モール温泉水が入った入浴剤「モールのぬくもり」で体を温めて腰痛改善

入浴・入浴剤

モールの温もりセット 十勝川モール温泉の入浴剤×5

腰痛持ちの私は、よく湯治に出かけています。

今回は植物性の有機物が含まれたモール温泉の効能と、モール温泉水が入った入浴剤、「十勝川モール温泉 モールのぬくもり」をご紹介します。

モール温泉は昭和初期には世界でドイツと北海道の十勝地方の2カ所にしか存在しない貴重な温泉と言われていました。

しかし、近年は、日本の各地でモール温泉が湧き出ています。

お住いの地域にモール温泉がない場合は、ご紹介する「モールのぬくもり」をご自宅で楽しんでみるのはいかがでしょうか。



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腰痛になるとお風呂や温泉が好きになりました

お風呂に入ると、さっぱりして気分が良く、体も温まって元気が出ますよね。

でも、お風呂が苦手な方もいます。

私も子供の頃は、お風呂が苦手でした。

なぜかと言うと、理由は二つありました。

一つ目は、お風呂のお湯につかった後に太ももや腕、腹部など、体の柔らかいところにじんましんができやすいので、熱いお湯が苦手でした。

二つ目は、小児ぜんそくだったので、お風呂の湯気や気圧の変化で入浴中に呼吸が苦しくなり、体調によってはそのまま夜中まで呼吸が苦しいこともありました。

子供の頃のお風呂は、苦しい思いをする場所でした。

しかし、大人になった今は体力がついたせいか、ぜんそくやじんましんの症状はほとんど出なくなりました。

それでも、お風呂のお湯につかるのが苦手で、もっぱらシャワーで体を洗う程度で過ごしていました。

このほかに、私のように体に具体的な症状があらわれるのではなく、お風呂に入ると目が覚めて眠れなくなるので夜の入浴は控えている方もいらっしゃいます。

そういった方は、出かける前や、寝起きにシャワーで体を洗う程度で、やはり湯船にはつかる習慣が少なくなるそうです。

私がお風呂に入るのが好きになったきっかけは、腰椎椎間板ヘルニアを患ってからです。

腰椎椎間板ヘルニアになる前の私のお風呂の時間はシャワーで20〜30分程度でしたが、湯治に通うようになってからは自宅での入浴にかかる時間は平均2時間に変わりました。

シャワーで行水だった私が湯船につかるようになり、入浴時間も増えたのです。

もちろん、腰椎の炎症が治まってからの入浴になりますが、筋肉のこわばりや皮膚の炎症には改善がありますし、何より顔色も気分も良くなって、質の良い睡眠がとれます。

腰痛改善のほかに体全体の回復にお風呂や温泉が効果的だったと言えます。



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温泉や銭湯の脱衣所に書かれている入浴方法をきちんと読んでみよう

美容に効果的な入浴方法は、テレビ番組や雑誌で良く見かけますが、健康増進に関する入浴方法を見かける機会は少ないと思います。

しかし、実は銭湯や温泉に行くと、お風呂の入り方が細かく書かれています。

特に温泉施設の場合は、泉質の効能によっては禁止事項が書かれていることあるので必ず目を通しましょう。

私が訪れた入浴施設のほとんどに共通する内容では、まずは入浴前にコップ1杯の水を飲むことをすすめていました。

実は、とても大切なことです。

露天風呂などは、外の空気の冷たさが気持ち良く、時間が経つのも忘れがちになります。

また、いろいろな種類のお風呂がある施設であれば、一つ一つは短時間でも、実際の入浴時間は長くなります。

私は、腰痛で温泉に通い始めた頃、湯あたりをおこして脱衣所で倒れることがありました。

自宅のお風呂は時間が経つとお湯が冷めていきますが、温泉や銭湯は一定の温度を保って温かいままです。

ゆっくりつかっているつもりでも、のぼせてしまいます。

私はお風呂に普段から入り慣れていなかったこともあったと思いますが、この「コップ1杯の水」を心がけるようになってからは、湯あたりを起こすことがなくなりました。

入浴中も湯船から出て、脱衣所などで水分を取る時間をつくると適度な休憩時間を体に与えます。

自宅でお風呂に入る時も、入浴前にお水を飲むと、あがった後、のどの渇きを和らげることができます。

水分を取らずに入浴していた頃は、せっかくお湯で体を温めても、湯上りに冷たい水をがぶ飲みすると体が冷えやすく、せっかく気分もさっぱりしたのに水腹で苦しくなり、台無しでした。

