リラックス効果が高い!抱き枕のメリットと選び方のポイント
寝る時には仰向けが楽な人もいますが、横向き寝の方が楽でリラックスできるという人もいます。
普通の枕は仰向けで寝る時にはベストですが、横向きだと高さが足りなかったり体に負担がかかったりしてしまいます。
横向きに寝る時にぴったりな枕が抱き枕です。
体を支えてくれて安眠しやすく、リラックス効果の高い抱き枕のメリットを紹介しましょう。
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体に負担がかかりにくい横向き寝
腰痛持ちの人は仰向けで寝てしまうと、腰やお尻周辺に集中して負荷がかかってしまいます。
腰痛を悪化場合もありますから、横向きに寝た方が腰への負担を減らせて、腰痛緩和に役立ってくれます。
他の寝姿勢よりも疲労回復効果が高く、熟睡しやすいという意見も多く、睡眠の質を高めるのに役立ってくれます。
中でも、右側を下にして横向きに寝ると、心臓に負担がかかりませんから血行がよくなって、体の不調を和らげてくれます。
自律神経のバランスを整えるサポートにもなり、リラックス効果が高くなります。
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体を支える抱き枕のメリット
横向き寝と相性がいいのが抱き枕です。
小さな子供や妊婦には愛用者が多いですが、じわじわと抱き枕人気が高まっています。
リラックス効果が高く安眠できる
横向きで抱き枕を体で抱えて寝ている姿勢は、胎児がお腹の中にいる時と同じ体勢になります。
人間がとても安心できるシムス体位と言ばれるもので、体中の緊張がほぐれてリラックス効果が高まってくれます。
体の様々な部位が枕に当たっていることで体を支えてくれて、体にかかる負荷を減らす効果も持っています。
シムス体位は意識していなくても自然とリラックスできる体勢ですから、自然と睡眠の質が高まってくれます。
夜中に目が覚めたり睡眠が浅くなったりするのを防止してくれて、安眠できるようになります。
心の緊張が和らいでストレス解消に
シムス体位は体の緊張をほぐして寝やすくしてくれるだけでなく、心のリラックス効果もあります。
体勢によるリラックス効果に加えて抱き枕のほどよい柔らかさと弾力で、心の疲れを和らげてくれます。
自律神経のバランスを整える作用がありますから、副交感神経が刺激されて心の安らぎを取り戻すことができます。
幸せホルモンのセロトニンがしっかり分泌されて、ストレス解消にも役立ってくれます。
体圧分散作用で体の不調を和らげる
仰向けに寝ていると、腰や肩、背中や首など、体圧が集中して負荷がかかりやすくなります。
横向きで抱き枕を使っている場合には、体圧が分散してくれますから、腰痛や肩こりが起こりにくくなります。
抱き枕が体をしっかり支えてくれて、腰や肩に集中して圧がかかるのを防いでくれます。
腰痛や肩こりなどが起きにくくなり、関節への負担を減らせますからひざ痛予防にもなります。
足もしっかり抱き枕にサポートされていて血液が全身をめぐりやすくなりますから、血行が妨げられません。
冷え性やむくみ改善にも効果がありますし、体内の疲労物質がしっかり流れてくれて、疲労回復にも役立ってくれます。
いびき防止にも役立つ
仰向けだと舌が奥の方に落ち込んでしまい、気道が狭くなって呼吸しにくくなりいびきをかいてしまいます。
抱き枕を使って横向きに寝ることで気道をしっかり確保することができますから、呼吸も楽になりいびき防止に役立ってくれます。
頭や首などを抱き枕がしっかり支えてくれますから、スムーズな呼吸をサポートしてくれて、寝苦しさを解消してくれます。
いびきをかきにくくなり呼吸も楽になりますから熟睡できて、健康維持にもなります。
抱き枕を選ぶ時のポイント
