マットレスと敷き布団!結局どっちが腰痛に効果的なの?

マットレス・敷き布団

タンスのゲン 三つ折り 高反発マットレス シングル 10cm 密度25D 175N ブラウン AM 000062 BR

腰痛対策としては、敷き布団の方が優れていると言われることがあります。

でも逆に、マットレスの方が腰痛対策として優れていると言われることもあるのです。

だから、結局どっちの方が優れているのかということは、わからなくなってしまいがちです。

ここでは実際、マットレスと敷き布団ではどっちの方が腰痛対策として優れているのかを見ていきます。



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マットレスの利点は体重分散力

マットレスの利点は何と言っても、体重を分散する力が高いところにあります。

敷き布団とマットレスの一番の違いは、やはり厚みです。

敷き布団の場合、たとえある程度反発力のあるものがあったとしても、その厚みは決して厚くはありません。

せいぜい10センチにも満たない程度の厚みになります。

たいしてマットレスの場合は、だいたいの場合で20センチから30センチくらいの厚みはあることになります。

それだけの厚みがあれば、たとえ多少固めのマットレスであっても、しっかりと身体を沈めて、そしてその上で身体を反発させて、体重を分散していくことができるようになります。

そんな風に体重が分散できれば、その分だけ腰痛を改善したり、腰痛になるリスク減っていったりします。

寝ている間には腰に負担がかかるもの

なぜなら、寝ている間には特に腰に負担がかかるものだからです。

人の身体の中心はちょうど腰のあたりになります。

だから、仰向けに寝ているとちょうど腰のあたりに重力がかかってきてしまうのです。

重力がかかってくるということは、上から押されているような感覚になります。

上から押されているということは、腰に痛みが発生しても何ら不思議ではなくなります。

でもマットレスで寝ていればその腰に発生する痛みも最低限に抑えることができるようになります。

そもそも体重が分散されることによって、腰に負担がかかることが減っていくわけですから。

なので、こういう観点から見ていくと、敷き布団よりもマットレスの方が腰痛には効果的だということになります。



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敷き布団の利点は寝返りのしやすさ

対して敷き布団の利点はどこにあるでしょうか?

敷き布団の利点はなんと言っても、寝返りのしやすさになります。

敷き布団は、先述のとおりに厚みがないものになります。

厚みがないようなところで寝ていたら、基本的には寝ている際の質感は固くなります。

それは、たとえ敷き布団自体が固くてもやわらかくても、結局固くなるのです。

固い場合は、そもそも質感が固いわけなのですから、固いのは当然。

柔らかい場合は、厚みがないせいで、身体をその上に乗せた時に、下まで身体が届いてしまうようになるから、下の固さを感じるようになり、固くなるのです。

結果、いずれにしても固くなってしまうのが、敷き布団だというわけです。

でもそうして固くなることには、一つの利点があります。

それが、寝返りがしやすくなるということなのです。

込めた力を逃がさない

下が固ければ、当然ながらその上で寝返りの為に込めた力を逃がさないことになります。

これがマットレスの場合だと、たとえ固めのマットレスでも、基本的にはマットレスは体重を分散するためにある程度身体を沈めさせていきますから、その分だけ寝返りのために込めた力も吸収されてしまうということになります。

勿論それは、そこまで完全に吸収されてしまうわけではありません。

すごくやわらかいマットレスであれば、すごく吸収されて寝返りはかなりしづらくなりますが、それでも完全に吸収されるわけではないです。

なので、マットレスでも寝返りができないわけではないのです。

しかし、寝返りのしやすさで見ていけば、圧倒的に敷き布団に軍配が上がります。

寝返りでも体重は逃がせる

寝返りをすると、筋肉がほぐれていきます。

寝ている間に筋肉を動かさないでいると、筋肉はどんどん縮こまり痛くなります。

でも、寝返りをすればそれを防ぐことができるのです。

ただ寝返りの利点はそれだけではありません。

寝返りの利点は、体重を逃がせることにもあるのです。

寝返りをするということは、当然最終的な寝姿勢は変わるということになります。

そうなれば、当然身体においての負荷がかかる位置も変わってきます。

勿論後々また寝返りをして、元の体勢にもどる可能性は高いですが、そうして寝返りで体重を逃がせるのは大きいです。

寝返りができる方が腰痛にはおすすめ

体重分散ができることも、寝返りができることも、どちらも腰痛対策としてはすごく重要なことになります。

でも、そのうちのどちらをとるのがおすすめかといわれたら、やはり寝返りができる方を選ぶのがおすすめになります。

寝返りができることでも体重を逃がしていけるのですから、それならば寝返りをおすすめするのは当然です。

勿論寝返りにもデメリットはあります。

寝返りをしすぎると疲れることがある

たとえば、寝返りをしすぎてしまうと、そのせいで疲れてしまうことがあります。

寝返りというのは、筋肉をほぐすための運動になります。

運動ということは、やはりやりすぎると疲れてしまうことがあるのです。

だから、寝返りができるからと言って、それだけでパーフェクトかというと、そんなことはありません。

でも基本的には寝返りができる方を選ぶのがおすすめになります。

つまり、マットレスよりも敷き布団の方が、腰痛対策としてはおすすめの寝具になるのです。

敷き布団は保温性も高い

また、敷き布団とマットレスとくらべた際に、ここも敷き布団の方が優れているという点が、寝返りのしやすさ以外にもう1点あります。

それが、保温性です。

敷き布団とマットレスでは、敷き布団の方が保温性が高いところがあります。

そしてその保温性というのも、腰痛対策においては大事なポイントになります。

冷えは腰痛につながる

なぜなら、冷えというのは腰痛につながってしまうからです。

身体が冷えてしまうと、それによって血流が悪くなります。

血流がわるくなると、それは痛みを発生させることが出てくるのです。

ましてやマットレスで身体が冷えてしまう時、やはり腰のあたりは冷えやすい箇所になります。

マットレスに触れている箇所にもなりますから。

逆に敷き布団の場合は、保温力に優れているわけなのですから、腰と敷き布団がしっかりと触れていれば、その分しっかりと腰を温めることができるということになります。

結果、腰痛を防ぐことができるようになるのです。

そういうことがあるので、保温力に優れているという点も、すごく魅力的な点なのです。

暑くなりすぎないように注意は必要

ただ、敷き布団はそうして保温力に優れているわけですから、敷き布団の上で寝る際には、暑くなりすぎないように注意をしないとなりません。

身体が暑くなりすぎてしまったら、汗をよりたくさんかくようになります。

寝ている間はただでさえ汗をかきやすいのに、さらに汗をかくようになったら、それは困ります。

汗のせいで腰が冷えてしまうことも出てきますから。

なので、敷き布団で寝る際には、着るものなのでうまくバランスを調整する必要はあります。

まとめ

敷き布団とマットレス、結局どっちの方が腰痛対策として効果的なのかというと、ここではズバリ、敷き布団の方が効果的だということになりました。

勿論必ずしもそうだというわけではありません。

人によってはマットレスの方が効果的に感じるという方はいます。

人の体は人それぞれですから。

でも、敷き布団自体が効果的なことは間違いないので、是非一度は試してみてもらいたいです。