腰痛持ちの方はついつい入浴時間が長くなりやすいので、入浴前のコップ一杯のお水はご自宅での入浴にもおすすめです。

十勝川温泉のモール温泉につかった個人的な感想

北海道の十勝川温泉の泉質はナトリウム塩化質、炭酸水素塩水で、弱アルカリ性です。

宝石の琥珀のような透明度のある茶色いお湯で、刺激臭はありませんでした。

お湯の手触りはさらさらしていました。

ほとんどの施設で、蛇口から出るお湯は温泉水でした。

入浴すると、ぽかぽかと体が温まり、リラックスでき、良く眠れました。

美肌の湯とも言われているだけあり、湯上り肌はなめらかですべすべになります。

女性にはうれしい効果ですよね。

モール温泉の成分について

北海道の十勝地方は数百万年前には大きな内湾があり、その周辺には湿原があった形跡があります。

そのため、湿原には泥炭が堆積していました。

その泥炭が長い年月を経て、別な地層が覆いかぶさり、地層の中で亜炭へと変化していきました。

この亜炭を含む地層から湧き出る湯がモール温泉と呼ばれています。

モール温泉は植物性の有機物を多く含んでいます。

この有機物は、遠い昔に、泥炭に埋まった樹木などが、限られた条件で腐敗することで出来上がったフミン質のことです。

フミン質自体はアルカリ性で、ヨーロッパでは、このフミン質を含んだ泥炭をつかった美容法も存在しています。

そのため、硫黄泉や鉄鉱泉に比べて肌や嗅覚を刺激する成分は含まれていません。

温泉卵のような香りが苦手な方、硫黄泉だと肌が荒れるといった経験をお持ちの方でも気軽に温泉を楽しめる泉質としてモール温泉はおすすめです。

モール温泉の名前の由来

名前の由来は二つの意味が込められているそうです。

一つは、ドイツ語で「湿原(泥炭地)」の意味を持つ「モール」という単語からです。

もう一つは、ヨーロッパなどで行われるフミン質を含む泥炭を直接肌に塗る「モール浴」という美容法の効果を目指してモール温泉と名付けたそうです。

十勝川温泉へのアクセス

十勝川温泉街は河東郡音更町にあります。

帯広駅からは車で約20分程度の場所にあります。

帯広駅前にあるバスターミナルを利用する場合は、十勝バスに乗車して約25分で到着します。

とかち帯広空港から車で向かう場合は約40分です。

札幌市内ICから車で向かう場合は、道東自動車道音更帯広ICから国道241号と道道73号経由で約3時間半程度で到着します。

札幌テレビ塔付近にあるバスターミナルから運行している「ポテトライナー」利用の場合は「十勝川温泉」まで約3時間50分で到着します。

十勝川温泉付近のイベントや観光

冬の十勝川には毎年ロシアから白鳥が飛来します。

その時期に合わせた十勝川白鳥まつり「彩凛華(さいりんか)」が1月下旬~2月下旬まで行われます。

昼間は白鳥を見て、夜はイルミネーションを楽しめます。

十勝で人気の菓子店「柳月」の工場兼販売店舗を兼ねる「スイートピア・ガーデン」もおすすめです。

工場見学やクッキーやケーキデザインができる体験コーナーは人気の観光スポットです。

音更IC近くにあり、田園風景の中に洋風の建物がポツンと建っているので車でも向かいやすいです。

十勝川温泉水を使った本格派入浴剤「モールのぬくもり」

腰が悪くなると、家の中を移動するのもしんどいですし、外出も減っていきます。

体を動かさないので、肌荒れがおきたり、胃腸の調子が悪くなることもあると思います。

気分がすぐれないので、横になって1日やり過ごしてしまうこともあるでしょう。

腰が重だるかったり、筋肉の張りがとれない、体が冷えて顔色が悪かったりするときはお風呂であったまるのが一番ですよね。

好きな温泉に出かけるのも、気分転換にもなるのでおすすめですが、毎日はなかなか通えません。

そんな時に便利なのが、入浴剤です。

十勝川温泉水を使っている「モールのぬくもり」は、温泉の雰囲気を楽しむこともできますし、自宅でも十勝川温泉のモール温泉をある程度本格的に楽しめます。

「モールのぬくもり」の成分

温泉の入浴剤といえば、硫黄や鉄鉱成分が含まれているのではないかと不安になるかもしれませんが、モール温泉はもともと植物の腐敗有機物が主な成分です。

十勝川温泉の泉質には硫黄は含まれていないので安心してください。

「モールのぬくもり」に表示されている成分は、塩化Na、硫酸Na、炭酸水素Na、セスキ炭酸Na、青2、黄4、赤2、シリカ、温泉水(十勝川温泉水)です。