抱き枕も形や大きさ、素材など、様々なタイプのものがあります。
睡眠の質を高めるのに効果的なものを選ぶためにも、選び方のポイントを押さえておきましょう。
ベッドや体格に適した大きさや形のもの
オーソドックスなI型や円柱形のものから、かわいいぬいぐるみタイプのものまで、抱き枕の形は色んなものがあります。
基本的には自分が気に入ったデザインのものでかまいませんが、あまりデコボコが多くて複雑な形のものは睡眠を妨げてしまいます。
また、デザインにこったものほど価格も高くなりますから、価格や抱き付きやすさ、寝心地などを考えて選ぶようにしましょう。
小さすぎると体を支える効果が低く体に負担がかかりやすいですし、大きすぎると邪魔で寝るスペースが狭くなってしまいます。
小さすぎず自分の体格に合っていて、ベッドなどの大きさに合ったものがおすすめです。
快適で寝やすい素材のもの
抱き枕の素材にも様々なものがあり、ビーズやウレタン、綿など、素材によって感触が全く違います。
硬めのものからふわふわの柔らかいもの、弾力性に富んだものなど、それぞれ特徴があります。
硬さやフィット感などは人それぞれ好みがありますから、実際にお店で試してみて、快適で寝やすい素材のものがおすすめです。
腰痛や肩こりなどの体の不調を緩和したいなら、ウレタンなどの機能性の高いものがベストです。
ふわふわで肌触りのよさにこだわりたいなら、フェザーやコットンなどが向いています。
洗濯しやすく衛生的に保てるもの
汗や皮脂などで抱き枕も汚れてしまいますから、健康を守るためにも衛生的に保たなくてはいけません。
メンテナンスのしやすさを考えて、丸洗いできるタイプか、カバーが取り外し可能なタイプが良いでしょう。
汗や体温で温まると、枕の内部で雑菌が繁殖してしまって、健康にも影響を与えてしまいます。
常に清潔な抱き枕を使ってぐっすり眠るためにも、洗濯しやすいものを選ぶようにしましょう。
人気の高い抱き枕
実用性に優れていて、人気の高い抱き枕を紹介しましょう。
Relaxes プレミアム低反発抱き枕
低反発ウレタンが使われていて、体へのフィット感が高く最高の寝心地が得られます。
適度なクッション性と硬さがありますから、体へのサポート効果が高く、腰痛や肩こり防止などに役立ってくれます。
適度に沈み込んでくれてどんな体勢でも体にフィットしてくれて、寝返りも打ちやすくなっています。
カバーは取り外し可能で洗濯できますし、肌触りのいい素材ですから眠りが妨げられません。
ニトリ 頭も支えるビーズ抱き枕
P型タイプで頭を乗せられるようになっていますから、首が痛くなったり肩こりを起こしたりすることがありません。
長さも充分ですから全身をサポートしてくれて、体への負担を減らしてリラックス効果もあります。
素材はビーズタイプとポリエステルの綿タイプの2種類あり、ビーズの方が値段は高めです。
カバーは取り外し可能で様々なデザインがありますから、好みのものを見つけやすいです。
MOGU 気持ちいい抱きまくら
肌触りがとてもよく、安眠効果を引き上げてくれます。
カバーの素材は機能性に優れていて、吸水速乾性の高いスポーツウェアに使われているタイプです。
汗をしっかり吸い取ってくれて寝苦しさや不快感は全くなく、サラっとした使い心地です。
体圧分散効果も高いですから、体への負担をしっかり減らしてくれて、どんな寝姿勢でも楽に眠ることができます。
まとめ
健康な体を維持するために必要不可欠なのが睡眠です。
体への負担を和らげてくれて安眠効果を高めてくれる抱き枕で、リラックスできる寝方の横向き寝を実践してみましょう。
特に腰痛や肩こりなどの不調を抱えている人には向いていますから、体の不調を徐々に和らげてくれます。
抱き枕は色や形、大きさなど数え切れないほどたくさんありますから、お気に入りのものを見つけてください。