マットレスの上に敷き布団は必要ない! その理由をしっかり説明!
マットレスは横になった身体を受け止め、寝心地を良くするものなため、マットレスの上に敷き布団は必要ありません。
しかし、マットレスを使っている方の中には、「マットレスの上に敷き布団を敷いても良いの?」などと疑問に感じている方もいることでしょう。
そこでここでは、マットレスの上に敷き布団は必要ない理由を説明していきます。
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目次
マットレスの上に敷き布団は必要ない
マットレスは敷き布団のように睡眠中の身体の下に敷くものであり、上に直接寝ることで気持ち良く眠れるように作られています。
そのため、マットレスの上に敷き布団を敷く必要はなく、マットレスの上に敷き布団を敷くと、マットレスを使っている意味がなくなってしまいます。
そして、意味がなくなるどころか、逆に湿気が蓄積しやすくなるというデメリットが生まれてしまいます。
湿気が多く蓄積すると、ダニやカビが喜ぶような環境になってしまい、ダニやカビが繁殖してしまいます。
マットレスにダニやカビが繁殖すれば、睡眠環境が悪くなるだけでなく、マットレスの劣化に繋がります。
そのため、マットレスの上に敷き布団を敷いている場合は、湿気が多く蓄積しないように頻繁に敷き布団を干す必要があり、マットレスも頻繁に手入れをする必要があります。
つまり、マットレスの上に敷き布団を敷くことで、面倒な手入れが増えてしまうのです。
マットレスはそのまま直接眠れるように作られていますが、清潔を維持するためにはシーツやパッドなどを使った方が良いでしょう。
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マットレスの上に敷き布団を敷くと寝心地が悪くなる
先程も説明した通り、マットレスはそのまま眠れるように設計されており、マットレスの上に敷き布団を敷くことで湿気が蓄積しやすくなるので、マットレスの上に敷き布団を敷くことはおすすめできません。
おすすめできない理由はもう1つあり、それは寝心地が悪くなってしまうことです。
マットレスの上に敷き布団を敷くことで、マットレスの寝心地を体感することはできなくなり、敷き布団によって身体が沈み込みやすくなります。
身体が部分的に沈み込み過ぎてしますと腰や肩に負担がかかり、寝心地が悪くなる可能性があります。
基本、敷き布団は畳の部屋で使うことを考えて設計されたものです。
畳とマットレス、どちらが硬いのかというと、畳の方が硬く、畳みよりも弾力性があって柔らかいマットレスの上に敷き布団を敷くと、身体が沈み込みやすくなります。
身体が沈み込み過ぎてしまうと身体にかかる負担は大きくなり、睡眠の質の低下や腰痛などに繋がる可能性があります。
ですから、マットレスの上に敷き布団は必要なく、質の良い高価なマットレスを使用しているのなら尚更不要です。
敷き布団を敷くと、マットレスの体圧分散性などの機能が失われてしまいます。
寝心地が悪くなると
前述した通り、寝心地が悪くなると睡眠の質の低下や腰痛などの原因になります。
睡眠の質が低下すると、朝気持ちよくスッキリ起きることは困難になり、日中の活動している時間に眠くなりやすくなります。
また、疲れが取れにくくなるため、日中の仕事や勉強、家事などに支障をきたす可能性があります。
腰痛になると、活発的に動くことが困難になり、快適に日常生活を送ることが難しくなります。
ですから、マットレスの上に敷き布団を敷いて、わざわざ寝心地を悪くする必要はありません。
マットレスが柔らかすぎることで腰が痛い場合の応急処置
マットレスが柔らかすぎて腰にかかる負担が大きくなることから、敷き布団を敷いている方もいるかと思います。
ですが、敷き布団を敷いても寝心地は悪くなるだけです。
では、マットレスが柔らかすぎることで腰が痛い場合はどうすれば良いのかというと、タオルを使うと良いです。
マットレスが柔らかすぎて腰が深く沈み込んでしまうと腰にかかる負担は大きくなるので、沈み込みすぎてしまう部分にタオルを敷く(ハメる感じで敷く)ことによって、身体が部分的に深く沈み込むことを防ぐことができます。
