買う事が出来ます。
それはつまり、マットレスだけでも寝ることが出来るという事でもあります。
では、なぜマットレスだけではなく、ベッドも使うべきだと言われるのでしょうか?
ここではその理由についてみていきます。
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ベッドがないとマットレスに湿気が溜まる
マットレスを使用して寝るのであれば、ベッドが必要だという理由として、ベッドがないと、マットレスに湿度が溜まってしまうということが挙げられます。
ベッド無しでマットレスを使うとなると、その際には、畳かあるいはフローリングの上にマットレスを置いて寝ることになる事がほとんどでしょう。
でも、畳もマットレスも、基本的にはそこまで通気性が良いものではありません。
その上にマットレスが乗せられて行くのですから、当然マットレスには湿度がすごくたまるようになるでしょう。
マットレスはたとえシングルサイズでもそれなりに大きいですから、フローリングや畳を密閉する割合も多くなります。
だからどうしても湿度はたまりやすいと言えるでしょう。
でもそうして湿度がたまるのは良くありません。
カビを生えさせてしまう
マットレスに湿度が溜まると、カビを生えさせてしまう可能性が出てきます。
カビが生えてしまうというのは、当然マットレスにおいては良くないことになります。
誰だって、カビが生えている寝具で寝るのはすごく不快でしょう。
そしてそれはただただ不快なだけではなく、たとえば肌にトラブルを起こしてしまったり、あるいは吸いこんでしまったりして、呼吸系にトラブルを起こしてしまう可能性もあるモノになります。
だから出来ればマットレスにはカビは生えさせたくはありません。
カビを生えさないようにするために、マットレスにはベッドが必要なのです。
汗もたくさんかくからそもそもカビは生えやすい
人は、寝ている間にはすごく汗をかく生き物だと言われています。
そうしてたくさんの汗をかいていけば、当然その分だけマットレスには湿度がたまりやすくなります。
それが汗で濡らされるわけですから。
なので、そもそもマットレスはカビが生えやすいような状態だと言えるのです。
それなのにさらにフローリングや畳で密閉してしまっていたら、カビが生えやすくなるのも当然です。
ベッドであれば、下に隙間が空いているものも多いですし、たとえ密閉されるタイプのベッドであったとしても、そこはきちんと湿度が抜けて行くように考えられて作られているので、湿度がすごく溜まってしまうという心配はないでしょう。
そういうことがあるので、マットレスを買う際には、あわせてベッドも買うのがおすすめです。
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マットレスの高さがあまり感じられなくなるから
マットレスで寝る際にはベッドが必要だというのは、マットレスだけで寝ていると、そのマットレスの高さをあまり感じられなくなるからということもあります。
マットレスの高さなんて、別にあまり感じなくても良いと思う方もいるかもしれません。
ですが、もし高さがあまりないままなのであれば、それはもはや布団と大差ありません。
もちろん布団よりは厚みがあるので、多少高いところで寝ることにはなりますが、それでもやはりベッドとマットレスで寝ることに比べると、高さが感じられないのは明白でしょう。
高さが感じられないとなると、寝心地が若干ダウンします。
高いところで寝た方が気持ちよく寝られる
もちろん個人差はあるでしょうが、ある程度身体がしずむもので寝る際にはそれなりに高さがあるところで寝ている方が、リラックス度が増していきます。
そうしてリラックス度が増していくということはつまり、それだけ気持ちよく寝ることが出来るという事になります。
気持ちよくなられるのであれば、それに越したことはありません。
だから、マットレスを使う際にはベッドも使用して、少しでもより気持ちよくマットレスを使えるようにしてあげるべきなのです。
マットレスも、そしてベッドも、決して安い買い物ではありません。
むしろ買い物のレベルとしては高い方だと言えるでしょう。
それだけ高い買い物になるわけなのですから、マットレスを使う際には、より気持ち寝られるようにしないと勿体ないと言えます。
そしてそんな、より気持ちよく寝られるようになる方法が、高いところで寝ることなのですから、出来ればベッドも合わせて使用していくべきなのです。
ベッドがあればほこりをかぶらなくなる
マットレスで寝る際に、それをベッドの上に置いておけば、その分だけほこりをかぶらなくなると言えます。
ほこりをかぶらなくなるのは、マットレスだけではなく、当然自分自身もです。
ほこりがマットレスの上にやたら乗ってしまうというのもそれはそれで嫌ですが、それよりも何より、自分にほこりがたくさんかかってしまうというのは、避けないとならない事だと言えるでしょう。
なぜなら、そうしてほこりをかぶってしまうと、それが肌荒れを起こしたり、やはり呼吸器系のトラブルを引き起こしたりしてしまうからです。
寝ている間に知らないうちにそれがトラブルを起こしていたら、何が原因かなかなか気が付かないでしょうから、対処も難しくなります。
だからできればそうしないようにするに越したことはありません。
そのためには、マットレスをベッドの上にのせて寝るべきなのです。
なぜベッドの上ではほこりをかぶらないのか
でも、なぜベッドの上にマットレスを置くとほこりをかぶらなくなると言えるのでしょうか?
それは、ベッドの上にマットレスを置くと、それによって、ほこりが舞い上がる範囲の限界よりも上に行くことになる可能性が高いからです。
ほこりは、地面からだいたい30センチくらいまで舞い上がると言われています。
だから逆に、それ以上高いところにマットレスを置ければ、顔やマットレスに舞い上がったほこりが乗る可能性はかなり少なくなるのです。
もちろんシンプルにエアコン等から落ちてくるほこりに関してはそれでは避けることが出来ないでしょうが、下から舞い上がるほこりに関しては防げるようになるので、それだけでもすごく効果的でしょう。
腰に負担がかからなくなる
また、マットレスをベッドの上に乗せておけば、それによって、寝る位置が高くなるので、腰に負担がかからなくなるというメリットもあります。
マットレスを地面において置くと、かなり低い位置まで行って寝ないとならなくなります。
そうしてかなり低い位置まで行って寝ようとすると、やはりその分だけ腰に負担がかかることになります。
もし腰痛持ちなのであれば、そういうちょっとした腰への負担も、すごく大きいでしょう。
だからできればその負担を、少しでも軽くしていきたいと思うものです。
そのためには、ベッドの上にマットレスをおいて、あまり下まで自分が行かなくても、マットレスの上に乗る事が出来るようにしてあげるべきなのです。
そうすれば、腰への負担は少なくなるでしょう。
まとめ
マットレスで寝る際には、それをベッドの上に置くべきだという理由は、以上の通りになります。
こういう理由があるので、出来ればマットレスだけで寝るのではなくて、ベッドも使用して寝るようにしていってください。
確かにそうすると髙く付きますが、その分寝心地も良くなりますから、むしろその方が逆にコスパが良かったりもしますから。