硫黄も香料も入っていません。

温泉水に近い状態で自宅で楽しめる本格派入浴剤なのです。

「モールのぬくもり」の購入はネットで気軽に

販売は「自然派工房」さん (北海道河東郡音更町木野西通9丁目4番8) で行っていますが、十勝管内の観光や特産品を扱うショッピングサイトでも購入ができます。

内容量は1包25g入で、一箱に5包入っています。

値段はおおよそどのショッピングサイトでも900円で販売されています。

いずれも別途、消費税と送料がかかります。

温泉水を再現した温泉の元で販売されている入浴剤はたくさんありますが、「モールのぬくもり」は温泉水が入っているのでかなり本格派の入浴剤です。

温浴と休息、そして適度な運動で上手に腰痛と付き合いましょう

腰の痛みの原因は実にさまざまです。

事故やスポーツのケガで起こる痛みや、内臓疾患で起きる痛み、精神的な緊張からくる痛みもあります。

もちろん、年齢を重ねれば、回復力が衰え、腰に痛みを伴うこともあります。

私は10代後半で腰椎椎間板ヘルニアを発症しました。

事故やスポーツのケガではなく、一種の老化現象を伴う腰の病気と説明を受けました。

腰痛は若くても起こるものなのです。

私の場合ですが、何度かヘルニアが再発し、リハビリ入院も経験しましたが、ある程度までは自然治癒で治りました。

慢性的な腰痛や軽いマヒを感じていても、何もできないわけではありません。

腰痛とは上手に付き合うことも大切です。

腰痛を悪化させないために毎日できること

腰痛の原因や症状の状態によっても異なるのですが、一番大切なのことは気持ちに余裕を持って生活することだと考えています。

腰痛を改善しようとするあまり、自分の気持ちや体に無理をさせていることが結構あると思います。

腰を痛めると持久力や瞬発力が低下します。

以前と同じことをやろうとしては無理がかかってしまうのです。

腰痛があっても周りに合わせて頑張れるうちは良いかもしれません。

しかし、立って歩けない、仕事に行っても座っていられないという状態になれば、集中して治療に励まなければならなくなります。

こういった状況になるまで頑張りすぎないために、日々の生活で小休憩をこまめに入れる、深呼吸をして体をほぐす動作を取り入れましょう。

誰もがそうだと思いますが、休んでばかりいると周りの目が気になってしまいますよね。

しかし、腰痛を悪化させて家族の手を借りなければトイレやお風呂に入れないと言った状況や、長期で仕事を休んで入院することが度々起こると、「体調管理ができない人」と評価されてしまうことにつながってしまうでしょう。

周りに合わせることと同じくらい自分の体の状態に合った体力のペース配分ができる気持ちの余裕を持ちましょう。

運動する日を作って体力向上‼︎

腰痛を患うと横になることが増えます。

緩やかに筋力が低下していきます。

すると、いつの間にか体重が増えていたり、ちょっとしたことで風邪をひくと言った変化があらわれます。

筋力低下は代謝や体力そのものの低下につながります。

腰痛があると、細やかな動作や瞬発力を使う動作が辛くなります。

休みの日に球技や全身を使うダンスはレクレーションとしても楽しめるので魅力的ですが、腰を痛める動作も含まれているので実は腰痛持ちの方にはあまり向いていません。

自分のペースで全身運動ができる散歩や、プールで浮力を使った背泳ぎなどがおすすめです。

腰痛を抱えていると体調によっては運動を毎日続けるのは難しい時もあると思います。

ご自身がやっていて楽しい全身運動を週に数日からでもコンスタントに続けてみましょう。

全身を使いことで体力を維持することができ、病気や肥満を防ぐことで腰痛の悪化を防ぐことができます。

運動を頑張ったご褒美にお気に入りの入浴剤で筋肉の張りを和らげ、気分もリフレッシュして、上手に腰痛と付き合っていきましょう。

まとめ

筋肉や精神的な緊張は腰痛の大敵です。

そのどちらにも有効なのが入浴です。

適度に汗をかき、体を温めるので内臓の働きも良くなり、体全体が回復できます。

入浴の効果を高める入浴剤は腰痛持ちの強い味方です。

温泉の効能を目指した本格的な入浴剤から雰囲気を楽しむ入浴剤もあります。

その日の体調や気分でいろいろな効能の入浴剤を楽しみながら腰痛と上手に付き合っていきましょう。






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