マットレスの間違った使い方とは?マットレスの上でやってはいけないこと

マットレス・敷き布団

マットレスは快適に眠ることを手助けしてくれるものであり、正しく使うことが大切です。

間違った使い方をすると、マットレスが劣化する原因になり、マットレスが劣化すれば心地よく眠ることができなくなる場合もあります。

毎日心地よく眠るためにも、間違った使い方をしないようにしましょう。

では、マットレスの間違った使い方とは、どのようなことなのでしょうか?



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マットレスの上で飛び跳ねる

マットレスの上で飛び跳ねると、マットレスには大きなダメージが加わり、マットレスが凹んだりダメになったりしてしまいます。

マットレスの上で飛び跳ねるような方はあまりいないかと思いますが、小さい子供には注意が必要です。

小さい子供は、マットレスの上で飛び跳ねることが楽しく感じるものです。

そのため、小さい子供に、「マットレスの上で飛び跳ねてはいけない」ということを教えておかないと、マットレスの上で飛び跳ねて遊んでしまう恐れがあります。

新しいマットレスを購入しても、マットレスの上で飛び跳ねることでマットレスは酷く傷んでしまうので、マットレスの上で飛び跳ねたりして遊ばないようにしましょう。

踏み台代わりにするのもNG

マットレスを踏み台代わりにするのも、やってはいけません。

踏み台代わりにすると、マットレスの一部分に強い圧力が加わってしまい、凹んだり劣化が促進したりする原因になります。

マットレスは基本、敷き布団よりも厚みがあり、ベッドフレームの上に載せて使うため、ある程度高さがあります。

ある程度高さがあるため、手が届きにくい高いところに手を伸ばしたい時、そこにベッドがあれば、マットレスを踏み台代わりに使ってしまう方もいることでしょう。

しかし、足裏の面積は比較的狭く、マットレスの上に立って乗ることで、足裏が接している部分には自分の体重が集中してかかりやすくなります。

そのことによってマットレスには大きなダメージを与えてしまうため、できるだけマットレスを長く使いたいのなら、マットレスを踏み台代わりに使うのは避けるようにしましょう。



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布団を叩くように強く叩く

マットレスの清潔を維持し、劣化をなるべく抑えるには定期的に干すことが大切です。

干すといっても、多くのマットレスは天日干しすることがないため、太陽の光が当たらない通気の良いところで干す必要があります。

マットレスを干した時や干した後に、埃を落とすために叩きたくなる方もいるかと思います。

しかし、布団を叩くように強く叩いてしまうと、マットレスには大きなダメージが加わり、ヘタれたり、表生地が傷んだりする原因になります。

また、マットレスを叩くことによってダニの死骸やフンなどが細かくなり、呼吸する時に吸い込みやすくなります。

それらのことから、マットレスを強く叩いてはいけなく、埃やダニの死骸を落としたい場合は、掃除機を使うことをおすすめします。

床に直に敷く

マットレスは基本、ベッドフレームの上に載せて使用しますが、ベッドフレームを使わずに、床に直に敷く方もいます。

ですが、マットレスを床に直に敷くのはNGで、床に直に敷くことでマットレスに湿気が溜まりやすくなります。

特にマットレスの裏側には湿気が溜まりやすくなるため、注意が必要です。

床に直に敷くことで、マットレスの裏側に湿気が溜まりやすくなる原因として、結露があります。

寒い時期は空気だけでなく床も冷え、マットレスで眠るとマットレスは体温で温まります。

温まったマットレスと冷えた床の温度差により、マットレスと床の間には結露が発生しやすくなり、湿気が溜まりやすくなるのです。

湿気が多く溜まると、ダニやカビが住みやすくなるだけでなく、マットレスが劣化する原因にもなります。

マットレスを床に直に敷くなら対策を

マットレスを床に直に敷くなら湿気対策を行うことが大切です。

その湿気対策とは、除湿シートを床とマットレスの間に入れておくことです。

除湿シートは、湿気の原因になる水分を吸収するので、マットレスに湿気が溜まるのを軽減する効果を期待することができます。

除湿シート以外の湿気対策としては、「すのこ」を使う方法があります。

すのこを床に置き、その上にマットレスを載せると、マットレスと床との間にスペースが生まれるので、湿気が溜まるのを軽減することが可能です。

マットレスの上で飲み食いする

マットレスの上で飲み食いするのも、マットレスの間違った使い方になります。

マットレスの上で飲み食いすると、食べ物のカスがマットレスの上に落ちてしまう場合があります。

また、飲み物がこぼれてマットレスが汚れてしまう可能性もあります。

食べ物のカスや飲み物でマットレスが汚れれば、当然、劣化は促進されてしまいます。

また、マットレスが臭くなる原因にもなり、マットレスが臭くなれば睡眠環境は悪化し、睡眠の質が低下する恐れがあります。

そのため、マットレスの上で飲み食いするのは避けることをおすすめします。

マットレスを全く動かさない

マットレスは基本、敷き布団よりも大きく重いため、なるべく動かしたくないものです。

ですが、マットレスを全く動かさないのは良くありません。

マットレスを全く動かさないと、湿気が蓄積しやすくなります。

湿気が蓄積されると、マットレスに使われている素材の劣化・ダニやカビの繁殖・嫌な臭いがする、などの原因になります。

それらのことが起きると寝心地は悪くなり、眠りが浅くなってしまうこともあります。

寝心地が悪かったり眠りが浅くなったりすると、朝起きた時に「疲れが取れない」「肩や腰が痛い」などのようなことが起きやすくなります。

そのため、マットレスを全く動かさないことは良くなく、定期的にマットレスを動かしてメンテナンスすることが大切です。

干してメンテナンスする

マットレスの湿気を抜くには、干してメンテナンスすると効果的です。

マットレスを立てかけて干すことによって、マットレスに溜まった湿気は逃げやすくなります。

マットレスの湿気を抜くことで、ダニやカビ対策と劣化対策になります。

太陽の光に当てて干すことができるものは天日干しし、太陽の光に当てて干すことができないものは陰干しするようにしましょう。

マットレスの上に敷き布団を敷く

マットレスの上に敷き布団を敷くことも、マットレスの間違った使い方になります。

一般的にマットレスの上にはシーツやパッドなどを使いますが、マットレスは直接寝て気持ち良く眠れるように作られています。

マットレスの上に敷き布団を敷いてしまうと、マットレスの寝心地を体感することができず、マットレスを使っている意味がなくなってしまいます。

また、マットレスの上に敷き布団をずっと敷いておくことで、敷き布団とマットレスの間には湿気が蓄積しやすくなります。

湿気が蓄積すると、カビやダニが発生し、繁殖しやすくなります。

カビやダニが発生して繁殖するのを防ぐためには、頻繁に敷き布団を干して湿気を逃がす必要があります。

つまり、マットレスの上に敷き布団を敷くことで、マットレスの機能を無駄にするだけでなく、面倒な手入れを行う回数が増えてしまうのです。

そのため、マットレスの上に敷き布団を敷くのはおすすめできません。

まとめ

マットレスも他の物と同じように劣化していきます。

そして、乱暴に扱ったり、使い方が間違っていたりすると、更に劣化しやすくなります。

自宅にあるマットレスをできるだけ長く使いたいのなら、正しく使い、大事に扱うことが大切です。

正しく使い、大事に扱うことによって、マットレスがヘタれたり、劣化するのを遅らせることが可能になります。

また、身体にかかる負担を減らすことができるので、健康面も考えるとマットレスは正しく使いたいものです。