身体が部分的に沈み込みすぎないことで寝姿勢が良くなり、寝返りは打ちやすくなり、腰にかかる負担は少なくなります。
タオルを沈み込みすぎる部分に敷くので、その上に寝ると身体にタオルを感じやすくなり、ちょっと寝心地が悪くなります。
タオルを敷くのは応急処置的な方法なので、ちょっと寝心地が悪くなるのは仕方ありません。
マットレスが硬すぎることで腰が痛い場合の応急処置
マットレスが柔らかすぎると腰を痛める原因になりますが、硬すぎても腰を痛める原因になります。
では、マットレスが硬すぎて腰が痛い場合はどうすれば良いのかというと、仰向けになって両膝を立ててみてください。
仰向けで膝を立てることによって腰にかかる負担を軽減することができ、腰痛を緩和させる効果を期待することができます。
しかし、「ずっと仰向けで両膝を立てて寝るのは無理」という方もいることでしょう。
まさにその通りで、多くの人はずっと仰向けで両膝を立てて寝ることはできません。
腰にかかる負担を軽減することができても、両膝を立てることを意識しすぎて睡眠の質は低下してしまうでしょう。
ですが、この方法はあくまで応急処置的な方法なので、そのことは理解してください。
マットレスの寝心地改善にはパッドやトッパーがおすすめ
マットレスの寝心地を改善したいのなら、敷き布団ではなくベッドパッドやトッパーを敷くことをおすすめします。
ベッドパッドやトッパーなどは、マットレスへの汚れを防ぐだけでなく、寝心地を良くすることも可能です。
マットレスの上に敷き布団を敷くと、逆に寝心地が悪くなる可能性がありますが、ベッドパッドやトッパーを敷けば寝心地は良くなり、腰にかかる負担を軽減し、睡眠の質を高める効果を期待することができます。
マットレスが柔らかすぎる場合は、身体が沈み込み過ぎる部分にタオルを置き、その上にベッドパッドやトッパーを敷くと良いです。
一方、マットレスが硬すぎる場合は、ベッドパッドやトッパーをマットレスの上に直接敷きましょう。
マットレスが柔らかすぎる場合も硬すぎる場合も最後にシーツを敷くと良く、最後にシーツを敷くことによって寝心地の良さを高めることができます。
マットレスの汚れを防ぎたいのなら敷きパッドとシーツ
マットレスが汚れるのを気にして、マットレスの上に敷き布団を敷きたい場合は、敷き布団ではなく敷きパッドとシーツを使いましょう。
敷き布団だと寝心地が悪くなる上に、湿気が溜まりやすくなります。
敷きパッドとシーツならマットレスの寝心地を悪くすることはなく、マットレスの汚れをある程度防ぐことができます。
また、敷き布団よりも持ち運びしやすく、簡単手軽に洗うことができるので、手入れなどの手間がかかりません。
ですから、マットレスへの汚れを防ぎたいのなら、まずマットレスの上に敷きパッドを敷き、その上にシーツを敷くと良いでしょう。
そのようにすることで清潔を維持しやすくなり、睡眠環境を整えやすくなります。
マットレスは定期的に手入れをしましょう
敷きパッドとシーツを敷いていても、マットレスの手入れは定期的に行いましょう。
では、どのようにして手入れを行えば良いのかというと、その場で立てかけたり、風通しの良い日陰で干したりすると良いです。
そのようにすることで、マットレスに溜まった湿気を逃がすことができます。
また、マットレスに掃除機をかけてあげると、ダニの死骸やフンなどをある程度除去することができます。
まとめ
マットレスの上に敷き布団を敷こうとする方はあまりいないと思いますが、マットレスの上に敷き布団は必要ありません。
敷き布団を敷くと、マットレスを使っている意味がなくなってしまいますし、寝心地が悪くなる可能性があります。
もし、マットレスへの汚れ対策や腰痛対策のために敷き布団を敷こうと思っているのなら、ここで説明したことを参考にして、敷き布団は使わない対策をしてください。
参考URL・参考文献・根拠など
https://ameblo.jp/hiratakagu/entry-11933519818.html
https://www.yamagishi-p.co.jp/interiorblog/bed/205/
https://sheets.jp/6340